金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

日本百名山踏破費用は3百万円位?

2024年07月16日 | 
 先日山仲間のMさんから「百名山99座目利尻岳に登りました。9月に北アルプスの笠ヶ岳を登って百名山達成です」というメールが来ました。9月の笠ヶ岳には私も同行登山する予定です。
 ふと思いついたのは、百名山踏破にどれ位の費用がかかるのか?ということでした。費用は登山者の住んでいる場所、登山スタイル(山小屋泊かテント泊かなど)、一回の登山日数、自家用車利用の有無で大きく変わります。ここでは東京都在住、山小屋中心、一回4,5日の登山可能、自家用車利用可能ということで考えてみました。
 まず非常に大雑把な数字ですが、一つの山の平均登山費用2.5万円として、総額250万円と見当をつけました。
 次にAIに上記条件で概算を計算させました。AIは大雑把に登山所要日数200日、走行距離2万キロメートルとして、宿泊費用160万円、交通費70万円強の合計230万円強としました。宿泊費は@8,000円で計算していますが、現在山小屋の費用は一泊二食15,000円まで値上りしているので宿泊費はもう少し多く見積もる必要があります。
 次にインターネットで検索すると個別の山の登山費用を丁寧に計算したサイトに出会いました。https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=3156
それによると所要日数は173日で費用総額は268万円でした。
 一番費用がかかるのは、北海道の利尻岳で121,080円で、一番費用がかからないのは筑波山の3,850円でした。
 世の中には丁寧な仕事をしてくれる人がいるものだと感心しました。
 なお実際には天候不順などで最初の登山で登ることができず再挑戦などということも起きるので、百名山踏破には概算3百万円位かかると考えてよいでしょう。
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初夏の尾瀬を駆け抜けました

2024年07月07日 | 
 昨日(7月6日土曜日)朝6時に山の鼻の尾瀬ロッジを出発して、尾瀬沼から大清水に下りました。
 ロッジの朝ごはん(おにぎりと卵焼き、鶏のから揚げ、ソーセージなど)は、リュックに入れて、牛首で尾瀬の景色を楽しみながら頂きました。
 この時期尾瀬を代表する花はニッコウキスゲですが、アザミや菖蒲などもきれいですね。
下界は真夏日が続きますが、この日の尾瀬は曇りで暑さは感じませんでした。
尾瀬ヶ原のニッコウキスゲはまばらでした。
逆さ燧、池塘に映った燧ケ岳です。
料理の美味しさで有名になった尾瀬小屋です。ただし到着したのは8時前でしたのでコーヒー(400円)を頂きました。燧ケ岳の伏流水で淹れら美味しいコーヒーです。
次の絶景スポットは沼尻です。ここは尾瀬ヶ原から尾瀬沼に登りついたところです。9時36分到着

 尾瀬沼の湖畔でランチを食べて、11時16分三平峠着。12時9分一ノ瀬着。12時30分のシャトルバス(1,000円)で大清水へ。大清水1時発のバスで尾瀬戸倉へ。戸倉に留めていたマイカーで帰京しました。東京からの尾瀬登山はマイカーが便利ですね。ただしマイカーの欠点は登ったところに降りてくる必要があることです。交通手段の色々な組み合わせを考えるのも尾瀬登山の楽しみの一つですね。
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あじさいの山太平山でイノシシを見た

2024年06月23日 | 
 昨日(6月22日土曜日)は関東が梅雨入り宣言した翌日でした。
 山仲間と栃木の太平山(おおひらさん)にあじさい見物ハイキングに出かけました。栃木には池袋駅から日光行東武鉄道の特急に乗りました。
 9時前に栃木駅について、タクシー乗り場で15分ほどタクシーを待って、あじさい坂へ。その少し下の國學院まではバスも来ています。
 太平山神社に向かう約千段の石段の両脇にはあじさいが咲き乱れています。
あじさいは色とりどりですね。
少し登ると銭洗い弁天があり、5百円玉を洗って参道に戻るところで小さなイノシシを見かけました。一生懸命草を食べていて逃げる気配はありません。
太平山神社に参詣。
神社の右手から太平山山頂341mに続く山道を登っていきます。
山頂の手前に奥社がありました。祀られているのは天目一大神(あめのまひとつのかみ)です。
太平山から西の晃石山(てるいしやま)419mに縦走しました。
途中何カ所から眺望の良いところがあり、筑波山が見えました。
また尾根上のパラグライダーの出発点があり、パラグライダーが水田を上を舞っていました。

晃石山から急な登山道を降って山麓の大中寺を参詣しました。
ここの参道もあじさいがきれいですね

少し歩き疲れたので、タクシーを呼んで栃木の蔵の町に向かい、お蕎麦とビールで初夏のハイキングの打ち上げをしました。
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荒島岳と福井の旅(2)~荒島岳登山

2024年06月03日 | 
 福井の旅の2日目(6月1日)はメインの荒島岳(1,524m)登山の日です。天気は前日が雨で翌日も雨模様。この日だけが晴という絶好の登山日よりになりました。
 荒島岳と聞いても、登山愛好者以外では「知らない」という人が多いと思います。荒島岳は深田久弥の日本百名山の一つで、福井県ではこの山以外に百名山に選ばれている山はありません。私は百名山を巡礼する百名山教の信者ではありませんが、登る山を選ぶときに参考にはしています。
 今回北陸新幹線が敦賀まで延伸した機に一度福井の山を登ろうと思いたち、この荒島岳を選んだ訳です。
 荒島岳の登山口は幾つかありますが、我々は登山時間は少し長いけれど、勾配が緩やかな中出(なかんで)コースを選びました。
 大野市の宿から十数分で中出登山口駐車場に到着。ここからしばらく林道歩きが続きました。天気予報では晴ですが、雲が垂れ込めています。盆地ゆえ雲が滞留しやすいのでしょうか?
 6時50分に登山開始。9時30分シャクナゲ平到着。ここで勝原ルートと合流です。
シャクナゲ平から少し登ると「もちが壁」と呼ばれる急登が始まりました。急坂の手前に死亡事故多発という恐ろしそうな看板がありました。後で調べてみると積雪期に死亡につながる滑落事故があったそうですが、無雪期はビビるほどのことはないでしょう。しかし滑りやすい足場なので下りは要注意です。
11時荒島岳山頂到着。かすかに白山が見えました。
もちが壁の降りです。

「日本百名山」の中で深田久弥は「小荒島岳を経て主峰までの登りで、真黄に咲き溢れたウツギの花と、しきりに啼くホトトギスが印象的であった」と書いています。
ウツギの花は咲いていましたが、私が見た花は写真のようにピンクでした。また鳴き声が印象的だったのはウグイスでした。
時とともに山の木々や鳥の生態も変わっていくのかもしれませんね。
12時58分登りでは曇りで眺望がないので見送った小荒島岳に登ってみました。目の前に荒島岳が堂々とそびえていました。中出コースの良さは小荒島岳からの眺望でしょうね。
木々の間から大野盆地が見えました。黄色いところは麦畑です。
午後3時に駐車場に戻りました。標高15百メートルの山ですが、荒島岳は登りごたえのある山でした。


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涼を求めて奥多摩滝巡り~千足から馬頭刈山

2024年05月19日 | 
気温が高くなると、滝が恋しくなりますね。
昨日は奥多摩の滝を巡るハイキングを思いたち、千足から馬頭刈山を経て軍道(ぐんどう)へ下るコースを歩きました。
 JR武蔵五日市駅を8時40分に出る藤原行のバスに乗り、千足で下車。大きなザックを持った3人の若者も降りました。彼らは稜線上のつづら岩でロッククライミングを行うそうです。9時10分にバス停から舗装された急な林道歩きが始まります。9時33分に最初の滝・小天狗滝に到着。高さ7,8mの滝です。
10分ほど歩いて天狗滝に到着。高さは20mほどの滝です。南面しているので、明るく小さな滝つぼから全貌を眺めることができます。

天狗滝の右側の急斜面を登ると、植林された杉林に出ました。ここから次の綾滝までは、緩傾斜帯になっています。杉林を吹き抜ける風がさわやかですね。
綾滝は天狗滝より少し低く17~18mの滝です。
11時に稜線に到着。ところでころにツツジが咲いています。
12時馬頭刈山884m到着。山頂にはベンチがありました。ここで昼食。山頂からの眺望はありませんが、10分ほど下ると富士山が見える絶景ポイントがありました。
13時19分軍道バス停到着。この路線のバスは少ないので、バス便の多い十里木まで歩く覚悟をしていましたが運よく13時30分のバスに乗ることができました。武蔵五日市駅では通りを挟んだ迎え側の東京裏山という自転車レンタルなどをやっているお店でビールを頂きました。つまみにピクルスを頼みましたがこれが美味。汗をかいた後の酸味は美味しいですね。








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