金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

日本酒部会の発足は「みますや」から

2023年01月15日 | レストラン・飲み屋
昨日山仲間が日本酒部会を始めようというので神田のみますやに行った。午後5時の開店前から店の前には列ができていた。

太田和彦によるとみますやは東京で一番古い居酒屋だそうだ。
品書きも年季が入っている。

日本酒部会だが最初はビールという人が多い。ただしビールは駄目で最初から日本酒、という女性が一人いた。

発起人のSさんは注文上手で美味しいつまみが並んでいく。

居酒屋では注文したものが直ぐ出てくることが大事だ。昨今人手不足でオーダーしたものが中々出てこない飲食店が増えているが、みますやでは気持ちの良い程注文したおつまみが直ぐでてくる。
味良く量も手頃だ。
さすが居酒屋百名山の中でも役力士格の店である。




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幾つかの坂を越えてシンスケへ

2019年02月24日 | レストラン・飲み屋

山仲間と飲み会を湯島のシンスケですることになった。シンスケは太田和彦の「居酒屋百名山」に登場する老舗の居酒屋だ。

時間があるので顧問先がある竹橋から歩いていくことにした。

学士会館の前の東西の道を東に歩き、小川町の交差点にでた。このあたりは山やスキーの店が並び、アウトドア好きには覗いてみたい店が多い。小川町からは北に向かう。中央大学駿河台記念館にかけて緩い上り坂が続く。聖橋の手前で中央線を越える。

このあたりで行程の半分だ。聖橋を渡ると右手に湯島聖堂がある。

湯島聖堂の先は神田明神。神田明神から道はやや下り、清水坂下の交差点についた。

清水坂というと京都育ちの私としては「きよみずざか」と読みたいところだがここは「しみずざか」

清水坂の登りは少し急だ。坂の途中に洒落た珈琲店があり、やがてカップル向きのホテルがちらほらする。

また洒落た小料理屋の暖簾も目につくようになってきた。湯島が近い。

竹橋から聖橋にかけては学問の雰囲気が漂っていたが、湯島に近づくと柔らかな雰囲気が漂っている。

真っすぐ行って湯島天神の境内を抜けてシンスケに行くことも可能なようだが、やや遠回りなので坂を右に曲がってシンスケに向かった。

竹橋からシンスケまではゆっくり歩いて40分程度。小さな坂を幾つか越えていくちょっとした散歩だ。

本気で街歩きをするなら、ニコライ堂・湯島聖堂・神田明神・湯島神社など見るところは多いが、日が暮れているのでこの日は割愛。

ところで神田明神の御祭神の一柱は平将門で、湯島天神の御祭神は菅原道真だ。お二人は崇徳上皇と並んで平安時代の三大祟り神だ。

江戸の鬼門方向に二人の祟り神が祀られているのは何か意味があるのかしら?あるいは単なる偶然?などと考えている内にシンスケに着いた。

シンスケに入って一杯目のビールは本当に美味しかった。歳を重ねて自由な時間が増えると居酒屋探訪の前に少し街歩きをすると最高だ。

なおシンスケは上品なお店でガツンとくるような料理は少ない。それでも金曜日の夜は満席だった。

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目の前に東京タワーを見るラム肉グリルで夕食

2016年08月18日 | レストラン・飲み屋

最近東京タワーの人気が高まっている。夜は午後10時まで登ることができるようだ。

昨夜はその東京タワーを目の前にみるニュージーランドレストラン・Wakanuiで食事をした。

ラム肉は臭みがなくて柔らかい。

ちょっとボリュームがあり過ぎると感じたが。

Wakanuiとはニュージーランド語で肥沃の大地という意味だそうだ。

昨日の昼間は猛烈に暑く、東京砂漠という感じだったが夜になると風が出て涼しく感じた。

虚飾の大都会も夜のひと時肥沃さを感じさせた。

 

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山の翌日はワイフと地元のそば屋・進士へ

2015年09月25日 | レストラン・飲み屋

列車で出かける山旅の終わりは、「温泉と蕎麦で一杯」が定番コースになっているが、前回の黒部登山では平湯で温泉に入ったものの、松本では蕎麦を頂く時間がなかった。

数日家を空けていた引け目もあり、翌日(連休最終日)の昼はワイフと田無駅に近い蕎麦屋・進士http://loco.yahoo.co.jp/place/g-lJLo5MokL1o/に出かけた。

あまり美味いものがない田無近辺では多少気の利いた店なのだが、半年ほど前に行った時そばつゆの味が落ちていたので、しばらく足が遠のいていたが、山旅の締めくくりとして蕎麦を食べに行った次第だ。

進士の良いところは、蕎麦も天ぷらも量が多いことだ。都心には砂場など蕎麦の名店が多いが大体量が少ない。箸で4,5回手繰るとなくなるようでは腹がくちくなることはない。酒の後にはそれでも良いが昼飯には物足りない(2,3枚頼めば良いのだが結構な値段になる)。

その点進士の蕎麦は十分な量がある。また野菜天ぷら(500円)は一人前を二人で分けても十分な量がある。

「冷酒でも・・」と思ったがワイフが顔をしかめそうなので酒は夜に回すことにした。それに午後はスポーツクラブで少し走っておく、という計画もあった。山登りで疲れた足の筋肉を回復するには、翌日筋肉に少々強い刺激を与えた方が良いですよ、というトレーナーさんのアドバイスを私は割りに忠実に守っているのである。

この日のそばつゆの味は中々良かった。十分頂ける味である。もう少し頻繁に通って顔なじみになっても良いな、と思いながら外にでると陽射しが強かった。この連休中は本当に天気に恵まれていた。

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神田のスペイン風居酒屋で飲む

2014年10月09日 | レストラン・飲み屋

先日神田界隈で行われたある飲み会にでかけた。飲み会が始まる前に予定していた用事が終わり少し時間があったので、ぷらりと立ち寄ったのが神田駅西口にある「神田スペイン食堂Ala」という店だった。客は誰も入っていない(誰も入っていない店は入り難い)が、時間が早いのでままよ、と思って入り、ワインを飲みながら、タブレットで英語の旅行ガイドブックを読んでいたら、それを見た店長が「英語関係のお仕事ですか?」と話しかけてきた。

いや、違う。今月台湾の山を登りに行くが、日本語の適当なガイドブックがないのでLonley Planetを読んでいる・・・などとの話から店長(岩崎さんという)との話が進んだ。岩崎さんによると、この店は赤坂にある「スペインクラブAla」の姉妹店で、昨年12月にオープンしたという。岩崎さんは「自分はバルセロナに旅行関係の仕事で数年暮らしたことがある。」「山登りは好きで息子と白馬などに行ったこともあるが、ここしばらく仕事が忙しくて山に登っていない」などと色々話をしてくれた。その話は間合いが良く、心地良かった。

「これは中々良い居酒屋だな」と私は思った。居酒屋というのは一般的に日本では「ビールや日本酒を中心に酒類を主に提供し、気の利いたつまみを出す」飲食店ということなのだろうが、私は「客の様子を見ながら肩の凝らない軽い話ができるマスター(あるいはおかみさん)がいる店」が一つの重要なポイントだと考えている。

だから私の定義では、アルバイト店員が端末片手に注文を聞いて回るチェーン店のような店は「飲み屋」ではあっても、居酒屋ではないことになる(無論勝手な定義だが)。

スペインで居酒屋に該当するのがbar(バル)だ。シエスタの風習が残っているスペインでは、レストランのディナー時間は早くても午後8時だが、Barはもう少し前に開いている。スペインを旅した時は、バルで小皿料理を摘まみながらワインを飲んでレストランが開くのを待っていた記憶がある。

バルには話を聞けば面白そうなマスターがいたが、こちらはスペイン語をほとんど解さないことが分ったマスターは、必要最小限のことしか話かけてこなかったが。

外国語が自由であれば、異国の居酒屋巡りは楽しいだろう。もっとも国によっては「居酒屋」文化がないところも多い。11月には2週間ほどネパールに出かける予定だが、大半が村々のロッジ泊まりである。ロッジではビール位は飲むことができるが、村に居酒屋は皆無だ。恐らく村人は自家製の焼酎(ロキシー)を時たま家で飲む程度であろうから居酒屋が育つ余地はない。

居酒屋文化はちょっとした贅沢の産物である。

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