金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

秋葉原の赤津加で山仲間と一献

2024年12月11日 | レストラン・飲み屋
昨日某講演会で山仲間のYさんと偶然一緒になったので、講演会場(大手町)のカフェバーでビールを飲んだ後、太田和彦の居酒屋百名山の店に行こうということになった。近いということで秋葉原の赤津加を選び、予約の可否を電話で聞くと予約席は満席だがカウンターなら開店(5時)時にくると座れると思うという返事。開店直後に駆けつけるとカウンターに座ることができた。ビールは飲んでいるので日本酒から。ここのお酒は菊正宗だ。太田和彦さんは「今やうまい酒はあまたあるが、東京神田の古い酒は戦前の高級酒の代名詞、灘の菊正宗でなければならない。」と書いている。

昨日は菊正宗の冷や酒にかき揚げが良くあった。切りのよいところで店をでると、表通りにはガールズバーの女性たちが並び、賑やかな音楽が流れていた。赤津加は別世界だったのだ。

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海底撈火鍋、中国パワーあふれる鍋の店

2024年12月07日 | レストラン・飲み屋
 昨日日本語を教えている若い中国人に誘われて、新宿の海底撈火鍋に行きました。お客の8割は中国人でスタッフも中国人が多いお店です。鍋のスープは数種類の中から選んで1つ、2つ、4つに分けていれることができるようです。私たちは辛口とマイルドなトマト味を選択しました。鍋に入れる肉、魚、野菜、豆腐などは好きなものを個別にタブレットからオーダーする仕組みです。
 つまりスープから鍋の中身までオーダーメードです。
「カンフー麵」という麺を注文するとお店の人が小麦粉の塊を麺に伸ばすパフォーマンスを見せてくれました。
若い中国人が食べきれないほど肉など具材を頼んだ上、辛口スープが本当に辛くて汗をかきました。
具材はロボットが運んできます。

90分の食事時間を終えて出口に向かうと大勢の人が並んで待っていました。
とても人気のある店なのですね。一緒にいった中国人に聞くと中国人の留学生などがよく来ているとか。
活気あふれる店で中国パワーを実感しました。若いと行きたくなる店でしょうが、少量の料理でじっくりお酒を味わいたいおじさんには少しヘビーな店でしたが。


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リカーマウンテン、場違いな立地でうまくいくのか?

2024年12月06日 | レストラン・飲み屋
私の近所で先月高級酒を販売するリカーマウンテンが開店した。

少し前まで宮脇書店があった場所だ。販売不振の本屋の後を高級酒屋が襲ったわけだが、近所では先行きを心配する声が聞かれる。実は私も高級酒店の見通しは暗いと見ている。
理由は簡単だ。つまり店舗から徒歩または自転車圏内は比較的所得が低い世帯が多くお酒は飲んでも、高いワインやウイスキーを買う消費者は極めて少ない。かなり広い駐車場があるので、車で来る人を取り込むことは可能だが、それもあまり現実的ではないだろう。というのはワインなどはそれに合う食材と合わせてパーティーのようなスタイルで楽しむのに向いている。と考えると百貨店などで食品と一緒に買う人が多いだろう。
私の見立てが当たっているかどうかさばらく様子をみたい。

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日本酒部会の発足は「みますや」から

2023年01月15日 | レストラン・飲み屋
昨日山仲間が日本酒部会を始めようというので神田のみますやに行った。午後5時の開店前から店の前には列ができていた。

太田和彦によるとみますやは東京で一番古い居酒屋だそうだ。
品書きも年季が入っている。

日本酒部会だが最初はビールという人が多い。ただしビールは駄目で最初から日本酒、という女性が一人いた。

発起人のSさんは注文上手で美味しいつまみが並んでいく。

居酒屋では注文したものが直ぐ出てくることが大事だ。昨今人手不足でオーダーしたものが中々出てこない飲食店が増えているが、みますやでは気持ちの良い程注文したおつまみが直ぐでてくる。
味良く量も手頃だ。
さすが居酒屋百名山の中でも役力士格の店である。




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幾つかの坂を越えてシンスケへ

2019年02月24日 | レストラン・飲み屋

山仲間と飲み会を湯島のシンスケですることになった。シンスケは太田和彦の「居酒屋百名山」に登場する老舗の居酒屋だ。

時間があるので顧問先がある竹橋から歩いていくことにした。

学士会館の前の東西の道を東に歩き、小川町の交差点にでた。このあたりは山やスキーの店が並び、アウトドア好きには覗いてみたい店が多い。小川町からは北に向かう。中央大学駿河台記念館にかけて緩い上り坂が続く。聖橋の手前で中央線を越える。

このあたりで行程の半分だ。聖橋を渡ると右手に湯島聖堂がある。

湯島聖堂の先は神田明神。神田明神から道はやや下り、清水坂下の交差点についた。

清水坂というと京都育ちの私としては「きよみずざか」と読みたいところだがここは「しみずざか」

清水坂の登りは少し急だ。坂の途中に洒落た珈琲店があり、やがてカップル向きのホテルがちらほらする。

また洒落た小料理屋の暖簾も目につくようになってきた。湯島が近い。

竹橋から聖橋にかけては学問の雰囲気が漂っていたが、湯島に近づくと柔らかな雰囲気が漂っている。

真っすぐ行って湯島天神の境内を抜けてシンスケに行くことも可能なようだが、やや遠回りなので坂を右に曲がってシンスケに向かった。

竹橋からシンスケまではゆっくり歩いて40分程度。小さな坂を幾つか越えていくちょっとした散歩だ。

本気で街歩きをするなら、ニコライ堂・湯島聖堂・神田明神・湯島神社など見るところは多いが、日が暮れているのでこの日は割愛。

ところで神田明神の御祭神の一柱は平将門で、湯島天神の御祭神は菅原道真だ。お二人は崇徳上皇と並んで平安時代の三大祟り神だ。

江戸の鬼門方向に二人の祟り神が祀られているのは何か意味があるのかしら?あるいは単なる偶然?などと考えている内にシンスケに着いた。

シンスケに入って一杯目のビールは本当に美味しかった。歳を重ねて自由な時間が増えると居酒屋探訪の前に少し街歩きをすると最高だ。

なおシンスケは上品なお店でガツンとくるような料理は少ない。それでも金曜日の夜は満席だった。

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