金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ChatGPTで連立方程式を解く。英語では正解、日本語では不正解

2023年02月28日 | デジタル・インターネット
 ふとChatGPTが子どもや学生たちの宿題を片付けるのにどれ位役に立つか?を試したくなり、簡単な連立方程式を与えてみた。
 与えたのは2x+3y=13 , y-x=1 という極めて簡単なもの。
 プロンプト(命令)を英語で書くと、y=x+1をyに代入して、瞬時にx=2,y=3という正解を出したが、日本語でプロンプトを書くとカッコ()内の変数への掛け算の誤りがあり、正解を得ることができなかった。
 これはおそらく日本語版のChatGPTがトレーニング不足(チューニングを含めて)のため、正解に至らなかったのだろう。
少なくとも英語版ChatGPTは簡単な数学の問題を解く能力は持っている。うまく使うと宿題を片付ける上で子どもたちが楽ができそうだ。
もっとも答が正しいかどうか検算する必要が当面あるかもしれないが・・・
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ビューカードの利用明細(郵送)の有料化連絡。急いでweb明細に切り替え

2023年02月28日 | デジタル・インターネット
 クレジットカードの利用明細のweb化は2年ほど前から進んでいますね。私も自分の利用明細は総てweb化していますが、家内のビューカードだけはweb化していませんでした。家内のビューカードはSuica一体型でSuicaチャージ以外には使っていません。コロナ騒動以降家内はほとんどSuicaへのチャージがほとんどなかったので、利用明細が郵送されてくることがほとんどなかったのです。
 ところが先日送られてきた利用明細に来月から1件当たり99円の交付手数料を取ると書いてあるではありませんか。手数料免除の条件として、1947年以前にお生まれの人やゴールドプラスカードの人などとありますが、残念ながら該当しません。
 そこで慌てて郵送停止の手続きをwebで行ったのですが、これに少し手間がかかりました。というのは家内はweb明細の登録はしているのですが、使ったことがないので、アカウント名を忘れていたのですね。
 利用明細をwebで見るには、カード番号やメールアドレスの他にアカウント名を登録する必要があるのです。だがこれはどう考えても屋上屋根を重ねるようなもの。たとえばアマゾンの手続きはメールアドレスだけで済みますし、本人認証を強化する場合は携帯電話にショートメッセージが届く場合があります。
 これに較べて日本のクレジットカードなどでは、アカウント名の作成を求められることが多いと思いますね。
 高齢化が進む時代。覚えることはできるだけ減らすのが、ユーザにとってもサービス提供者にとっても重要な課題と思うのですが、いかがなものでしょう?
 ここで思い出したサラリーマン川柳を一句。
「デジタル化しますと紙で通知」
会社の中でデジタル化をすると通知しても中々進まないものです。
しかしたとえ99円でもお金がかかります、ということになると一生懸命デジタル化に取り組むのが人というものです。
 どうも人は「お金を貰える」からデジタル化に取り組むというより「お金を取られるのが嫌だ」からデジタル化に取り組むという傾向が強いですね。
 これは行動経済学の知見からも証明できると思います。
 政府が本気でデジタル化を進めるなら、このホラーストーリーを使うのが手かもしれませんね。

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「センス・オブ・ワンダー」を楽しむツリー・ラン・スキー

2023年02月27日 | うんちく・小ネタ
 今日届いたモンベルの会員誌OUTWARDに載っていた対談記事「受け継がれる生命」。対談者は生物学者の福岡伸一氏とモンベル代表の辰野勇氏だ。
 この対談のキーワードは「センス・オブ・ワンダー」だ。この言葉は「自然の不思議さに目を見張るような感性」を米国の生物学者レイチェル・カーソンが表現したものだ、と福岡さんは言う。
 これを受けて辰野さんは、「ハインリッヒ・ハラ―の『白い蜘蛛」の一説を読んだことでアイガー北壁に心惹かれ、それがセンス・オブ・ワンダーとなった」と述べている。
 二人に対談記事を読んでいると福岡さんの場合は小学校時代のアゲハチョウ観察が最初のセンス・オブ・ワンダーとして、原点となり、辰野さんの場合は先人の登山本が登山への関心の原点となった。
 そして二人は時々それぞれの原点に立ち戻りながら人生を生きていく。
 福岡さんはこのことを「令和の人生100年時代、いつでも自分の原点に立ち戻り、みずみずしい感覚で、後半の人生を生きていくことの素晴らしさを感じました」と結んでいる。
 この対談記事を読んで、私のセンス・オブ・ワンダーの一つの原点は雪が降り積もった林の中だと思った。
 一番初めに雪が降り積もった林を経験したのは、4,5歳の頃、叔父が鶴居村で営んでいた牧場に冬に馬橇で行った時のことだ。何かのはずみで私は橇から転落し、ふわふわの雪の上に落ちたことを覚えている。
私は抱き上げてくれた叔父の腕の中でニコニコしていたそうだ。
その時雪は柔らかいものだという印象を持ったことを微かに覚えている。
 その印象が私のセンス・オブ・ワンダーになった。
 この歳になっても、スキーを履いて樹林の中を滑ると生き生きした気分になるのは雪との幼児体験を思い出すからだろう。
 そしてその体験はどこかで北の大地を開墾した祖父母の経験に繋がっているので雪の樹林に入るとみずみずしい感覚を覚えるのかもしれない。
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盛岡で感じたホテル・飲食店の人手不足

2023年02月26日 | うんちく・小ネタ
 先週スキーで盛岡に近い安比高原スキー場に行き、帰りにJR盛岡駅で軽く飲んで帰京しました。
 この旅で感じたことはホテルや飲食店の人手不足です。
 ホテルではスキーヤーの荷物を預かるクロークの人手や焼き肉レストランのウエイターさんの人手が足りなく、かなりサービスレベルが落ちていると感じました。
 また盛岡駅では入ろうと思った店で料理人さんが不足していてお待たせすることになるから、入るのを見合わせて欲しいと言われました。
 これが偶々の現象なのかどうかは分かりませんが、飲食店などサービス業の人手不足が目につくようになってきましたね。
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安比高原、施設と食事は良いが運営は今一つ

2023年02月26日 | 旅行
先週岩手県の安比高原スキー場にスキーに行ってきました。安比高原は蔵王と並び東北を代表するスキー場です。泊まったのはスキー場に直結したANAクラウンプラザリゾート安比高原です。料金は幹事さん任せでどんぶり勘定で支払いましたので、細かいことは分かりませんが、2泊3日朝夕二食付き+夕食時のアルコール代で3.5万円でした(5人一部屋)。朝夕の食事は豪勢で特に2日目の夕食に食べた焼き肉は美味でした。そう考えると宿泊代はお値打ちといえるでしょう。また部屋の清潔さ、アメニティの充実度、巡回バスで行った白樺の湯という規模の大きな温泉も良かったです。
下の写真は朝部屋の窓から撮った写真です。駐車場に車が点在し、施設の規模の大きさが分かります。
施設は立派なのですが、人手不足なのかホテルフロントや荷物を預けるクロークでかなり待たされました。スタッフの確保や訓練等オペレーション面の改善が望まれますね。
 安比高原スキー場についていうと、広大なスロープに比してスキーヤー・ボーダーが少ないので気持ち良く滑ることができました。
 安比高原スキー場に注文をつけるとすれば、「ツリーランコースを充実し、海外のアクティブなスキーヤー・ボーダーを呼び込む努力をしてほしい」ということです。
 海外からのスキーヤー・ボーダーが増えると、スキー場が混雑するという問題はありますが、スキー客が増えて収入が増えないと施設の安定運営に齟齬をきたすという問題があります。
 岩手山を始め東北の名峰を見ながらスキーを楽しむことができる安比高原。
 魅力を高めて内外のスキーヤー・ボーダーを呼び込んで欲しいと思いました。






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