金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

お見舞いの言葉、深謝します

2012年01月29日 | 健康・病気
昨日、急性前立腺炎で入院したとブログに書いたところ、noutoriさんやhikoさんからお見舞いの言葉を頂きました。ありがとうございました。現在のところ、点滴で投入された抗生物質が菌と戦っている最中ですが、敵もさるもの。熱が中々下がりません。ボルタレンという座薬で熱を抑えています。
今スマホでブログを書きながら、感じているのですが、4年前に入院した時は移動端末を持っておらず、隔離感を感じました。ですが今はメール、ブログ、facebook等を利用すると連絡が取れるので助かります。
evernoteというソフトにも助けられました。とにかく、予定や連絡事項等メールで来たものも、ワード、PDF あるいは手書きメモの写真も丸飲みしてくれるからです。
テレビも地デジ対応で良くなりました。コンテンツはパッとしませんが。

でも何よりも有難いのは、ワイフが小まめに面倒を見てくれることです。こちらも愛想を尽かされないよう自制心を働かせている積もりですが。(-_-;)

変わるもの、変わらないものを勉強する入院生活です。



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原因不明の高熱に翻弄されました

2012年01月28日 | インポート
今週火曜日に38度を超える熱が出ました。風邪かインフルエンザを疑うべきですが、咳も喉の痛みもありません。これは何かあるな?近所のクリニックでは無理だな、と思い地元の総合病 院にしました。でも朝から長く待って、お医者さんが下した処方は"頓服"でした。"しばらく様子をみましょう。熱が高くなれば飲んでください"ということです。 しかし2日経っても熱は下がりません。その内少し頻繁におしっこに行くようになりました。そこで再び同じ総合病院に行き、診療科は内科でしたが"頻尿"のことを伝えました。 それで"尿検査"が行われて"ホシは泌尿器にあり"となった訳です。でも内科の先生はその間も"インフルエンザの検査をしよう。肺炎の可能性もあるからレントゲンも撮ろう"と次々指示を出されます。結局それらはホシではなく、泌尿器科に行って急性前立腺炎と診断され、一週間ほど入院することとなりました。

高熱から直ぐに急性前立腺炎と診断することは無理ですが、風邪と考えにくい高熱については、最初の段階で血液検査か尿検査をして欲しかったなぁ、と感じています。 あるいはその段階での検査は患 者 が求めるものだったのでしょうか?
いずれにしても、これは原因不明の高熱ではなく、基本調査不足の高熱だったようです。


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休暇に小うるさい上司には「ポジティブオフ」で対抗

2012年01月23日 | うんちく・小ネタ

今日の日経新聞に「ポジティブ・オフ」を推進しようという広告が出ていた。ポジティブ・オフとは観光庁が提唱して、内閣府・厚生労働省・経済産業省が後押しする運動で「積極的に休暇を酢得して外出や旅行を楽しもう」という運動だ。http://www.mlit.go.jp/kankocho/positive-off/about.html

ポジティブ・オフpositive offというのは、和製英語である。英米人に通じる英語では何というべきなのだろうか? Vacationとでもいうのだろうか?というか英米人に取って「有給休暇は目一杯取って楽しくあるいは自分に有意義に使う」というのが、基本的な考え方なのでわざわざポジティブ・オフなどと言わなくても良いのだろう。

ポジティブ・オフの反対概念は「消極的に取る休み」つまり病欠のようなものだ。こちらにはsick leaveという英語が対応する。

日本では(何て大袈裟に書き出したけれど、私の会社もそうですが)、有給休暇の取得を申請する時「理由」を記入する欄があることが多い。大抵の人は「理由」に「私用」と書いてくる。これは日常会話の中で「どこへお出かけですか?」「ちょっとそこまで」というやり取りを行なっているのと同じで、意味のある回答にはなっていない。だがこの項目は休みを取る理由までは立ち入らないけれど「用事のための休みなら良いけど遊びのための休みは困る」という会社の意思を暗示してるようだ。

一般に風邪を引いて休むと同情される。しかし風邪を引かない丈夫な体を作るために休みを取って山に行ったりスキーに行ったりすると余り良い顔をしないのが職場の雰囲気というものだ。

だがそんな雰囲気を変えようという企業がポジティブ・オフ運動に賛同している。ホームページによると現在協賛している企業・団体の数は108だ。レジャーで潤うJR系各社やセブンイレブンなどが協賛し、銀行などお堅い企業が入っていないのは予想のとおりだ。ただ金融系では第一生命が協賛企業に入っているのが目についた。

うがった見方をすると「ポジティブオフを取る」→「被保険者が健康になる」→「保険事故が減るまたは先送りされる」→「保険金の支払が減る」から運動に協賛しているのかもしれないが。

でもハッキリしていることは、休みを積極的にとって楽しい生活を送ることが健康促進に資するし、ポジティブ・シンキングにつながるということだ。

協賛企業の社員でない人も休みを取る時は「遊びのため」と書いて堂々と休みましょう。それがまずポジティブ・オフ運動推進の第一歩です。

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Always三丁目の夕日'64、まぁ楽しかったです

2012年01月23日 | 映画

昨日(1月22日日曜日)僅かに風邪の気配を感じながらも、前日からの約束なのでワイフと武蔵村山のワーナーマイカルに「Always三丁目の夕日'64」を観に行った。シリーズの最初の年代設定は1958年だったから6年の歳月が流れた。今回の映画は二つのイベントで構成されている。一つは自動車修理工場で働いている堀北真希演じる六子の結婚。もう一つは売れない作家に養われてきた淳之介が吉岡秀隆演じる売れない作家の元を離れることだ。

そこにあるのは「育ての親」と「育てられた子」の強い親愛の情だ。それをもっとしんみりと描くこともできるのだろうが、映画では堤真一演じる工場オーナーの大袈裟でコミカルなタッチなどでさらりと流していく。

またテーマとしては「本当の幸せとは何だろう」ということが語られている。六子と結婚することになった森山未来演じる青年医師は地位やお金を求めることなく、貧しい人に無償診療を行なうことに人生の意味を見いだしている。

結構重たいテーマなんだけれど、これもさらりと流されている。楽しい中にちょっと考えさせられるところもある・・・という映画だった。

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運動がなぜ病気の予防に役立つか?

2012年01月21日 | 健康・病気

1月21日土曜日朝から雨。ジムに出かけようかどうしようかと迷いながら、インターネットでエコノミスト誌を眺めていたら、「運動がなぜ健康に良いかが分かり始めた」という記事が出ていた。

記事はネイチャー誌に最近発表されたテキサス南西メディカルセンターのLevine教授の研究を取り上げている。同教授は「運動は少なくともある程度はオートファジー(自食作用)を促進することで健康促進に貢献する」という理論を実証しようとしている。

オートファジー(自食作用)というのは、細胞が自らのタンパク質を分解してしまうことで古くから知られていた。その起源は自食することで、外部から栄養源を摂取できない時にエネルギー源を補給したことにあると考えられている。

現在ではこの自食作用はバクテリア感染に対する対抗措置や神経細胞の障害を遅らせる上で効果があることが知られている。

アルツハイマー病の一つの原因は細胞内構造物でエネルギー供給源となるミトコンドリアの過剰分裂がシナプス(神経細胞の伝達部)に障害をもたらすことだと考えられている。ミトコンドリアの中でグルコースと酸素が反応してエネルギーを放出するが、しばしば遊離基という酸化した微粒子を生み出す。これが老化現象を引き起こすもとだと考えられている。

だからシナプスに障害をもたらす等老化の原因となる傷ついたミトコンドリアを自食作用で減らすことが老化防止に役立つと考えられる訳だ。

Levine教授の実験ではネズミをトレッドミルの上で30分間走らせたところ、自食作用の過程で形成される自食胞(オートファゴソーム)が増えていることが分かった。

この実験で運動が自食作用を促進する可能性が高いことは分かったが、自食作用が寿命を延ばす効果があるかどうかについては研究チームの次の目標だ。だがネズミのように寿命の短い動物を使った実験でも老化に関する実験は長い時間を要する。

運動による自食作用促進が健康維持や老化防止に役立つという説の正しさが学問的に実証されるのを待っているとその間にも老化が進みそうだ。

エコノミスト誌の記事には自らトレッドミル(ランニングマシン)で走っているLevine教授の写真が載っていた。

さあ、冷たい雨が降っているけれど私もジムに出かけて小1時間走ってみよう。

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