金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

今年の瑞牆山にはほとんど雪はありませんでした

2024年12月30日 | 
 私たちの山の会でやっている恒例の年末登山。関東から甲信越の天気が良さそうな地域の山に一泊二日で登っています。
 去年は金峰山で今年はその隣の瑞牆山2,230mにしました。 
 瑞牆山には冬山を含めて5,6回登っているのですが、何時来ても良い山です。
 前回冬に登った時はしっかり雪がありましたが、今年はほとんど雪はなく、雨が降らなかったこともあり、氷の滝も発達していませんでした。その小さな滝で若い人は遊んでいました。
 
登山途中に富士山の秀麗な姿を見ました。

騒々しい一年の終わりに四海太平を祈りました。

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ロースターでお手軽燻製です

2024年12月28日 | 燻製
久しぶりに燻製を作りました。今日これから山仲間と秩父の瑞牆山荘に集まるのでワインのおつまみにしようと思います。
以前は年末になるとよく庭で燻製を作っていました。
色々な食材を風乾して水分を飛ばしてから燻製すると美味しいお酒のおつまみになります。私が住んでいる多摩地方は冬になると空気が乾くので燻製作りに適しているのですね。
しかし次第に寒い中ので作業が面倒になり、今ではパナソニックのロースターを使ってお手軽に燻製を作っています。それなりに美味しいですよ。
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65歳超人口の増加がアメリカの金融界に与えるインパクト

2024年12月28日 | 投資
 アメリカは定年がない国である。年齢による強制的な退職は、差別と考えられているからだ。しかし実際上は公的年金が支給される62歳から公的年金がフルに支給される66歳(生まれた年により若干異なる)の間で退職する人が多いようだ。また最近は平均退職年齢は伸びる傾向にある。そのようなことから国連が高齢者の基準としている65歳が退職年齢の基準と考えてよいだろう。
 その65歳人口がここ数年ピークを迎え、それが金融界に影響を与えるという記事がWSJに出ていた。記事のタイトルはWhat the record wave of new 65-year-olds means for Wall Streetだ。
 記事によると2024年から2027年の間で毎年410万人以上が65歳を迎えるという。これをPeak 65 zoneと呼んでいる。
 記事は「金融サービス業にとって、退職するということは、人々が働かないことで失う収入を穴埋めするために高利回りが期待できる投資への需要が高まる可能性がたかい」と述べる。
 そしてそれは個人年金の販売額拡大につながっていると記事は述べる。
「生命保険市場調査会社ウィンクによると、2022年の米国の個人年金売上高は3千億ドル未満だった。2024年の売上高は4千5百億ドル、2025年には5千2百億ドルを超えると予想される」
ウィンクの社長は「金利が魅力的であり、市場が上昇傾向にある限り、年金の販売は好調に推移するだろう」と述べている。
 このような退職者の貯蓄傾向の変化は、個人の資産が銀行から保険会社にシフトし、保険会社と連携する資産運用会社の手に委ねられる可能性が高いことを示唆している。

 ★    ★    ★
この話を我々の資産運用の点から見ると次のようなことが言えるだろう。
・アメリカの個人資金は、リスク資産へのシフトが続くだろう。ただし総てが株式や国債など市場性の高い運用ではなく、一部は代替資産運用に向かう可能性はある。とはいえここ数年アメリカの株式市場に個人資金の流入が続くという可能性は、米国株式市場の底堅さを裏打ちしている。
・個人年金を取り扱う生命保険会社の株価動向には注目。

 記事はネガティブ面にも言及していた。それは高齢者のクレジットカード負債の増加など高齢化に伴う返済リスク上昇だ。
 この問題は頭の隅に置いておかないといけないが、トータルで見ると、Peak 65問題は少なくとも米国株には、プラス材料であり、それについていける日本人にもプラス材料だろうと私は考えている。




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バスの運転手不足問題、身近に迫る

2024年12月26日 | うんちく・小ネタ
時々利用する定期バスの本数が減り、バスの運転手不足問題を身近に感じています。


バスの運転手不足問題は、日本だけでなく、世界的な問題です。その原因を端的にいうと、運転手の高齢化が進み定年退職者が増えているけれど、若年者の就職者が少なく人手不足が恒常化しつつあるということです。この問題の解消には、「給与水準の向上と労働環境の改善」に加え、自動運転バスの導入やAIを活用した運行管理システムの導入が必要です。
ユーザー側としても、バス路線のスリム化(平行して走る路線を減らす)などに協力する必要があるでしょう。そのためには、運転手不足や路線ごとの採算状況を、自治体、ユーザーと共有して最適解を探すような手法が必要ではないでしょうか?


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年賀状を止める文案をAIに作らせてみました

2024年12月25日 | うんちく・小ネタ
 この年末は一切年賀状を書きませんでした。2,3年前から年賀状は減らしてきたのですが、先輩などこちらから年賀状を止めると言い出すのに抵抗があった先には年賀状を出し続けてきましたが、来春頂いた年賀状にご挨拶を書いてお終いにする予定です。
 年賀状を止める理由はいくつかあります。
 第一の理由は、日頃からフェイスブックやLINEで連絡を取り合っている仲間には、わざわざ紙の年賀状を出す必要がないことです。
 第二の理由は、虚礼廃止です。惰性で年賀状をやり取りするのはもう止めても良いと思いました。
 第三の理由は、経費削減です。
★   ★   ★
 年賀状を頂いた方に出す最後の年賀状の添え書きを当方の年齢を開示してAIに作らせてみました。
 最初はChatGPTに作らせたのですが、紋切り型であまり感心しません。次にGemini2.0 Flashに作らせました。こちらは数例出してきました。
 その中で一番ピンときたのが次の文例です。
「新年おめでとうございます
心のこもった年賀状ありがとうございました。大変恐縮ですが本年をもちまして年賀状でのご挨拶はご容赦ください。今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。」
 AIは「高齢により年賀状を止める」など年賀状を止める理由を書いた方が良い場合もあると示唆していましたが、「山は登ることができても年賀状の一つも書けないのか」と小言を言われる可能性があるので、高齢を理由とすることはやめました。結局年賀状を止める理由は明示せず、お察しくださいということになりそうです。
 AIが作った文章を丸写しする積もりはありませんが、大変参考になりました。
 
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