先週出かけたカナダ・バンフ・トレッキングについてまず予算の話から始めます。
【航空券】
バンフに近い(車で1.5時間)カルガリーまでは毎日成田からエア・カナダの直行便が出ています(成田発16:00)。
今回エコノミークラスのチケットをExpediaで予約しました。
フライト料金は114,000円、税及びサービス料が29,280円で合計143,280円でした(大人往復)。
【ホテル】
今回泊まったのは、バンフの中心街からは外れたBanff Rocky Moutain Resortというホテルです。
部屋代はツインベッドで一泊219ドル+税金11.2%。朝食は含まれず、ホテルでその都度払いました(部屋付けは可能です)。
朝食は量が多いので、夫婦2人で一人前をシェアすることもありました。シェアすれば一人当たり10ドル強です。
ホテルからバンフ中心街までは送迎シャトルバス(無料)が1時間に1本ありました。
またタクシーを使うこともありましたが、6人乗りタクシーで13,4ドル(チップ込)です。
ホテルはキャスケードマウンティンを真ん前に見る風光明媚な場所にあります。鹿などの野生動物に出会うこともあるという話でしたが、今回はリスしか見ることはありませんでした。
【現地旅行会社】
今回は日本人の方が経営するBanff Top Toursという現地旅行会社を使いました。
総勢12名のツアーでしたので、空港・ホテルの送迎は車2台使いました。1台580ドル+ガイドチップ20ドル+駐車料金35ドル(迎車の場合)です。
【トレッキング・観光ツアー】
今回男性組は4-5時間のハイキング、奥様連中は車での観光旅行に分けました。1日ガイド1名+車1台で800~900ドル(一人当たりにすると67~75ドル)が基本料金で、他に弁当代10ドル程度とガイドさんへのチップ35ドルがかかりました。
またコロンビア大氷原観光は雪上車54.95ドル、スカイウォーク29.95ドルが別途かかりました。
ホテル宿泊料+ツアー料金合計一人当たり1,157ドルを事前にBanff Top Toursに送金しました。
送金した時に較べると旅行時は10円近く円高になっていましたので、ちょっと残念。
【夕食】
夕食はダウンタウンのレストランで食べました。
カナダ料理のMelissaやステーキのBumpers Beef House、中華料理のSilver Dragonなどで食べましたが、料金は不思議なことに一人当たり5-60ドル(アルコール+チップ)でほぼ同じでした。ツアー仲間は酒豪が揃っていましたので、お酒が進みましたが、余り飲まないともう少し安くなります。
【まとめ】
以上をまとめますと、総旅行代金は一人約30万円になりました。文明国の旅はネパール・トレッキングに較べるとやはり高いですね。
なお安く上げる方法としては、「レンタカーを利用して、ガイドは使わない」という手はあります。海外での運転に慣れていることが前提ですが。若い時の旅であれば、恐らくそうしたでしょう。
しかし歳をとって、慣れない外国で道迷いをしながらドライブをするのは少し辛い。
楽をしながら、ベテランガイドさんから山や湖の説明を聞き、楽しい旅をするという意味では、今回のアレンジは大変リーズナブルだったと思います。
Banff Top Toursさんは良い旅行会社だったと思います。
なおバンフ近郊には、登山やバックカントリースキーを専門にガイドするYamnuska Mountain Adventuresという会社があることを同行したガイドさんから聞きました。
今回のトレッキングは、お遊びでしたが、もしもうちょっとハードな山登りをする機会があれば(年なのでないかもしれませんが (笑))、頼りになるガイドさんがいると思いました。
バンフには色々なアトラクションがあります。一泊7~8百ドル出すと、古城のような豪華なホテルに泊まることもできますし、乗馬・カヌー・サイクリング・ゴルフと遊びにはことかきません。第一級のリゾート地ですね。