ネパールの生態学研究者から来た「過疎化に関する簡単な見解」を翻訳する必要が発生したので「グーグル翻訳」を使って荒ごなしをすることにした。
【原文】
Depopulation is common problem in the rural area of Nepal. In most of the hilly region, the people left their productive land and house and migrate towards city area like Pokhara, Bharatpur, Kathmandu for searching the better life. In recent decades hill areas of Nepal has lost greater proportion of population resulting labour deficit on hill agriculture. The youth of Nepal mainly Midhill commonly migrate to foreign countries for earning. Hence, the midhill area are now lack of youth main power. The wife of those youth migrate towards city for better education to their child. Hence, there is very low students number in school. In some primary schools the teachers are more than students. Some of the small school are going to merged due to lack of students. Such types of problems are common in almost all government school of the rural area. Such type of problems may be facing the school that your organization supporting. Hence, hot discussion is necessary to increase the students number in the school. All of the teachers, students, parents and donor agencies should commit for the improvement of education quality. If we improve the quality of the school, there is no problems for increasing in students’ number.
【グーグルの翻訳】
人口減少は、ネパールの農村地域では一般的な問題です。丘陵地帯の大部分では、人々は生産的な土地と家を離れ、より良い生活を求めてポカラ、バーラトプル、カトマンズなどの市街地に移動します。ここ数十年、ネパールの丘陵地帯では、人口のかなりの割合が失われ、結果として丘陵農業の労働力不足が生じています。ネパールの若者、主にミッドヒルは、一般的に稼ぐために外国に移住します。したがって、ミッドヒル地域は現在、若者の主力が不足しています。それらの若者の妻は、子どもへのより良い教育のために都市に向かって移動します。したがって、学校の生徒数は非常に少ないです。一部の小学校では、教師は生徒数以上です。一部の小さな学校は、生徒の不足により合併する予定です。このようなタイプの問題は、地方のほとんどすべての公立学校で一般的です。このようなタイプの問題は、組織がサポートしている学校に直面している可能性があります。したがって、学校の生徒数を増やすには、熱い議論が必要です。教師、学生、保護者、援助機関のすべてが教育の質の向上に取り組むべきです。学校の質を向上させれば、生徒数が増えても問題はありません。
【問題点】
全体としてはかなり良くできていると思います。ただし幾つかの点は修正することにしました。
まず「バーラトプル」Bharatpurこれは日本語の旅行案内書などではバラトウプルになっていますので修正します。ちなみにバラトプルはネパール第4位の都市です。
丘陵地とミッドヒルという言葉が混在しているので丘陵地帯に統一しました。原文ではhilly regeionとmidhillなのですが、これは同じ単語の繰り返しを避けsynonyn同義語を使うという英語の修辞法よるものだと判断しました。
最後の文章は因果関係が逆転しているようなので修正しました。
【修正版】
人口減少は、ネパールの農村地域では一般的な問題です。丘陵地帯の大部分では、人々は生産的な土地と家を離れ、より良い生活を求めてポカラ、バラトプル、カトマンズなどの市街地に移動します。ここ数十年、ネパールの丘陵地帯では、人口のかなりの割合が失われ、結果として丘陵農業の労働力不足が生じています。ネパールの若者~主に丘陵地帯の若者~は、一般的に稼ぐために外国に移住します。したがって丘陵地域は現在、若者の主力が不足しています。それらの若者の妻は、子どもへのより良い教育のために都市に向かって移動します。したがって、学校の生徒数は非常に少ないです。一部の小学校では、教師の数は生徒の数以上です。一部の小さな学校は、生徒の不足により合併する予定です。このようなタイプの問題は、地方のほとんどすべての公立学校で一般的です。このようなタイプの問題は、あなたの組織がサポートしている学校が直面している可能性があります。したがって、学校の生徒数を増やすには、熱い議論が必要です。教師、学生、保護者、援助機関のすべてが教育の質の向上に取り組むべきです。もし我々が学校の質を向上させるならば、生徒数を増やすという問題はなくなるでしょう。
【評価】
これは「ネパールで小学校建設支援を行ってきた日本のボランティア団体」が支援してきた小学校の廃校 問題に直面し、生態学研究のためネパールの農村地帯を歩いている研究者の意見を求めたことに対する回答の手紙です。経緯や背景を知らない中でグーグル翻訳は健闘したと思いますがいかがなものでしょうか?
なお「学校の質を向上させると生徒数を維持・増加が可能」という結論は異論が起きるところでしょうね。現金収入の機会が少ない農村部から若者層の都市または海外移住は避けることのできない動きでしょう。経済規模や一人当たりGDPでは差が大きい日本とネパールですが、過疎化については問題を共有していますね。
今朝(10月1日)の首都圏交通網は台風24号の影響で大幅に乱れた。私も満員の山手線を3本見送り、断続運転の列車に揺られてようやく顧問先に到着した次第。
山手線の中にはJR各線・私鉄の遅延情報が出ていて、日本語の後に英語のサマリーも流れるから時間つぶしに眺めていた。
混雑による遅延はcongested。倒木による列車運行停止の理由はfallen tree。乗り入れ列車の遅延よる遅延は説明が面倒なのでtyphoon。台風の影響といえばほとんど台風の影響による運転停止・遅延なのだが、簡単に英語化できるものは具体的原因を説明し、一言二言での説明が難しい場合はtyphoonとしているようだ。
以前山手線に乗っている時中央線の遅延理由にpassenger dropという説明が流れていた。Dropでも意味は通じそうだがfallの方が良いんじゃないか?と感じた。
幸いなことに今朝の遅延原因の中にはpassenger fallはなかった。皆さん無理な詰込みをせず、粛々と電車に乗っていたのだと思う。
無理な詰込み乗車が少なくなってきた(と思う)理由の一つは、首都圏の列車の遅延が常態化して、会社や取引先が遅刻に寛容になってきたことだろう。
携帯メールやLineの利用者が増えたことも遅延情報を関係者と共有できるので、無理な駆け込み乗車が少なくなっている(とすれば)要因かもしれない。
これに伴い鉄道会社のスタンスも少し変わってきたようだ。例えば以前は大雪の夜は社員総出で凍結防止に務めたという美談を耳にしたことがあったが、最近はそのような美談を聞かなくなった。鉄道会社は「列車の運行を維持する」という結果責任から「通常の努力で運行できない場合は停止・遅延の理由を説明する」という説明責任に切り替えたのだろう。
それと早めに運行をストップするという事前通知型にも変わってきた。外国人旅行者が増えているので、事前通知や運休停止・遅延情報の多言語化も喫緊の課題だろう。
私の海外旅行経験では列車の少々の遅延では理由の説明がないことが多かった。まして車掌さんが「4分遅れて申し訳ありません」などと謝るを聞いたことはない。
運転手さんや車掌さんの責任で列車が遅れた訳ではないので謝る理由がないということだろう。
やがて日本もそのようになるだろうと思いながら私は渋谷駅を後にした。