ドラマ西郷どんの中で、笑福亭鶴瓶演じる岩倉具視は逼塞感が強いが、ボランティアのガイドさんの話では、近所の村人の支援が手厚く、岩倉はそこそこ優雅に暮らしていたそうだ。
それはさておき、今日は台風の影響で、新幹線は実質午前中で終わり。午後に予約していた列車は使えず立ちっぱなしで東京に戻った。ということで今回は岩倉卿の旧宅を見ただけの小旅行になった。
昨日(9月28日)の米国株は小動きで終わった。この結果第3四半期の株式パフォーマンスは2013年以降最高のパフォーマンスとなった。
日本では日経平均が323ポイントと大幅上昇し、1月につけた年初来の高値に迫った。日経新聞によると今月中旬からの急速な日本株上昇の背景にはグローバル・マクロ系のヘッジファンドがいるという見方多いそうだが、私はもっと安定的な個人投資家層もいるのではないか?と推測している。
個人投資家はヴァンガードのDeveloped Markets Index Fundなどを通じて、海外株式インデックスに投資を広げている。その背景には米国の政策金利引き上げがある。
WSJはAs interest rates rise, it may be time to tweak the portfolio(金利が上昇するので、ポートフォリオを微調整するタイミング)という記事の中で、ポートフォリオの一部をプロクターギャンブルやジョンソン&ジョンソンのように、退屈だけれど確実に成長を続ける株式や割安の海外株に振り向けることを推奨する投資のプロの意見を紹介していた。
一見金利上昇は定期預金のような確定利回り商品の魅力を増すように見える。しかし金利上昇の背景には物価上昇があるので、インフレの影響を控除した後では、定期預金による資産運用では、長い老後の資産価値をヘッジできないからだ。
インフレをヘッジし、長い老後のために資産を確保するには、好むと好まざるにかかわらず、株式保有を続けざるを得ないのが、米国のリタイアメント層の現実なのだろう。
ただ株式保有を続けるにしろ、金利上昇期に入るので、金利上昇に強い株にポートフォリオの一部を切り替えなさいというアドバイスなのだ。
かってプロクター・アンド・ギャンブルやジョンソン&ジョンソンはテフロン株と呼ばれていた。目の覚めるような株価上昇はないが、配当を続けながら、長期的には株価上昇を続けているからだ。
このような老後の資産形成に向いた投資銘柄がある米国はやはり資産運用では恵まれた国なのである。またここ数年で大幅に増えた資産の一部を日本株など出遅れた市場に振り向けることができるという面でもまた恵まれているのである。
先週新車(ホンダ・フィット)が届いたので、北信の戸隠神社までドライブした。私のフィットには、ホンダの安全運転支援システム・センシングが着いているので、高速道路でセンシングの性能を試しに出かけた次第だ。
高速道路で役に立つセンシングの機能は、アクティブクルーズコントロールACCと車線維持支援システムLKASだ。ACCは設定した速度で自動的に車を走らせる機能で、全走車の速度が落ちるとそれに合わせて自動的に速度が落ちるシステムだ。LKASはフロントガラス上部のカメラが左右の白線をとらえ、ハンドルが自動的に走行レーンを追いかける仕組みだ。
この2つを組みわせると高速道路では、アクセル・ブレーキ・ハンドルを操作しなくても(ただしハンドルから手を離すと働くなるようだ)ほぼ自動的に車を走らせることができる。
納車時にディーラーのセールスマンから「これらの機能を口頭で説明するのは大変時間がかかりますし、高速道路でないと使えないので、自分でオーナーズマニュアルを読みながら勉強してください」と言われていた。
そこで350ページ以上あるオーナーズマニュアルの必要箇所を拾い読みして、実戦に臨んだ次第だが、ACCもLKASも使ってみると実は簡単だった。特に私は過去クルーズコントロール(速度設定車)に乗ったことがあるので、ハンドル脇のボタンを操作して走行速度を設定することに違和感はなかった。
LKASもハンドルについているLKASボタンを押すだけで設定できるので簡単である。
さて実際に車を走らせた感じからすると、渋滞に巻き込まれない限り、ほぼ自動運転を体験することができた。最初は本当にLKASでカーブの多い碓氷峠の上り坂をこなせるのか?と少々不安だったが問題なく「自動運転」を楽しむことができた。ただし気象条件によってはLKASが働かないこともあるので、油断は禁物である。あくまでもセンシングは安全運転を支援する仕組みだからだ。
もっとも今回のように気象条件が良いときは、運転者の負担を大幅に軽減してくれることは間違いない。
私が元気なうちに完全な自動運転車に乗ることは不可能だろうが、準自動運転の経験はできることを実感した次第。
かなり優秀なホンダの安全運転支援システムだが、フィットについているACCの欠点は車の速度が時速30km以下になると解除されていまうことだ。つまり高速道路で渋滞に巻き込まれ、ノロノロ運転や停止の状態になるとACCは機能しなくなる。つまり渋滞時追随機能なしのACCということだ。
渋滞がなかった上信越自動車道では自動運転を楽しむことができたが、関越自動車道に戻ってくると事故渋滞でノロノロ運転に巻き込まれることが多くなり、自動運転を楽しむことはできなくなった。「車のお値段相応の機能をつけています」ということなのだろうが、自動運転の楽さを経験すると渋滞時追随機能が欲しくなるから人間は欲張りなものである・・・
9月24日(秋分の日の振替休日)ハーヴェスト斑尾を7時20分位にマイカーで出発して、45分ほどで戸隠神社奥社前の駐車場に到着した。前日昼頃に行くと全く駐車できなかったので、早めに来たつもりだったが、すでに駐車場はかなり混んでいた。
私は過去に10年ほど前に数回戸隠神社を参詣したことがあるが、こんなに混んでいたのは初めてだ。パワースポットとして人気がますます高まっているようだ。
初めて参詣するワイフに講釈をたれながら、随神門に到着。
距離的にはここが駐車場と奥社の中間点にあたる。ただし随神門から上は傾斜がでてくるので体力的にはここから上の方がきつい。
随神門の上には杉木立が続いている。この辺りが神韻としていて私の好きな場所だ。大きな神社は皆素晴らしいが、戸隠奥社のここの景色は特に素晴らしいと思う。
30分ほどで奥社に到着。
30分ほど並んで御朱印を頂いた。
奥社参詣の後車を中社に回す。運良く駐車場が空いていたので、中社をお参りした。
社殿としては中社は立派だが参詣者は奥社の方が多いと感じた。
戸隠神社奥社の人気、恐るべしである。
3連休の後半(9月23日・24日)にワイフと戸隠・黒姫方面にドライブした。
当初の予定では23日に戸隠神社を参詣する予定だったが、昼前に戸隠神社奥社の駐車場に到着すると満車で駐車待ちの車の長蛇の列・・・
諦めてこの日は黒姫高原のコスモスを見に行くことにした。
黒姫高原の駐車場も混んでいたが、芝生の上のスペースを見つけてなんとか駐車。入場料@600円を払ってスキー場の斜面に咲くコスモスを見て歩いた。
小高いところに登ると野尻湖が見えた。
コスモスの他にダリヤも咲いていた。
何故か季節外れ?の朝顔も咲いていた。
時間があったので一茶記念館に車を回してゆっくり見学。一茶記念館の後は斑尾高原のタングラムに車を回した。
じゃらんで予約したハーベストクラブ斑尾は一泊二食付きで@12,800円。夕食のバイキングは蟹の足に身が入っていなかったり、握り鮨のシャリがパサパサだったりとあまり良くなかったが、部屋が広くてゆっくりできたことと風呂が良かったので化としよう。
今年の夏は暑過ぎてワイフと旅行する機会がなかったが、彼岸時になってようやく旅をする機会に恵まれた。