金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ちょっとした腰痛、牽引治療数日でたちまち改善

2024年11月01日 | 健康・病気
 私はこれまで腰痛に悩まされた記憶はほとんどなかったのですが、ここ2,3週間左の臀部・腰椎から始まった軽い痛みを感じていました。
 ときどきスポーツジム内のマッサージを受けていたのですが、あまり改善しませんでした。
 そこで久しぶりの整形外科を訪ねてみました。まずレントゲンを撮り、足の曲げ伸ばし、前屈などを行って先生の見立てを聞きました。脊椎には問題なし、骨と骨の間も十分すきまが空いているのでOK。ただし体が固い。固さから痛みが来ているようだ。腰の牽引やりますか?と話になったので、やってみることにしました。
 実はやり始めはそれほど期待していなかったのです(以前肩が痛かった時に牽引したことがあるが、それほど目覚ましい効果はなかったので)。
 ところが一回10分の機械による牽引治療に3日ほど通ったところ、腰の痛みはすっかり消えてしまいました。
 この牽引というのは、座った椅子が後ろ向けに90度回転し(つまり上半身が床と水平になった状態で)、持ち上がった下半身をゆっくり引っ張る(私の場合引っ張る力は30㎏強で)というものです。治療時間は10分間でその間に十数回牽引が行われます。
 それだけですが、腰回りの筋肉が緩んですっかり良くなりました。
 治療費はもちろん保険適用で1回340円でした。
  肩、腰、膝の痛みなどはそれぞれ個別の要因で起きるので、一つの治療法が総ての症状に効くとは思いません。
 おそらく色々な治療法を試しながら、自分の症状に合う治療法を見つけていくことになるのでしょうが、私の場合はラッキーなことに良い治療法に短い時間でであうことができたと思いました。
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ウォーキング用の靴は大きめの方が良い

2024年10月27日 | 健康・病気
 健康維持促進のため、バランスのとれた食事、睡眠と並んで適度な運動が推奨されています。適度な運動の代表がウォーキングです。ただしよくウォーキングしている人が正しい、つまり本当に体に良い歩き方をしているか?というと必ずしもそうではないようです。私自身1日平均1万歩を目指して運動していますが、体に良い歩き方についてはあまり考えていませんでした。
 たまたまWSJで「良い歩き方」に関する記事がでていましたので、ポイントを紹介したいと思います。
 なお記事のタイトルはThere's a better way to walk for exerciseですが、一番参考にしたいと思った「ウォーキング用の靴は大きめが良い」をブログのタイトルにしました。
以下記事のポイント
  • 米国心臓協会の研究によると、少なくとも週に150分間早足で歩くと、睡眠の質が向上し、記憶力も向上する。心臓病や糖尿病などの重篤な病気のリスクが軽減され、骨の健康が促進され、体重増加が抑制されることが分かっている。しかしこの150分の歩行の中身についてはあまり明確ではない。
  • バージニア・コモンウェルス大学の運動部門のチーム主任医師のチーザム博士は「両足を揃えてまっすぐ立ち、肩をリラックスさせ、骨盤を中立に保ち、体幹を鍛える。腕は肘からではなく肩から振り子のように前後に自由に振る。足取りは軽く、かかとからつま先まで回転するように着地し、平足着地を避ける。あごは地面と平行を保ち、目の焦点を3メートル~6メートル先に合わせる」と言っている。
  • 別の専門家は「ウォーキング用の靴は自分が持っている靴の中で一番大きなものでないといけない」という。長い間履いていると、足が汗をかいて膨張するからだ。一般に親指とつま先ボックス(靴の先端部分)に親指の爪一つ分のスペースが必要だ、ということだ。
 私が散歩やトレッキング用に履いている靴はこの基準に較べると少し小さいような気がします。登りだけでなく下り坂を歩くことが多いトレッキングでは、足先に遊びがあり過ぎるとつま先を痛める可能性があるからです。
 これに対しては下りでは靴の紐を締めて、甲の部分やサイドで足が前に行き過ぎないようにするのが正しいという話を聞いたことがあります。
 ★   ★   ★
 次にウォーキングシューズを買う時は、一度シューフィッターのいる店で相談しながら靴を選びたいと思うようになりました。
 
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猛暑のジム通いで上級アスリートになった?

2024年09月16日 | 健康・病気
猛暑続きで毎日30度を超えていた最高気温も来週から20度台に下がる予想ですね。
 さてこの猛暑の中、私は週に3回程ジムに通っていました。暑すぎて近くの山歩きなどする気が起きなかったからです。
 少し前にジムで筋肉量等を測定したところ、上級アスリートのレベルに改善していました。改善した理由は、骨格筋量は減らずに、体脂肪量が減り、その結果若干ですが、体重が減少したことにあります。
 しかし夏の間運動量を増やした訳ではなく、従来通りの運動を続けていたのに、どうして脂肪量が減ったのでしょうか?
 考えられる理由は、食べる量が若干減ったか?という位ですね。どうして食べる量が減ったか?というと暑くて炭酸水(無糖)を飲むことが多く、それでお腹が膨れ食べる量が減ったのではないか?ということです。
 本計画的にきちんとダイエットと運動をして、筋肉量や基礎代謝量を増やして、体質を改善したと言いたいところですが、現実は違うと思います。
 経緯はともあれ暑さに起因する食欲減退が体脂肪量を減らしたというところで、健康的だったかどうかは分かりません。



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認知的予備力を高める旧友とのスキーとトランプの旅

2024年02月17日 | 健康・病気
今週は大学山岳部時代の同級生と滋賀県のグランスノー奥伊吹でスキーを楽しみ、夜はトランプ遊び(主にページワンと大富豪)を楽しみました。
トランプに詳しく音頭を取ってくれたのは、心理学の名誉教授のMさんでした。
 Mさんはページワンに難しくする色々なルールを導入し、高度な戦術を導入するので結構頭を使いました。
 旅が終わってからふと考えたのですが、心理学者のMさんはひょっとすると「体と頭を使うことで認知的予備力を高める可能性がある」と考えていたのかもしれません。
 認知的予備力とは平たくいうと「脳は筋肉と同じで使えば使えば使えるようになるが使わないとどんどん力が失われる」という考え方です。
 そして脳は加齢や病理的ダメージで機能が低下するが、それを補う潜在的な能力が認知的予備力Cognitive Reserveとか脳の予備能Brain reserveと呼ばれるものだという考え方があります。
 認知的予備力は、健康な食事・ストレスの回避・適度な運動・適切な睡眠・脳のトレーニング・血管疾患の回避などにより高められるという神経心理学者は多いと思います。
 この点から考えると旧友とのスキーとトランプの旅は認知的予備力強化に資する旅だったといえると思います。
 まず気心のしれた中なので一緒にいてストレスを感じることがありません。スキーは適度な運動としては最高でしょう。トランプ遊びに熱中すると脳のトレーニングになりますし、お酒の量が減ります。
 年に1,2度このような旅があると良いな、と思いました。 



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外国人への日本語レッスンは認知症予防に効果あり?

2023年08月08日 | 健康・病気
 外国語を学ぶことが認知症の発症を遅らせるかどうかは研究者の間でも意見が分かれているようです。
 WSJのLearning a language may stave off dementia, but are apps the way to go?「言語を学ぶことで認知症を防ぐことができるかもしれないが、語学アプリがベストの方法ですか?」という記事によると、2020年に発表されたある研究では、バイリンガルになることで認知症の兆候を4~6年遅らせる効果があるということでした。
 ただこの記事の後半では、バイリンガルが認知症予防に効果があるとはいえないという研究も紹介されています。
 もし外国語学習が認知症予防に役立つということが明らかであれば、Duolingoなど語学アプリの提供者は大手を振って宣伝するのですが、現在のところ彼等は慎重です。理由は過去にゲームアプリが認知症を遅らせるという広告を出したアプリ業者が連邦取引委員会から罰金を科せられたことあがあるからです。
 「適度な運動が認知症の発症を遅らせる効果がある」ということはかなり後半に認められていますが、外国語の学習が同様の効果があるのかどうかはまだ研究中ということです。
 ただし私は「語学学習が認知症の発症を遅らせる」ことに期待しています。
 私は現在地元に住んでいる外国人の方に日本語を教えるボランティア活動に参加していますが、この活動では英語を使うこともしばしばあり、また翻訳アプリを使いながら中国語でコミュニケーションを図ることもあります。
 また日本語も人様に教えるとなると中々奥が深いものです。
 仲間内や家族との会話では「あれだ、これだ」や「あの、その」で通じることも多いのですが、それではバックグラウンドを共有しない外国人の方とは話が通じません。
 ひょっとすると認知症の予防には、使い慣れている日本語を誰にでも通じるものにすることから始めるのが良いかもしれませんね。
 これからは介護や看護を外国人の方に頼むことが増えていくと思います。
 まずは分かりやすくて、誰が聞いても同じ理解になるようなシンプルで平明な日本語を話すことが介護者に好感を持たれるスタート点です。そしてそれにより認知症の発症を遅らせることができるなら、素敵でしょうね。
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