金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

保険会社の「親族連絡先制度」に家内を登録

2025年01月06日 | ライフプランニングファイル
 火災保険の期日が近くなり、保険会社の代理店から保険契約の申込用紙一式が届いた。火災保険は5年契約にしているので、送られてきた申込用紙(前の契約内容が印字されている)とは、違う点が幾つかあった。
 まず勤務先がなくなった。退職したから。
 次に携帯電話番号の記入が求められた。5年前はまだ携帯電話がそれほど普及していなかったのだろか?
 保険料については、これまでの契約が年間6.9万円だったのに対して、同じ契約が7.7万円に値上がりていた(申込書には、前の保険料は書いてなかったので、銀行口座の異動明細から調べた)。なお送られてきた書類に中には「保険改定のご案内」というペラが入っていて、「住宅の老朽化の進展」と「修理費の高騰」により、保険金の支払が増えるので、保険料を引き上げるという趣旨の説明があった。
 保険証券や約款がペーパーレスになった。
 そして「親族連絡先制度」の案内が同封されていた。
 これは契約者の配偶者など親族・姻族(親等の制限あり)の中から1名を登録しておくと、その人が緊急連絡先となり、保険会社が契約者と連絡が取れない時、消息を訪ねたり、また契約者が保険会社と連絡をとれない時など本人に代わって、保険契約に内容などを確認できる制度だ。
 万一に備えて、家内を連絡先に登録しておいた。
 昨日「年賀状卒業で友人リストを家内と共有」とブログに書いたが、保険会社の「親族連絡先制度」の趣旨もおなじようなものだろう。

5年という年月の間に、色々なことが変わるものだ。
 
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年賀状卒業で「友人リスト」を家人と共有することに

2025年01月05日 | ライフプランニングファイル
 友人知人と年賀状のやり取りがなくなると、私が重い病気になったり、死亡した時、家人が「親しい友人にどうして知らせれば良いの?」と迷うことになる可能性が大です。
 年賀状をやり取りしていると、年賀状の束があるので、それを見ながら連絡することも可能でしょうが、年賀状のやり取りがなくなると、そんなことができなくなります。
 そこで現時点で何かあった時に連絡して欲しい人のリストを作りました。こんな作業は縁起でもない気もしたのですが(我々には言霊信仰がついて回りますね)(笑)
 でもまあ、友人氏名・関係・住所・電話番号・メールアドレスをリスト化した「友人リスト」を整理するのにお正月は良い機会だと思いました。
 
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ネパールトレッキングの始まり

2024年11月04日 | ライフプランニングファイル
昨日(11月2日)にカトマンズに到着し今日はポカラに飛行機で移動です。カトマンズからポカラへは30分のフライトですが、朝から飛行機が飛んでいません。ポカラの天気が悪いということです。過去の経験でこの時期は乾期で良く晴れていたのですか、今年は雨が多く湿度が高いようです。昼頃になってようやく飛行機が飛び立ちました。

この日はまず国際登山博物館に行きヒマラヤ登山の歴史を見学しました。





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ピンピンコロリの夢をかなえるには、軽いストレスが必要

2024年10月18日 | ライフプランニングファイル
 先日かかりつけの女医さんの定期健診を受けた時、彼女は「私が食事に注意してとか、運動をしてくださいね。というのは、ピンピンコロリをして欲しいからですよ」といった。
 ピンピンコロリとは、「寿命」と「健康寿命」がともに長く、かつ両寿命の差がないか、あっても短い状態だ。
 これはおそらく大部分のシニアが望むところで、洋の東西を問わない。いやこの分野の研究は、アメリカの方が進んでいるだろう。例えば「老年学」という言葉は、数年前から日本でも使われだしているが、これは英語のGerontologyを訳したものだ。もっとも日本では老年学という言葉は、高齢者に金融商品を売り込む金融業者により使われることが多い。Gerontologyと語源を同じくすると思われる言葉にGeriatricianという言葉がある。これは「老人病専門医」という意味だが、この言葉は日本ではあまり普及していないだろう。
ちなみに私の住んでいる市で、老人病専門医を検索してみたところ、ヒットしたのは、「老年内科」を掲げている医院一つだった。もっともこの医院は「内科」「小児科」などと並んで「老年内科」を掲げているので、老人病の専門家であるかどうかは分からない。
 さてWSJにThe Science of why your body takes longer to
bounce back after 40という記事がでてきた。
「40歳を過ぎると体の回復に時間がかかる理由の科学」という意味だ。
 記事は健康上のストレスから立ち直る能力つまり「生物学的回復力」は、年齢とともに低下することが証拠により示されていると述べる。
 ある研究によると、30歳以降筋肉量は10年ごとに3%から8%減少し、60歳以降は急速に減少し、脂肪量が増える。このため可動性が低下し、転倒や怪我のリスクが高まる。また水分を多く蓄えることができる筋肉量が減少することで、歳を取ると脱水症状を起こしやすくなる。記事には詳しい説明はなかったが、アルコールを処理する酵素が変化するので、歳をとると飲酒からの回復力も低下するということだ。
 さてピンピンコロリを実践するには「生物的回復力」の低下をできるだけ遅らせるということになるのだろうと私は思う。
 どうすれば「生物的回復力」の低下を抑えることができるか?ということについてよく言われていることは、睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動だ。
 運動については、記事の中に「ホルミシス」Hormesisという考え方が述べられていた。これは高用量のストレスは体に有害だが、低用量のストレスは体に有益な場合があるという考え方だ。インターネットでホルミシスを検索すると、「微量の放射線を当てることで生体を活発化させることがある」ラドン温泉の例などがでてくる。
 WSJにはラドン温泉の話はでてこないが、運動などの低用量のストレスを与えることで健康を促進する効果が高まると述べられている。
 一方一般に筋肉量の減少を防ぐには、かなり強い刺激を筋肉に与える必要があり、単に歩く程度では刺激力が少ないという意見を聞いたことがある。
 シニア世代にとって運動が必要なことは間違いないが、どの程度の運動が望ましいか?ということになると、個人差もあり難しい問題だと思う。
 このような課題に応えてくれる「老人病専門医」がいると訪ねてみたいものだが、日本では可能性が低い。
 なぜなら日本では「お医者さんは薬を処方してこそ診療報酬を貰える」という仕組みで、生活指導などのアドバイスでは大した報酬を得ることができないからだ。
 だがもし日本が国をあげてピンピンコロリを目指すのであれば、安易に薬を処方しない老人病専門医が必要なのではないだろうか?

 
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さよなら「虎に翼」言いたかったことは「自分のために生きる」ということか

2024年09月26日 | ライフプランニングファイル
 いよいよ明日でNHK朝ドラ「虎に翼」が終わりますね。
 いい番組でした。「同性婚」「事実婚」「少年法改正問題」など現代につながる色々な問題がテンコ盛りになり、一つ一つは雑な扱いになった感じもしましたが、全体としては良いドラマだったと思います。
 私がなぜ良いと判断したか?というと、「他人の希望や要求を満たすのではなく、自分自身が満足できるような生き方をしようとする」人を応援するドラマだったからだと思います。
 最近あるアメリカの新聞で、後悔しない人生に関する記事を読みました。
 その中にI wish I'd had the courage to live a life to myself, not the life otheres expected of me.という一節がありました。
 寅子やその仲間たちが目指したものと同じことだと思いました。
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