金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

秋晴れの岩殿山縦走

2019年09月30日 | 

昨日(9月29日日曜日)大月の岩殿山(634m)を縦走した。天気予報では少し雨が降る見込みだったが、実際は秋晴れ。汗ばむ陽気だった。岩殿山の一般ルートは南側から登る「強瀬ルート」だがこちらは崩壊していて通行禁止。北側の「畑倉ルート」から登った。登山口までは大月駅からタクシーで千円の距離だ。

10:36登山開始。11:02山頂到着 ススキの向こうに富士山が見えた。

岩殿山山頂からは西に向かって稜線をたどる。ところどころ鎖のついた岩場があり、中々面白い。

12:36 天神山 13:00 稚児落とし

稚児落としの岩壁は中々迫力がある。14:14分大月駅到着 

駅前のラーメン屋でビールを飲んで登山談義に花を咲かせた。短いけれど充実した登山だった。

 

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通勤路線を歩いてみるPJ(3)~飯田橋から高田馬場

2019年09月28日 | まち歩き

昨日(9月27日)午後、通勤路線を歩くプロジェクト2回目を実行することにした。今日は「飯田橋から高田馬場」である。

飯田橋までは地下鉄東西線に乗り、そこから神田川沿いに歩いていくことにする。グーグルマップを見ると神田川沿いの道には千代田練馬田無線という名前がついている。これは東京都道8号線と呼ばれるもので、一部は目白通りと重なっている。つまり飯田橋から目白通りを歩いていくと自宅のある西東京市にたどり着くことができるという訳だ。大震災等で歩いて自宅に戻る必要に迫られることがあるかもしれないから頭に入れておいてよい。

飯田橋から5百メートルほど歩くと大曲に着き、その先に印刷博物館がある。トッパン小石川ビルの地下にある博物館で印刷に興味のある人には素晴らしい情報を提供してくれる。なお65歳以上は無料(一般の方は300円)である。

印刷博物館から江戸川橋までは面白いところはない。交通量の多い目白通りに沿って歩くのみだ。

江戸川橋からは神田川の左岸(上流から見て左側)を歩く。ここは遊歩道が整備されていて散歩にもってこいの場所だ。

しばらく歩くと「神田上水取水口の石柱」がある。説明書きには「井の頭池を源流とするわが国最初の神田上水は、関口の大洗堰(現在の大滝橋あたり)で水位をあげ、上水路(白堀)で水戸上屋敷(現在の後楽園一帯)に入れた」とある。この石柱は上水の流水量を調整する「角落」(かくおとし)だったのだ。

神田川沿いの道を歩いていくと椿山荘にはいる冠木門があり、その先に関口芭蕉庵がある。

これが関口芭蕉庵だ。

芭蕉庵の先には肥後細川庭園がある。庭は無料で見学することができる。細川のお殿様は豪気である。

細川庭園を過ぎてしばらく行き神田川を渡り右岸にでると都電荒川線が通っている。時折走ってくる路面電車を見ながら神田川沿いの道をたどっていくと高田馬場駅についた。

高田馬場手前には「面影橋」など由来のありそうな地名(一説では在原業平が鏡のような水面に姿を映したとか)があるが、別の機会に訪れることにして約4.5㎞の今回の通勤路線散策を終了した。

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JRに乗るならモバイルSuicaが圧倒的にお得

2019年09月24日 | デジタル・インターネット

JR東日本がモバイルSuicaの利用セールスに力を入れていますね。

JRの電車に乗る場合、モバイルSuicaで乗ると50円毎に1ポイントが付与されます。一方カードタイプのSuicaでは200円毎に1ポイントが付与されるだけです。

なおポイントはJREポイントというJR東日本の共通ポイントで支払われます。

ではどうしてモバイルSuicaの方がポイント還元率が高いのでしょうか?

JR東日本のホームページには、この質問に対する回答が出ています。

より多くのお客さまにモバイルSuicaのサービスをご利用いただきたいため、ポイント還元率を高く設定させていただいております。」

ではなぜJR東日本はモバイルSuicaサービスの拡大を図ろうとしているのでしょうか?

それはキャッシュレス決済の覇権を巡る戦いがあるからです。来月の消費税引き上げとポイント還元により日本でキャッシュレス決済が加速するだろうという読みがあるからです。つまりスタートダッシュでポイントをキャッシュレス決済の覇権を取りたいと考えているJR東日本はモバイルSuicaに強力なcompetitive edge(競争上の優位性)を与えた訳です。

なおポイント制度を考える上でもう一つ重要な点は「ポイントの使い易さ」ですね。JREポイントは簡単な操作で獲得したポイントをモバイルSuicaに現金として入金することができます。現金は王様ですから、ポイントで変な(失礼)キャラクターグッズを貰うよりずっと良いですね。

貯まり易く、そして使い易い、それがモバイルSuicaです。別にJR東日本から広告料を頂いている訳ではありませんが、お得なものはお得と宣伝してあげたいと思います。

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トーマス・クック倒産が示唆するもの

2019年09月24日 | ニュース

昨日(9月23日)世界最古の旅行会社トーマス・クックが破産申請した。

日本では2年前に「てるみくらぶ」という旅行会社が破産したことが話題になったが、トーマス・クック破産の影響は当然のことながら、はるかに甚大である。

破産の最大の原因は、オンライン予約や民泊の台頭に圧迫されて業績が悪化していたことだが、数カ月先の航空券やホテルを買い上げ、パッケージ化して旅行客に販売するというビジネスモデルが逆目にでて、負債が積みあがっていたことが救済を難しくしていたのだろう。

オンライン予約が旅行会社のビジネスを奪っている卑近な例はJRの主要駅にあったびゅうプラザがドンドン閉まっていることでもわかる。

JRの指定券はもとより、航空券・ホテルも総てネットで予約する時代。慣れると便利でお得なはずだが、落とし穴もある。自分の経験も踏まえて注意点を考えてみた。

数年前に家内と海外旅行に出かけた時、オンライン旅行会社で航空券を予約したが、その時家内の姓と名を逆に入力したため空港のカウンターで修正に時間を要した記憶がある。どうして姓と名を逆に入力してしまったのかは忘れたが、パスポート上姓と名が逆さまになっていると全くの別人と判断するようだ。オンライン予約はこの類のヒューマンエラーが大きなトラブルにつながる危険性がある。「私は間違いはしない」「安けりゃ少々のトラブルシューティングは平気」という人は良いが、「楽しみでいく旅行でトラブルは嫌い。多少お金を払っても楽に行きたい」と考える人は大手旅行会社を使う方が良いだろう。特に日本の場合は。

もう一つ考えないといけないのは「信用リスク」の問題である。つまり旅行代金を払い込んだけれど、払い込み先が倒産して旅行ができなくなるリスクである。私はこの類のトラブルに巻き込まれたことはないが、格安代理店経由で航空券の予約を行い、代金を代理店に振り込んだ後、ネット上でその代理店の信用リスクが取り上げられているのをみて、ヒヤリとした記憶がある。

今では航空会社がインターネットでダイレクトに航空券を販売しているので、余程値段に差がない限り、航空会社から直接航空券を購入する方が決済リスクはないので良いと私は考えている。

同じ問題はホテルの予約でも起こり得る。宿泊代を旅行代理店に前払いしているが、旅行代理店がホテルに料金を渡す前に倒産するケースだ。このリスクを回避するにはやはり自分で直接ホテルと宿泊代金をやり取りするのが良い。

一番安全なのは「ホテルに泊まった後現地で決済する」という方法だが、これはホテル側が客のキャンセルリスクを背負い込むことになる。海外のホテルの予約ではまずクレジットカードの番号を教えることなく予約は無理だろう。性善説の人が多い日本の場合は、予約段階でクレジットカードの番号を求めないこともあるだろうが。

ただしインバウンド旅行者の中にはレストランを含め、無断キャンセルする人が増えているようなので早晩日本でもホテルやレストランの予約にクレジットカード番号が必要になる時代がくるだろうと私は考えている。

大手の旅行代理店といえども倒産する時代は、旅行者が「信用リスク」問題を考えざるを得ない時代なのかもしれない。

 

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千葉県には読み難い地名が多い?

2019年09月23日 | ライフプランニングファイル

台風15号で大きな被害を受けた千葉県。連日のニュースで被害状況が報じられていますが、「千葉県は地名が読み難い」「読めても書くことはできない」と感じた人は多いと思います。

私も匝瑳市(そうさし)などは辛うじて読むことはできても書くことはできません。インターネットで「千葉県 読み難い地名が多い」と検索すると千葉県は読み難い地名が多いという意見を見つけることができます。

ただし本当に読み難い地名が千葉県に多いのかどうかは簡単には分からないと私は考えています。

ウイキペディアの「関東地方の難読地名一覧」を見ると各都道府県別に読み難い地名の一覧が出ています。

面倒くさいので都道府県別の難読地名の数は数えていませんが、各都道府県に相当数あることは間違いありません。

数を数えなかったもう一つの理由は「地名の難読度は利用している人の数により異なる」と思うからです。

たとえば全国都道府県の中で私は一番読み難いのは大分県だと思います。分をイタと読むことは我々が小学校の頃から慣れているので違和感はありませんが、初めて日本地理を勉強する外国人の人には難しいのではないでしょうか?

つまり多くの人が使い慣れている地名は、漢字の音訓から離れていても、難読ではなくなっているのです。

地名は都道府県名の大地名、市町村名のような中地名、市の中の町、字といった小地名に分けることができます。

大地名は多くの人が使い慣れているので、難読地名はありません。また小地名を見ると全国的には実に多くの難読地名があります。たとえば東京の千代田区にある一口坂は「いもあらいざか」と読みます。音訓からは絶対読めない地名ですね。檜原村にある「人里」は「へんぼり」と読みますが、知らないと絶対に読めないでしょうね。

このような小地名は全国区でなく、その地域の人だけが読めるというものが多いと思います。

問題は市町村名という中地名でしょう。私は千葉県の市町村名の中には他の都道府県に較べて読み難い・他の読み方もできる地名が多いと感じています。たとえば匝瑳市、我孫子市、山武市・印西市などです。

ただこれはあくまで個人的感想です。千葉県や当該地域に住んでいる方からすれば、別に読み難くないというご意見がでるでしょう。地名の難読度は所詮感覚的な判断だと思います。

 

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