金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

龍岡城五稜郭と河村吾蔵記念館

2024年10月12日 | 旅行記
昨日(10月11日)高峰温泉から中部横断自動車道の佐久南ICを経由して龍岡城跡に行きました。佐久南ICを降りたところには、「ヘルシーテラス佐久南」という大きな道の駅があり、近所の人へのおみやげにりんごを買いました。
この道の駅では朝から買い物をする人で賑わっていました。
さて龍岡城です。
このお城は函館五稜郭とともに日本に二つしかない星形稜堡を持つ城郭で、続日本百名城の一つです。
もっとも高峰高原の旅を思いつくまでそんなことはしらず、高峰高原から隠れた観光スポットを回って帰京しようとプランを練っていた時発見した次第です。
五稜郭はお堀伝いに歩いて回ることができます。

歩いてもお城の星型がピンとこないので、案内所(五稜郭出会いの館)の方に「高いところから見る方法はありませんか」と聞いたところ「お城の北側の山(田口城跡)の上から見ることができます」という答が返ってきました。
 車で行くことができるが、かなりの難路ということでした。
 車で行ったところこれが大変な難路でした。朝日放送テレビの「ポツンと一軒家」並みかそれ以上の悪路です。元気な方には歩いて登ることをお勧めします。さて写真はその山の上の展望所からの写真です。
菱形が分かりやすいように赤い線を入れてみました。
さて五稜郭の手前の公園前に新しい建物がありました。
のぞいてみると、佐久市川村五蔵記念館という美術館で、「川村五蔵展」の準備の最中でした(展覧会は10月12日~11月10日の予定)。
川村五蔵さんのことはまったくしらなかったのですが、記念館の人が丁寧に教えてくれました。
 それによると1884年(明治17年)南佐久郡臼田村(現佐久市臼田)生まれの彼はアメリカにわたり彫刻の勉強をします。後に乳牛模型を完成させ全米牧畜大会で表彰されました。1940年に帰国し、日本の有名人の胸像を作成します。戦後はマッカーサー元帥やヘレン・ケラーなど著名人の胸像を作りました。没年は1950年65歳でした。
戦前アメリカで活躍した人ですが、日本ではそれほど有名ではありませんでした。
2010年4月に佐久市は「川村五蔵記念館」を開館しました。
龍岡城五稜郭とセットでまわると良い記念館だと思いました。
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薩摩切子と桜島

2024年09月24日 | 旅行記
 昨日(9月23日)屋久島から戻ってきました。当初の予定では屋久島空港から鹿児島空港までJAL便で飛び、そのままANA便に乗り換え羽田に戻る予定でした。ところが前日に悪天候で屋久島・鹿児島便の一部が運航中止になり、昨日も運行中止の可能性が高いことが分かりました。そこで急遽トッピー(高速水中翼船)の予約を取り、船で鹿児島に戻ったのです。
 鹿児島に戻ったのは午後1時前でした。なお夜のフライトまで時間があったので、有名な仙厳園・尚古集成館を訪ねました。
屋久島は雨でしたが、鹿児島に着くと雨は上がり、仙厳園からは桜島がよく見えました。写真は薩摩切子と桜島です。
 島津のお殿様がこのような景色を楽しんだかどうかは分かりませんが、薩摩藩主別邸の仙厳園から薩摩切子の向こうに桜島を借景としたスケールの大きい景色を楽しんだのではないか?と想像するのも楽しいですね。
立派な灯篭がありました。
御殿の中庭も立派です。
島津斉彬公が描かれた鷹の図です。
悪天候のお陰で、世界文化遺産の仙厳園・尚古集成館を訪問することができました。人間万事塞翁が馬ですね。
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荒島岳と福井の旅(5)気比神宮と気比の松原

2024年06月05日 | 旅行記
 今回の福井の旅の最後の訪問先は敦賀の気比神宮とその近くの気比の松原でした。
 勝山の恐竜博物館から車で1時間弱で気比神宮に到着しました。
 立派な大鳥居をくぐって若狭一ノ宮の気比神宮にお詣りしました。
 コロナで中断していた一ノ宮の御朱印集めを再開して御朱印を頂きました。
神宮から車で5分程走ると気比の松原です。
気比の松原は日本三大松原の一つ。残る2つは三保松原と佐賀の虹の松原だそうです。敦賀駅でレンタカーを返し、始発の北陸新幹線で帰京しました。

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荒島岳と福井の旅(4)~恐竜博物館

2024年06月04日 | 旅行記
 福井の旅の最終日。東尋坊の後はレンタカーで勝山市の福井県立恐竜博物館へ。ナビに従って走ると高速道路を走ることなく、一般道で恐竜博物館に到着。大きな恐竜が迎えてくれます。沢山の観光バスから子供たちが降りワイワイ言いながら恐竜の館を目指していました。
入館後長いエスカレーターを降っていくとティノサウルスが迎えてくれます。
子どもの頃は恐竜が好きで、色々な恐竜の名前を憶えていたのですが、今は忘れてしまいました。それども臨場感あふれる展示には感動です。
いつか孫がアメリカから戻ってきたら連れて行きたいですね。
インターネットの情報では、この恐竜博物館は世界三大恐竜博物館の一つということです。残る二つはカナダのロイヤルティレル古生物学博物館と中国の自貢恐竜博物館です。
ここには恐竜の全身骨格が50体展示されていて、そのうち10体は実物の化石を使っています。リアリティが高くかつ展示スペースもゆったりした非常に良い博物館でした。

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荒島岳と福井の旅(1)~一乗谷朝倉氏遺構と永平寺

2024年06月03日 | 旅行記
 先週金曜日から二泊三日で福井県に出かけました。メインイベントは荒島岳(1,523m)登山で、その前後に幾つかの観光名所を回る計画を立てました。
 5月31日北利喜新幹線かがやき521号で福井駅に11時過ぎに到着。駅前では恐竜がお出迎え。さすが恐竜王国ですね。
駅前でレンタカーを借りてまず一乗谷朝倉氏遺構を訪問。遺跡に近づくにつれて雨が激しくなりました。遺構の入り口のレストランでへしこ蕎麦を頂きました。へしこは塩辛いですね。
雨は小降りになりました。遺構の土塀に雨は似合います。
五月雨がいにしえの雰囲気を醸します。

一乗谷の次はレンタカーを永平寺に回しました。
緑濃い永平寺の境内です。
お寺の中に入る格天井が美しい。
永平寺の素晴らしさは庭や伽藍の個々の美しさにあるのではなく、伽藍全体が持つ粛然とした雰囲気ですね。そこには道元禅師の「仏道をならふというは、自己をならふ也」という自己鍛錬の厳しさが伝わっていると思います。
永平寺の後はこの日の宿(荒島旅舎)のある大野市に向かいました。
天気が良ければ大野城まで歩いて登りたかったのですが、雨が上がらないので登城は見送りました。
このお城は秋から冬にかけて雲の中にポツンと浮かぶように見えるので、日本のマチュピチュと呼ばれているそうです。


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