前回ファミリーヒストリーの簡単な代替案として、家族の写真集を作って共有しておくのも一つのアイディアだと紹介した。
少し前まではカメラで撮った写真をアルバムに貼っておくのが写真の整理方法だったが、デジタルカメラ、スマートフォン、クラウドサーバーの発達は写真の整理方法と共有方法を根本から変えてしまった。
今では「スマートオンで写真を撮り、フェイスブック、インスタグラム、LINEで共有する」というのが一般的になっている。
デジタルカメラで撮った写真もGoogleフォトなどで「アルバム」に名前を付けて保存し、共有することができるので、利用している人も多いと思う。
Xmindにも写真をアップロードする機能は付いているが、大量の写真を簡単に整理する上では、GoogleフォトやWindows10のフォトアプリを使う方が良い。
Xmind上にはGoogleフォトのURLを記録しておくと、URLをクリックすることでファミリー写真集を立ち上げることができる。なおGoogleフォトにはパスワードによるセキュリティ設定機能がないので写真を共有する場合は注意が必要だ。
昔から紙のアルバムに保存してきた写真も時間がある時にスキャンしてデジタルアルバムに載せておくと何かの時に便利である。昨年末母が亡くなった時、葬儀屋さんの指示に従い、同居していた弟の娘たちが母の写真を取り込んで通夜の席で簡単なスライドショーにしていた。
これからは葬送の儀もビジュアル化しそうなので、あらかじめデジタル化したフォトアルバムを作っておくと良いだろう。手回しが良すぎるのも考え物だが・・・
ちなみに私はAndroidスマートフォンの「フォトスキャン」という無料アプリを使ってプリント写真の取り込みを行っている。
コロナウイルス感染拡大で自宅籠りの時間が増える中、古い写真の整理は手ごろな暇つぶしである。