金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

貸しクラブも悪くない

2008年09月28日 | ゴルフ

昨日(9月27日)3ヶ月振りにゴルフに行った。今年3回目だ。場所は千葉県の季美の森ゴルフ倶楽部、東急が運営するリゾート的な美しいゴルフ場だ。数日前まで車で行くつもりだったが、相棒との連絡ミスから急に電車で行くことに変更した。宅急便でゴルフバックを送る時間がないないので、貸しクラブを使うことにした。

季美の森ゴルフ倶楽部に置いてあった貸しクラブはゼクシオ。シャフトはレギュラーを選んだ。アウトのスタートは私はオナー、初めて使うゼクシオのドライバーだが力まずに振ったらフェアーウエー真ん中に220ヤード程飛んだ。非常に軽い打球感だった。

最近はすっかりゴルフから遠ざかっているので、アプローチの距離感が合わずスコアーはアウト47、イン52トータル99と平凡なもので終わった。もっとも一緒に回った連中は年がら年中ゴルフをやっている人達だが、スコアは皆90台だったので滅多にゴルフをやらない私としては納得するべきスコアなのだろう。アマチュアの間ではスコアは必ずしもラウンド数に比例しないのかもしれない。

「貸しクラブの割りにはまともなスコアですね」と仲間が言ったが、私はむしろ貸しクラブのおかげでスコアがまとまったと考えている。というのは私が今使っているクラブよりも打ちやすかったのだ。今使っているクラブのメーカー名は敢えて伏しておこう。何故なら10年位前のモデルだから、そのメーカーのクラブも今は使い易くなっているだろうから。あるいは私が年を取って昔の硬いシャフトに筋肉が付いていかなくなったのかもしれない。

貸しクラブ代は4,500円だった。ゴルフクラブを宅急便で送るよりは少し高くつくが、出荷の手間がないので楽である。また新しいクラブを試打するつもりで使うのも面白いだろう。

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ホールインワンの確率学

2008年04月20日 | ゴルフ

ホールインワンを出したところで、素人ゴルファーがホールインワンを出す確率をもう少し数学的に考えることにした。前提は次のとおりだ。ホールインワンが出る確率は2500ラウンドに1回とする。この時ラウンド数とホールインワンを達成する確率を見るにはポアソン分布を使うのが便利だ。

ポアソン確率の定義は省略するが、あらましの計算結果を示すと次のとおりだ。

1,000ラウンドして一度もホールインワンが出ない確率は0.67だ。つまり1,000ラウンドすると約0.33の確率でホールインワンを1回以上達成する。ホールインワンが出る確率は2500ラウンドに1回だが、2,500ラウンド回れば必ずホールインワンが1回でるわけではない。2500回ラウンドをしてホールインワンが1回も出ない確率は0.37と計算される。

1回だけラウンドしてホールインワンが出る可能性は0.0004つまり1/2500だ。100ラウンドしてホールインワンが出る(1回以上)可能性は0.039で、300ラウンドしてホールインワンが出る(1回以上)確率は0.11になる。つまり300ラウンドした人が10人いると一人はホールインワンを達成した可能性が高いと考えられる。

300ラウンドというのは、25歳でゴルフを始めた人が年間10ラウンドするとして55歳までにラウンドする数だ。確率の話をすればこのような人が10人いると1人はホールインワンを達成している可能性が高いだろう。

ところが身の回りをみるともう少しホールインワンを達成した人は少ないようだ。ということは2500ラウンドに1回ホールインワンが出るという前提が甘いのかもしれない。ホールインワンが出る確率を1/10000と置いてみた。この場合は300ラウンドしてホールインワンを達成する確率は0.03弱となる。つまり年間10回30年間ゴルフをしてきた人100人に3人位がホールインワンを達成する・・・・この方が実際の感覚に近いかもしれない。

ところでホールインワンが出る確率についてデータはあるのだろうか?ホールインワン保険を販売する保険会社にはデータはありそうだが、公表はしていないだろう。保険会社はゴルファー保険の掛け金を保守的に計算するため、ホールインワンが発生する確率を少し甘く見積もっていると私は考えているのだが、それはひがみというものに過ぎないのだろうか?

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地下鉄に乗ってホールインワン

2008年04月20日 | ゴルフ

昨日(4月19日土曜日)会社のゴルフコンペがあった。場所は江東区の若洲ゴルフリンクス。このゴルフ場はコースの質の割にはプレー代が少し高い(グリーンフィー18,000円、キャディフィー4、095円)気がしないでもないが、近くて電車で行くことができるのでコンペには便利だ。私も西武池袋線ひばりが丘駅から有楽町線乗り入れ電車を利用して、電車一本で行った。

さて昨日は2日程続いた雨は上がったものの、北風が強くフォローではアイアンの番手を2番手大きくし、アゲインストでは2番手下げる程だった。私は2週間前まで1ヵ月程入院していて先週末久しぶりに練習場で軽くクラブを振っただけなので、昨日はスコアはまったく期待していなかった。むしろ無事に18ホール回ることができるかどうか心配をしていた位だった。最初のホールこそパーで上がったものの、その後はダブルボギーを沢山叩き前半のインは51という余りぱっとしないスコア。

後半も5番ホールまでダブルボギーペースでよたよたやっていたが、ドラマは6番のショートホールで起きた。グリーンの旗竿が折れんばかりにしなるアゲインストの風に向かって140ヤード程を5番アイアンでパンチショットを打つ。非力とはいえ風がないと7番アイアンの距離だが、この風では2番手大きなクラブでないとどかないのだ。「ナイスショット、のったね」という同伴者の声の中、ボールはピン手前3mほどの所に落ちた。「寄ってますよ。寄ってる。あっ、入った!」というキャディさんの叫び声。実は私は入ったその瞬間の記憶はない。ティを拾っていたのだろうか・・・・

グリーンに歩きながら気持ちはうれしさ半分困惑半分というところだった。困惑というのは長年入っていたホールインワン保険を1,2年前からやめて今は保険に入っていないから。

☆      ☆      ☆      ☆

ここから先はホールインワンのご祝儀の話である。まずキャディさんにはクラブハウスに戻ってから現金で1万円のご祝儀をお渡しした。自宅に帰ってからインターネットで「ホールインワン時のキャディさんへのご祝儀」を調べると3万円位と書いてあるサイトがあった。昨日のキャディさんは「けちだなぁ」と思っていたかもしれない。保険に入っていなかったのでごめんなさいね、キャディさん。

ネットでついでに同伴競技者への記念品という項目を調べてみたところ2千円~というコメントが多かった。記念品にはグリーン上でボールをマークするグリーンマーカーなどが多いようだ。バブルの頃はホールインワンを出すと何十万円かかるなどと言われていたが、それ程でもなさそうなのでほっとした。

私のブログの読者の中にはごく親しい友人の方もいらっしゃるので、一言付け加えさせていただくと以上のような状況ですから、余り高額な記念品は期待しないで下さいね。(でもタオルの一本位はお贈りしようと考えています)

☆   ☆   ☆    ☆

ホールインワンの確率は中上級プレーヤーにとって1/8000から1/14000ということだ。ショートホールはワンラウンドで4つか5つだから、2千回から3千回プレーをして1回出るかどうかという話だ。私は最近では年間10回もラウンドしないし、生涯通算でも3百ラウンド位だろう。よってホールインワンができたことは本当にラッキーなことだった。

それにしても入院したりホールインワンを出したりと、人生にはいろいろなことが起きる。何かと物入りだがそれはそれで又楽しいことである。

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猿も笑う苗場のティーショット

2006年10月23日 | ゴルフ

先週土曜日(10月21日)苗場プリンスのゴルフ場でゴルフをした。翌日一緒に沢登りをするM君が「最近スイングの改造をしたので試してみたい。付き合ってください」というので一緒にラウンドした次第。さてこのゴルフ場はスキー場をそのまま使っているのであまり手入れは良くない。グリーンには白い砂が浮いている。ということで料金はワンラウンド9千円でカート・昼食付。この料金は評価するが「ロッカーを使うなら2百円頂きます」というのには呆れた。プリンスさんの経営が苦しいのは分かるが2百円程度のロッカー代を取ったところで何ほどのことがあるのだろうか?セコサにお客さんを憤慨させてリピーターを減らすだけではないだろうか?

さてゴルフの方。スキー場の斜面を横切る様にコースを配置しているのでフェアウエーは狭くかつ傾斜していてボールの落し所に工夫がいる。つまり斜面のすそか少し上位を狙っていく必要がある。と頭では分かってもそのとおり打てるかどうかは別の話。結局あちこちにボールを散らして前半はフォームを改造したM君、私とも51。

後半2,3ホール回ったところでティーショットをしようとすると、太った猿がフェアーウエーの真ん中に悠々と立ち止まり赤い尻をこちらに向けている。まず私のティーショット、「猿に当たるとかわいそうだなぁ」と思ったボールはスライスして右斜面の上に弱々しく飛んでいく。斜面の上になる右が狙い目なのだが右過ぎた。続くM君のティーショットは逆に大きくフックして、左の林へOB。この間猿は「お前等のボールなんか真っ直ぐ飛ぶものか」と言わんばかりにフェアーウエイに居座っていた。小憎らしい猿である。

そんなことはあったが後半私は少し持ち直し46.M君は最終ホールでスコアカードを破り捨ててしまったので、僕よりかなり多く叩いたことは間違いないが、スコアは不明。

いずれにしろ猿も笑うゴルフであった。やはり我々にはゴルフより沢登が向いているのかもしれない。かといって沢登りでは到底猿には勝てないのだが。

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目から鱗のベースボール・グリップ

2006年07月18日 | ゴルフ

私は素人考えを述べる人が嫌いである。より正確に言うと会議などで「素人考えですが・・・」などと前置きして発言する人が嫌いなのだ。会社の会議というものは真剣勝負の場だ。素人考えなど聞いているヒマはないのである。

こんなことを言い出すと私がゴルフの話をすること自体自己矛盾になってしまう。しかし素人ながら敢えて目から鱗が落ちるようなグリップの話をしよう。

この前会社の仲間とリバーサイドフェニックスという河川敷のゴルフ場でプレーした時43・42の85が出たので少し気を良くしていた。ところが数日後の夜の反省会で仲間の一人が「ドライバーが振り切れていませんでしたね。もっと振り切れると後2,30ヤードは飛びますよ」と言う。そこでこの週末に近所の田無タワーの下にある練習場にいってみた。

このゴルフ場は無料でワンポイントレッスンをしてくれる時がある。そこで巡回してきたレッスンプロの人のドライバーを見て貰ったのだ。「うーん。力があるけれどクラブの返りが弱いね。グリップを今の右手小指を重ねたグリップから左右全部の指で握るベースボールグリップに変えてごらん。」と言うのが私の球筋を見たプロのアドヴァイス。

実際グリップを変えて打ってみた。1発、2発、3発・・だんだんボールの掴まり具合が良くなってきた。プロは「私もベースボールグリップで打っているのですよ。私は指が短いがあなとも指が短い様だ。指が短い人はベースボールグリップが良いのですよ」と言った。

その後別の日にベースボールグリップをもう一度練習してみたが、私にはしっくりいく様だ。古いゴルフの教科書には「ベースボール・グリップは右腕が利き過ぎるという欠点があるので、右手小指を左手人差し指と中指の間に乗せたオーバーラッピング・グリップが良い」とあるが、インターネットではベースボール・グリップを推奨しているものもある。

一度本番で70台を出した上で体験に基づくベースボール・グリップ推奨論をブログに乗せたかったが、そんなことを待っていたのでは何時になるか分らないので「素人意見ながら」グリップ論を書いてみた。私と同じようにクラブの切り替えしに悩んでいる人に参考になることがあれば幸甚である。もっとも素人意見ですから、自己責任でグリップの改造にお取り組み頂きたいことをお断りしておきます。

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