金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

応援したい山小屋のQR決済~金峰山小屋でpaypayを使いました

2023年12月30日 | 
 大部分の山小屋では、登山客は到着時に現金で宿泊代を前払いします。登山者が山小屋に到着する時間は重なることが多いので、山小屋の受付はしばしば混雑します。「PaypayなどのQR決済を導入すると受付の手間はかなり緩和されるのだが…」と私は思っていたのですが、QR決済を導入している山小屋にはほとんど出会ったことがありません。
 ところが先日泊まった金峰山小屋ではPaypayでの支払いが可能でした。仲間より一足先に小屋に到着した私は全員分(14名分)の宿泊代をpaypayで一括して支払い手続きを済ませました。これで小屋の方の手間は随分省略されたと思います。
 槍ヶ岳山荘のような大きな山小屋では、ハイシーズンは受け取った宿泊代をヘリコプターで下界に運んでいるという話を聞いたことがあります。
 決済システム利用料金が受付コストや現金保管・運搬コストを上回るのであれば積極的にキャッシュレス決済を導入するべきだと思います。
 ただこの前のpaypay決済で気になった点はdocomo以外はスマートフォンが繋がらないためpaypay決済ができないという点でした。
 色々な問題があるため山小屋のキャッシュレス決済が一気に進むとは思いませんが、省エネなどの点から登山者もできる限りキャッシュレス決済を応援するべきだと私は考えています。

 
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冬の金峰山でご来光を拝む

2023年12月30日 | 
昨日(12月29日)金峰山山頂(2,560m)でご来光を拝みました。
雲海の中から朝日が昇ってきたのは午前6時45分頃でした。
富士山が直ぐ近くに見えました。本当に秀麗な山ですね。
振り替えると八ヶ岳連峰が姿を現しています。右手前の瑞牆山はかなり低く見えました。

前日泊まった金峰山小屋まで下ってくると八ヶ岳連峰や瑞牆山にすっかり陽が当たっていました。雪の少ない穏やかな初冬の山岳風景が広がっていました。

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サンタクロース・ラリーは投資家の米国株回帰の証(あか)し

2023年12月27日 | 投資
 クリスマス明けの昨日米国株は、手堅く値上がりした。
 米国では年末の5日間と新年の2日間の間に株価が上昇することをサンタクロース・ラリーと呼ぶが、今年はそのサンタクロース・ラリーになりそうだ、とWSJは述べている。それは投資家が新年に向けて楽観的だからだ。
 今年のアメリカは投資家にとって、投資対象が広がったラッキーな年だった。
 連銀の連続的な政策金利引き上げにより、短期金利が上昇し、マネーマーケット・ファンドなどが魅力ある投資対象になった。また一時5%をつけた米国長期債も投資家を引き付け、大量の資金が債券ファンド等に流れ込んだ。
 その分株式ETFなどからは資金が流出していたのだが、来年連銀が政策金利を引き下げる見通しが高まった今月は株式市場への資金回帰が起きている。
それがサンタクロース・ラリーに繋がっているのだ。
 米国には1月は株価が上昇するというアノマリーがある。
 また一般に1月の株価動向がその年の株価動向を占うとも言われている。
 ちなみに今年の1月ダウは2.8%上昇と順調な出足だった。
 
 
 
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BtoC 、ペーパーレス誘導に巧拙あり

2023年12月26日 | うんちく・小ネタ
公共料金等のペーパーレス化の案内が増えていますね。勝手な勘ぐりですが来年からの郵便料金の引き上げを前にして、ペーパーレス化を加速しようとしているなかもしれませんね。

しかしペーパーレス化の誘導方法、特に「マイページ」の登録方法のやり易さにはかなり差がありますね。
 写真は東京ガスのお知らせで「来年10月から紙の検針票を終了します。どうしても紙の検針票が欲しい人は165円(月)払ってください」というものです。
 紙の検針票のかわりにWebで確認するためにはマイページmyTOKYOGASへの会員登録が必要ですが、これは比較的簡単にできました。
 ところでダメな見本は同日案内が届いたETCのインターネットによるポイント交換の案内です。何がダメか?というとまず登録項目が多過ぎます。「ETCの車載器管理番号」「マイレージID」「ETCカード番号」「パスワード2種類」などです。しかも同じ番号を2度入力するように求められる。さらに悪いことに入力した番号がすぐに●●●に置き換わり正しく入力したかどうか確認できないのです。私はスマートフォンから入力しましたが、小さい枠に数字を入力するとタイプミスがあり何回かやり直しを求められました。
 入力画面を作成した人はセキュリティを重視してこのような画面を作ったのでしょうが、ユーザから入力の難易度などの声は聞かなかったのでしょうか?
 もしETCの代替先があるのならすぐに取引を打ち切るところですが。
 これから官民あげてペーパーレス化が進むと思いますが、ユーザーフレンドリーということを最優先して考えて欲しいと思います。
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美しい写真を撮るより撮った写真を美しくなのかなぁ

2023年12月26日 | 写真
 今年ネパールを旅した時、同行者も私も同じカメラ(OM-5)を使っていたのですが、同行者の写真の方が後で見ると綺麗でした。
 レンズは私もそこそこ良いももを使っていますので、違いは腕から来るのでしょうか?
 でも同行者を含めて写真に詳しい人に聞いてい見ると、撮った写真をどれほど美しく見えるように補正しているか?ということに違いがあることが分かりました。
 私も露出補正や切り抜き位は行うのですが、それ以上は滅多にやりませんでした。しかし写真に詳しい人の話を聞くと、写真好きの人の多くはフォトショップなどのレタッチソフトで修正しているということでした。
 そこで私も遅ればせながらLightroomというソフトを使ってみました。
 下の写真は先日登山口で飛沫が凍って氷の花のように見えたので写真に撮り少し加工したものです。
下の写真は元の写真です。
氷の花がはっきりしませんね。
やはり人に見て貰いたいものを強調するには加工が必要なのですね。
ある先輩が言っていました。「Photographを写真と訳したのが間違いでphotographには真実を写すという意味はなく、光で描くという意味だ。」
なるほど。ありのままを撮るのが良い写真ではなく、見て欲しいものを美しく撮るのが写真なのですね。来年の挑戦課題ができました。
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