金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

緊急事態宣言延長だが制限緩和で人出が増えそうだ

2021年05月31日 | ニュース
 明日(6月1日)から東京都では休業していた施設がオープンする予定だ。
 オープンする予定は、映画館、スポーツジム、美術館、公園などだ。
 5月の緊急事態宣言では、これらの施設が閉鎖され逼塞していた人が多かっただけに、その反動で6月初旬の人出はかなり多くなるのではないだろうか?
 閉鎖の反動以外に2つの大きな理由が考えられる。一つは梅雨前の晴れ間を利用しておこうという人が多そうだということだ。
 もう一つはワクチン接種(少なくとも1回目の)を済ませた人が増えてきて感染警戒感が緩むと考えられることだ。
 なお総ての施設が待ってましたとばかり一斉にオープンする訳ではない。
 久しぶりに花の鑑賞に行こうと思い、神代植物園のホームページを見ると「6月4日から再開で事前予約が必要」と書いてあった。ちなみに最初の予約受付開始は6月2日(水)13時~ということだ。
 都立公園担当部門の方も準備にてんてこ舞いの模様で今時点では予約ページは立ち上がっていない。
 私は植物園や公園などを閉鎖したことに疑問を感じている。広くて通気性の良い場所だから密を避ける工夫をすれば閉鎖する必要はないと思う。むしろ野外を散策してストレスを解消する方が免疫力が高まったのではないだろうか?
 それに閉鎖や再開を繰り返すと再開時に待っていた人が一度に集まる可能性が高いのではないだろうか?
 いずれにせよ暫くの間は、各種施設を訪問する前にまずインターネットで開催日や予約の有無を確かめる必要がある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行ってきました、一回目のワクチン接種

2021年05月31日 | ニュース
今日(5月31日)大手町の自衛隊東京大規模接種センターでコロナウイルスワクチンの一回目の接種を受けてきました。
 高田馬場から東西線で竹橋に行き前方出口から接種会場のある4番出口を目指します。通行人がほとんどいないので接種会場は空いているのかしら?と呑気な気分で進みます。

大きな看板があるので道に迷う懸念はありません。

接種会場の入り口について並んでいる人の多さにびっくり。大多数の人は東京駅方面から来るので大手町側は混雑しています。


接種の予定時間は12時でした。少々遅れましたが接種が終わったのは12時22分。15分接種会場の隣で待機してから解放されました。
 次回の接種日は7月1日です。きっちき1カ月後です。注射の痛みはほとんどなく、今のところ影響は出ていません。なお1回目より2回目の方が気分が悪くなったりする人が多いという話を聞きました。
 当然のことですが、予診票は出来る限り書いていくとスムーズですよ。なおいつも疑問に思うのですが、ワクチン接種希望書の署名を医師の説明を受ける前に求められ、形骸化しているなぁと感じます。
 ワクチン接種希望書には「意思の診断・説明を受け、接種の効果や副反応などについて理解した上で、接種を希望しますか」に書いてあるのですが、受付担当者は医師の診断を受ける前に「署名してください」と言います。押し問答してもバカバカしいので止めましたが、接種当事者が医師の説明は形式ですといっているようなものですね。
 形式化した説明など省いてしまえばもっと効率的にワクチン接種が進むと感じた次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月の株価はあまり期待できず、歴史的には

2021年05月31日 | 投資
 明日から6月。今日の米国市場はメモリアルデーで休みだが明日からは経済統計の発表で相場は振幅するだろう。
 だが最初に頭に入れておいて良いことは6月は9月と並んで株価のパフォーマンスが悪い月なのだ。
 CNBCはBespoke Investment Groupのコメントを紹介しているが、それによると過去20年の平均で見ると6月にダウは0.7%下落している。アメリカの相場には「5月に株を売れ」という格言があるが、これは6月に相場が下落する傾向が強いことと関連が深いだろう。
 もっともこれはアノマリーなので、今年の6月に株価が下落すると決まっている訳ではない。
 株式市場が一番注目している経済統計は、4日(金曜日)に発表される雇用統計だ。CNBCによると非農業部門雇用者増の事前予想は674千人だ。先月発表された4月の雇用増は予想を大きく下回る266千人だっただけに市場はしっかりした数字を期待している。前月や前々月の発表データがどれだけ情報修正さるかも注目ポイントだろう。
 だが市場が最も注目していることは、6月の15-16日に予定されているFOMC連邦公開市場委員会で連銀が金融緩和姿勢を変えるかどうかだ。
 インフレが一時的なものか継続的なものかの判断を巡って色々な意見が錯綜しそうだ。
 6月は歴史的に株価が低迷するということを頭に入れておいて、相場の動きに一喜一憂しない方が良いだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すぐやるべき就活(3)~アルバムのデジタル化

2021年05月30日 | ライフプランニングファイル
 すぐやるかどうかは別としてやっておいて間違いがない終活の一つが「アルバムのデジタル化」です。
 私の家にもプリントしたアルバムが十数冊たまっています。娘たちの写真は独立した時に整理して渡そうと考えていたのですが、面倒だったのでそのままになっています。
 アルバムにたまっている写真をデジタル化して「家族全体のアルバム」とか「長女の思い出」とかタイトルをつけて整理すると良いと思っています。
 プリントされた写真を取り込むには専用スキャナーを使うとか業者に委託するなど色々な方法がありますが、一番手軽なのはスマートフォンのアプリを使って取り込む方法です。
 私はアンドロイド系を使っていますが、手ごろなアプリはグーグルが提供しているフォトスキャンです。
 下の写真は10年程前の夏白馬岳山頂の朝山稜を超える雲の流れを撮った写真をスキャナーで取り込んだものです。手振れはあると思いますが、鑑賞できるレベルだと思います。

まして家族のスナップ写真は楽しかった出来事を思い出すきっかけになれば良い訳ですから多少のブレを我慢すればフォトスキャンでデジタルアルバムを作ることは簡単です。
 紙のアルバムは本人が亡くなって暫くは置いておいて眺めることがあるかもしれませんが、やがてお荷物になってしまうような気がします。
 場所を取らずに説明情報が付いたデジタルアルバムを貰う方が家族は喜ぶでしょう。アルバムのデジタル化はやっておいて間違いのない終活だと私は考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すぐやるべき終活(2)番外編~家計簿アプリは中途半端?

2021年05月30日 | ライフプランニングファイル
 昨日ブログで「アカウント(口座)管理やさぶスクリプション(定期購入)管理はすぐやるべき終活だ」と書きました。
 私の口座管理はエクセルで行うことを前提にしていますが、読者の中にマネーフォワードやZaimなど家計簿管理アプリを使えば良いじゃないの?という意見があるかもしれません。実は数年前「インフレ時代の人生設計術」という本を書いた時はその中で「統合的な口座管理=アカウントアグリゲーション」を紹介しました。これは家計簿アプリなどに銀行口座や証券口座を登録し、自動的に残高や異動明細を調べて統合するサービスでアメリカで発達した仕組みです。アメリカでは資産運用等をアドバイスするファイナンシャルプランナーと顧客がアカウントアグリゲーションを使ってポートフォリオの全体像を見ながら資産配分等を決めていくことが多いのです。
 私も何回かZaimなどの家計簿アプリを使って統合的な口座管理を試みたのですが、現在は止めています。その理由は次のようなものです。
  • 家計簿アプリは総ての証券会社や資産運用会社と連携している訳ではないので、アプリだけで残高や異動を把握することができない。つまりカバーしている範囲が狭い(カバーの範囲はサービス業者で異なります)。
  • 連携している先ではしばしば本人確認のために追加認証を求められて煩わしい。
  • 確定申告のためには、別の方法(私の場合エバーノート)で証憑書類のコピーを取りながら入出金を管理しているので二度手間になる。
  • 電子マネーで購入した買い物やポイントを使った買い物が混在し、正確に仕分けしようと思うと煩わしい。
 家計簿アプリを使う目的は「無駄な出費を抑えて収入内で暮らす」規律を維持し、貯蓄を増やすことにあるのでしょうが、それは他の方法でも達成できます。たとえばサブスクリプション管理の中で使用頻度の少ない定期購入を止めるなどです。また口座管理の究極の目的は「取引金融機関を絞る」ことにあります。金融機関が2つ3つに絞ることができればアカウント連携は不要です。
 もっとも領収書を撮影したり、コピーを取ったりして記録に残す習慣は良いことだと思います。
 さて現時点では家計簿アプリの利用を止めていますが、もし将来マイナンバーの利用やキャッシュレス決済がもっと進み、総ての収入(国の年金や企業年金)と支出(税金・社会保険料・医療費を含めて)をパソコンやスマートフォンで簡単に可視化できる日が来れば再開したいと考えています。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする