金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

アマゾン、売上高成長率が予想に届かず大幅下落

2021年07月31日 | 投資
 昨日(7月30日)アマゾンが発表した第2四半期決算では、売上高が1130億8千万ドルとアナリスト予想の1152億ドルを下回ったことや今期についても予想外に弱い売り上げ見通しを述べた。
 これによりアマゾン株は7.6%下落した。またアマゾンに引っ張られる形で一般消費財銘柄が下落し、S&P500は0.5%下落した。
 もっともアナリスト予想を下回ったとはいえ、アマゾンの第2四半期売上は前年同期比27%の増収だし、一株当たり利益は15.12ドルでアナリスト予想の12.3ドルを上回っている。これはクラウドサーバ部門の貢献が大きい。
 成長期待が高いだけに売上の鈍化に過敏に反応した株式市場だが私はアマゾン株の急落は同社株を買い遅れていた人に絶好の買い場を提供すると見ている。
 来週アマゾン株がどこまで反発するかを注目していたい。
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これからの人生の中では、今の自分が一番若い

2021年07月30日 | ライフプランニングファイル
 前回「山は逃げないが、年は逃げる」では少し弱気なことを書きました。確かに年を取るということは体力的には選択肢が減っていくことでその現実から目をそらせてはダメでしょう。
でも必要以上に悲観することもありません。
「シニアの断捨離」(宝島社)の中に作家・本田 健さんの「断捨離的、ハッピーな生き方」という一文があります。
 本田さんは「なんとなく先細りで終わっていくような感覚になっている人もいるでしょう。でも、もっと年上の人から見たらまだまだ若造です。・・・視点を変えると、これからの人生の中では、今の自分が一番若いのです。」
「自分の人生が終わりつつあると思うのか、これからはじまると思うのか。同じ状況にいても、どちらの目線で生きるのかによって全然違う人生になりますよね。しかも、どちらを選ぶかは自分次第といえます」と書いています。

山登りのコツは足元と歩いていく先とに均等に目配りすることです。足元だけを見ているとルートを見失ったり向こうから来る人にぶつかりそうになります。遠くばかり見ていると足元の石ころにつまずく危険性があります。
おそらくシニアライフを歩くのも同じ要領なのでしょうね。
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ヘッジファンドはハイテク銘柄をオーバーウエイト

2021年07月30日 | 投資
 CNBCは調査会社Jefferiesの調査によると、今月ヘッジファンドは金融等のエクスポージャーを減らし、ハイテク銘柄のウエイトを高めていると報じている。
 ヘッジファンドや投資信託の間で特に人気が高いのは、おなじみのアマゾン、フェイスブック、アルファベット、マイクロソフトだ。
 これらの銘柄は現在好決算を発表中だし、コロナウイルス感染の再拡大による在宅勤務の長期化などを考えるとポジションを増やす理由は納得できる。
 私は感染再拡大で景気が逆戻りすることはないと思うが、暫く回復ピッチが鈍化する可能性は高いと考えている。
 回復ピッチが鈍化するということは、低金利政策が持続するということでパンデミック相場を牽引した主役が再登場すると考えるのは自然なことだろう。
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「山は逃げないが、年は逃げる」

2021年07月30日 | ライフプランニングファイル
「山は逃げないが、年は逃げる」というのは、シンガーソングライターのみなみらんぼうさんの名言です。
この前秋田・山形の県境にまたがる鳥海山に登った時この言葉を思い出しました。年による体力低下に、猛暑やコロナウイルスによる日頃の運動量低下が加わりノロノロペースの登山になりました。
 「山は逃げない」というのは、少々の悪天なら無理をして登ろうとする若者を戒める言葉で中年までは胸に刻んでおくべき箴言です。
 しかし年齢が平均健康寿命に近づいてくると「山に登る機会」にも限りがあると考えるようになります。
 私の先輩に「人が食事をする回数は限られている。だから口に合わない不味いものを食うのは損をした気になる。一食一食納得できる旨いものを食べたい」といった人がいます。これも名言ですね。
 さてその限られたチャンスがコロナウイルスにより抑制されるのは残念なことです。登山自体は風通しが良い大自然の中を歩く行為なのでコロナウイルス感染リスクは極めて低いと考えています。少なくとも駅前のスポーツジムのトレッドミルでジョギングをしているよりリスクは低いでしょう。
 登山に伴う感染リスクがあるとすれば登山口までの交通機関です。
 できる限りマイカーやレンタカーを使って多くの人と接触する機会を減らしたいと思います。
 コロナの中で山登り?という批判の声もあるかもしれませんが、「山は逃げないが、年は逃げる」というのも真実なのです。
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ロボットアドバイザー口座って何ですか?

2021年07月29日 | ライフプランニングファイル
 先日シニアでも耐久消費財の減価償却は必要で私はロボットアドバイザー口座で積立を行っていると書きました。すると先輩から「ロボットアドバイザーって何?」「どうやって口座開設をするの?」という質問がありました。
 ひょっとすると同じような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんのでブログで簡単に説明します。
【ロボットアドバイザーって何?】
ロボットアドバイザーには投資アドバイスを行う「アドバイス型」と投資そのものを行ってくれる「投資一任型」がありますが、私が積立に使っているのは「投資一任型」です。より具体的に説明すると私は「THEO(テオ)+docomo」の「お任せ運用」を使っています。
 詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
 ロボットアドバイザーで一番有名で口座数が多いのはWealthNaviです。私も一般的な資産運用にはWealthNaviも使っていますが、減価償却口座にはTHEO+docomoを使っています。なぜTHEO+docomoを使っているのか?というと「1万円から投資を始められる」からです。WealthNaviは当初入金額が10万円です。ただしWealthNaviも自動積立は毎月1万円からできますので頭金を投入するつもりならWealthNaviを使っても良いと思います。
 「ロボットがお金の運用を行う」というと不安に感じる人がいるかもしれませんが、「分散投資を中心とした資産運用理論に基づき、リスクを分散しながら高いリターンを生むポートフォリオを計算している」コンピュータと考えてよいでしょう。
 過去の運用成績は将来のリターンを保証するものではありませんが、THEO+docomoのホームページでは実績は年8.4%と書いてありました。
【口座開設方法】
口座開設はスマートフォンまたはパソコンから行います。
最初にホームページの「無料診断」をクリックして、幾つかの質問に回答するとリスク許容度を判定してくれます。判定されたリスク許容度を参考にしながらリスク許容度を決定します。リスク許容度は5段階になっていてリスク許容度が高いほど株式運用の比率が高まり、リスク許容度を低くすると債券運用比率が高まります。なおリスク許容度は運用を始めた後で変更することができます。
 実際の口座開設を行うにはマイナンバーカードか運転免許証など顔写真付きのIDカードをスマートフォン経由で登録することで完了します。
 私の記憶ではスマートフォンにマイナンバーカードを読み込ませる時に少し手間取ったことがあります。特にマイナンバーカードを斜めに傾けて写真を撮るところですね。
 それ以外は問題なく口座開設を行い、指定した銀行口座から自動引き落としで積立が続いています。

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