今日(4月30日)午前中日経平均は5百円近く上昇し2万円台を回復した。最大の推進力は昨日医薬品メーカー・ギリアド・サイエンズが、レムデシビルという抗ウイルス治験薬の医療効果が米国の臨床実験で認められたと発表したことだ。
CNBCによるとギリアドはレムデシビルを5日間投与した患者の少なくとも半分は症状が改善し、半数以上は2週間以内に退院したということだ。
米国株は昨日このニュースを受けて既に大幅高(ダウは532ポイント高)になっていた。
今朝のニュースのヘッドラインは「政府は緊急事態宣言を1カ月程度延長する方針を固めた」という憂鬱なものだっただけに株価上昇はうれしいニュース。
もちろんただちにコロナウイルス危機が解消する訳ではないが、明るいニュースは何よりの励みだ。