金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

雑誌の記事をPDFにまとめて仲間とFBで共有する

2022年05月31日 | デジタル・インターネット
来月(6月)のあじさいの季節に鎌倉アルプスを中心に鎌倉の寺社仏閣を巡る企画を山仲間が考えてくれています。それをサポートする資料を山の会のフェイスブック(非公開)にアップして共有することにしました。資料は私が購読しているノジュール3月号の「鎌倉殿の13人」を旅するです。PDFの共有は著作権上要注意ですが数名の仲間内で共有分には許容されるでしょう。
 さて雑誌をデジタル化するにはスマートフォンにインストールしたMicrosoftのLensというアプリで写真を撮ることから始まります。写真を撮った後Lensは保存する場所を聞いてきます。複数の画像をPDFにするのであれば後工程が便利なOneNoteが使い易いと思います(もちろん他の選択肢もあります)。
OneNoteに取り込んで取り込んだ画像を元の順番に並べ直して(順番が狂った場合)印刷を選択してPDFに印刷を選択します。これでおしまいです。
雑誌をバラバラにしても良い場合はScanSnapで連続取り込みを行いますが、ノジュールのようにバラしたく場合はスマートフォンを使って紙面を読み込むのが一番手軽できれいにできる方法ですね。


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日本語学習にスマートフォンはどれだけ使えるか?

2022年05月30日 | うんちく・小ネタ
 今日台湾からの留学生に最初の日本語レッスンを行う予定です。先日電話で話をしたところ少し日本語を話せるようでしたが、予定などの話になると英語の方が自信があるようでした。でも高いお金を出して日本語学校に通い始めているようですからすぐに上達すると思います。ボランティアの私の役割は会話のお相手というところでしょうか。
 でもそれだけではつまらないので、「スマートフォンを使って効率的に日本語を勉強するにはどうすればよいか?」という実験をしたいと考えています。
 今考えているアプリはAI翻訳アプリのDeepLとGoogle レンズです。
 写真はDeepLで英語を日本語に訳したところです。英語は音声入力が可能ですし、日本語も音声で聞くことができるます。つまり文字も発音も学ぶことができます。中国語(簡体字)から日本語に訳すこともできますが、現在のところ中国語では音声入力は簡単にはできないようです。もっとも私は中国語ができませんので機能があっても音声入力はできませんが(笑) 
このDeepLはAI翻訳としては高く評価されているもので、有料版・無料版があります。私は無料版を使っていますがかなり使えるアプリです。
 もう1つはGoogle レンズですね。こちらには「日本語や英語の文字にカメラを向けて英語や日本語に翻訳する」という機能や「対象物にレンズを向けて名称を探す」機能が日本語学習に活用できます。もっとも腕時計にGoogleレンズを向けると「腕時計」として表示されるのではなく、腕時計の商品名が出てきますので、腕時計という普通名詞に辿り着くには手間がかかりそうです。
 といったような問題はあるものの私はスマートフォンのアプリは外国人が日本語を学ぶ上でかなり活用できると考えています。


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米国株投資家が注目する相場指標

2022年05月30日 | 投資
 先週の米国株は高値で引けて7週間連続の株安にちょっと歯止めがかかった格好だ。だがインフレ、ロシアのウクライナ侵攻、中国のロックダウンなどコロナの影響によるサプライチェーンの混乱や景気減速懸念など悪材料はまだ山積みの状態だ。年初来の100日間のS&P500は1970年以降で最悪だというからまさに半世紀ぶりの大変な相場である。
 WSJはWhat stock investors are watching for: Signs of stabilityという記事で今投資家が相場の安定つまり底入れのために注目している指標を列挙していた。
その幾つかを紹介したい。
 1つは恐怖指数と呼ばれるVIXボラティリティインデックスだ。5月26日時点のVIX指数は27.29、かなり高いがパンデミックの最中2020年3月31日の53.54やリーマンショック時の59.89(2008年10月31日)に較べるとはるかに低い水準だ。記事によるとLaffer Tengler Investmentsのチーフインベストメントオフィサーは「VIX指数は顕著な下落相場に較べて急上昇していない」と述べている。
もう1つの指標はプット・コールレシオだ。これはプットオプションの建玉残高をコールオプションの建玉残高で割った指数で、強気相場ではコールオプションが増加するので低下し、弱気相場ではプットオプションが増加するので上昇する。プット・コールレシオは直近では1程度に低下しているが、4月末頃は1.3を超えていた。しかし2020年3月につけた1.8に較べるとまだ低い水準である。
またS&P500の構成銘柄の内何パーセントの株式が200日移動平均株価より高い値段で取引されているかを注目する投資家もいる。現在3割の株式がまだ200日移動平均線より上の価格で取引されている。移動平均株価は投資家の平均的な株式取得価格と見ることができる。移動平均株価以下で取引される株式が増えると投資家は悲観的になるが、3割というレベルは過去の弱気相場に較べるとまだ高い水準にある。
 さてこれらの指標をどう判断すれば良いのだろうか?
 これらの指標はこの下落相場は過去の下落相場に較べるとそれ程ひどいものではなく、まだ下落の余地があると解釈することもできるし、幾つかの指標は相場の底が近いことを示唆しているとも解釈することができる。
 WSJはThe turmoil in U.S. stocks has nervous investors parsing the market's internal gauges for signs of relief.と述べていた。Perseというのは解剖するとか文法的関係を説明するという動詞だが私が若いころは相場記事であまり目にした記憶がない。もしこの記憶が正しいとすれば、現在の相場分析は昔よりも複雑な要素が絡み合い困難になっているのかもしれない。何せ半世紀ぶりの年初来の株価低迷だから。
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快晴の筑波山、マスクを外す登山者も増えてきました

2022年05月29日 | うんちく・小ネタ
 昨日(5月28日)は山の会の15周年記念登山で筑波山登山でした。新緑の5月の最後の土曜日は天気に恵まれて、つくばエクスプレスつくば駅から登山客で溢れていました。つつじが丘に向かうバスは満員状態でした。全員マスクをしているのですが、立っている乗客たちは野放図に喋りまくっていました。マスク着用要請を緩和しようという動きに合わせて少し気が大きくなり過ぎている気がします。バスなど公共交通機関の中では不急の会話は慎むべきです。
 さてバスの終点つつじが丘は標高527m。岩が混じる坂道からスタートです。
女体山(877m)手前ではかなりの渋滞です。
登山道でマスクをしている人は少数派です。風通しの良い山道ではマスクを着ける必要はないでしょう。私は政府がマスク着用方針の見直しを打ち出すはるか前から登山中はマスクを着けていませんでした。登山の基本は自己判断でのリスクテイクです。マスクを着けて不自由な呼吸をして体調をおかしくするよりできれば人の少ない山を選んでマスクなし登山をしたいものです。
 もっとも人気の筑波山では人混みは避けられませんが・・・
女体山から男体山(871m)に登って筑波山神社に下山しました。バスの時間が迫っていたので御朱印を頂く時間がありませんでした。バス停に到着すると運よく臨時バスがでるところでこちらは空いていました。
 コロナからノーマルライフへの回帰の中で増えているのが登山などのアウトドアアクティビティです。換気が良いのでマスクをせずに楽しむことができるからです。アウトドアで心身をリラックスさせることは大賛成です。しかしそこに至るバスの中は結構密になる世界です。バスではマスクの着用はもとより不急の会話を止めるべきです。

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小売業の株価堅調で7週連続の株価下落に歯止めがかかりそうだが・・・

2022年05月27日 | 投資
 昨日(5月26日)米国株はダウが1.6%、S&P500が2%、ナスダックが2.5%上昇した。ダウは5日続けての上昇である。相場をけん引したのは、メイシーズ、ダラージェネラル、ダラーツリーなど小売業だった。小売業は先週ウオールマートやターゲットの決算が投資家の失望を招き売られていたが、昨日はメイシーズなどの決算が好感され株価上昇につながった。メイシーズの株価は同社が今年度の利益予想を引き上げた後19%上昇した。
 今日この地合いが維持されるならば、S&P500は7週間連続の相場下落を食い止めることができそうだ。
 もっともこれが相場の転換点になると考える人よりも「先週まで売られ過ぎたので買戻しが入っている」と見る人が多く、まだまだボラタイルな相場が続くと予想する人が多い。
 経済統計は景気の鈍化を示唆するものが増えているが、新規失業申請数は低下し雇用市場の底堅さを示している。雇用市場が底堅いことは、GDPの7割を占める個人消費が底堅いことを示唆し株価には心強い。
 連銀は6月から7月にかけて政策金利を0.5%引き上げるだろうということで市場の見方は揃っている。0.5%の引き上げはインフレ抑制のため必要で、堅調な消費はこの利上げを吸収できるだろうというのが大方の見方だろう。問題はこれでインフレに歯止めがかかるかどうかということだろう。
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