先日元の勤務先OB会事務局から、OB集会場に今度の秋から山の写真を展示して欲しいという依頼を受けました。
お役に立てることなら・・・と応諾したのですが、落ち着いて考えてみると中々大変な話です。
手元に展示できそうな写真は何枚かありますが、あまり山そのものに関心のない人にも感動を伝えるような写真を展示するとすれば、
これから何枚か写真を撮るために「撮影登山」」に出かける必要がありそうです。
これはネパール・アンナプルナ山群のマチャプチャレの写真で展示しようと思っているものの一つです。構図的な良し悪しはわかりませんが、朝日に輝く岩肌と天空の月が気に入っている写真です。ただしこのように迫力ある写真を撮るのは楽ではありません。
高い山に登り、撮影時間を選ぶ必要があります。
また山の写真といっても山だけでは面白くありません。
山と月、山と星、山と風景としての人物・・・などの組み合わせがストーリーを生み、インパクトを与えると思います。
日本の山の写真は頂上の写真だけでは面白くないでしょう。滝や高層湿原の写真も欲しい。高山植物をアップして遠景の山はぼかした写真も飾ってみたいなどと欲望はわいてくるものです。
実はもう少し年を取って、頂上に登るのが億劫になったら、絶景ポイントや雷鳥など野生動物が出没するポイントに三脚をすえて、じっと写真を撮るような登山をしたいと思っていました。
でもひょんなことから、そのような撮影登山が早まるかもしれません。それはそれで楽しいことだと思っていますが・・・・