金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Boseと港の見えるホテルは良かった。神戸ポートピアホテル

2024年03月31日 | うんちく・小ネタ
 昨日神戸であるあるボランティア団体の理事会があったので、前夜神戸に泊まった。泊まったホテルはポートアイランドの神戸ポートピアホテルだ。
 交通の便や手頃なレストランに近いという点では、このホテルは立地面で不利だが、良いところが幾つかあった。まず部屋が広く、浴室や浴槽も広く気持ちが良かった点だ。
 窓からは六甲山や港の景色が見えた。
 それともう一つ気に入ったところは、Boseのスピーカーが置いてあったことだ。
 スマートフォンからSpotifyやAmazon Musicなど音楽ストリーミングサービスにつなぎ、自分のお好みの音楽を高音質で聴くことができる仕組みだ。
 こんなサービスは今まで知らなかった(いつもbudgetなホテルに泊まっているからかな(笑))が、これは素敵なサービスだ。
 私は音楽に関しては大した趣味はないが、音楽の好きな人であれば、港の夜景を見ながら部屋で好きな音楽を聴きながら、グラスを傾け楽しい一夜を過ごすことができそうだ。
 そのうちホテルの差別化戦術の中にストリーミング対応が入ってくるかもしれないと思った。
 
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マカフィーVANをオフにするとPCをNHKプラスにつなげることができました。

2024年03月27日 | デジタル・インターネット
 少し前から自宅のパソコン経由のインターネット接続速度が低下していて困っていました。
 たとえばNHKプラスに接続すると「このページは、お住まいの地域からはご利用いただけません。日本国内での利用でもエラーとなる場合は、利用ページ案内をご確認ください」というメッセージが出てしまい接続できません。
 はじめはプロバイダーか家庭内無線LAN環境に問題があるのではないか?と考えたのですが、スマートフォンからはNHKプラスに繋がりますので、無線LAN環境には問題がないことが分かりました。
 問題はPCにあるのです。色々PCを触っている間に、マカフィーVANが速度を遅くしているのあろうということが分かってきました。
 VANを使うと送信するデータを暗号化することができるので個人情報を悪用されないというメリットがあるそうですが、NHKプラスに接続できないほど通信速度が低下するのは我慢できないので、自宅内ではマカフイーVANをオフにすることにしました。マカフィーVANをオフにするには、ツールバーの中のマカフィーアイコンをクリックして「VANをオフにする」をクリックすればOKです。少し前まではVANをオンにしていても通信速度は落ちていなかったのですが、どうして急に通信速度が落ちたのかは分かりません。
 ただしばらくは自宅内ではマカフィーVANをオフにしておこうと考えています。
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決済の二重認証は大変。大谷選手の会見で残った疑問

2024年03月26日 | ニュース
 今朝(3月26日)大谷選手の会見をTVで見た。内容は「自分はスポーツ賭博に関与していない」「一平さん(水原氏)が僕の口座から金を盗んだ」「彼はウソをついている」というものだった。
 大谷選手が自分の口でこの件の話を公にするのは初めてだが、これまでの代理人弁護士や球団側の話と平仄はあっている。
 ただこれで問題が終わったと考える人は少ないだろう。とくにアメリカのマスコミはだ。WSJの記事には次のようなコメントが書かれていた。
Ohtani’s brief statement on the situation won’t end the intrigue or the many questions about the actions of his closest confidant and his own decision-making in the saga that led to Mizuhara’s firing and a league investigation into the two of them. 「大谷選手の短い声明で陰謀や彼の腹心(水原氏)の行動や大谷選手自身の意思決定に関する多くの質問が終わることはないだろう」という趣旨だ。
 おそらく多くの人が直感的に持つ疑問は、多額の送金を本人の了承なく、二重認証の網をくぐって行えるのか?という点だろう。
 私も二重認証については疑問を持っている。その理由は少し前にオンラインでスキー場のリフト券を買うとき、クレジットカードに二重認証に少し手間取ったことああるからだ。
 スマートフォン経由でリフト券を買うと窓口で買うより数百円安い。人手不足に悩む各地のスキー場はスマートフォン経由のリフト券販売に力を入れているのだ。ところがスマートフォンからクレジットカードを使ってリフト券を買おうとすると、ワンタイムパスワードを求められる(クレジットカードによってはワンタイムパスワードを求めないものもあるかもしれない)。
 ワンタイムパスワードは、あらかじめ専用アイコンをダウンロードしておいて、それをクリックすることで発生させることができる。
 もちろん事前に登録しているクレジットカードの暗証番号やカードに裏面に書かれているセキュリティコードの入力に加えてである。
 ワンタイムパスワードはスマートフォンやPCから銀行送金するときに求められる場合がある。銀行送金の場合は、自分の携帯番号にSMSでワンタイムパスワードが送られていることもある。
 このワンタイムパスワードは有効時間が30秒程度とかなり短い。短い時間でアプリを立ち上げ、パスワードを発生させ、コピー(または記憶)して、元の決済画面に入力する必要があるのだ。
 最初にリフト券を買おうとしたとき、ワンタイムパスワードのアイコンを探いしている内にタイムアウトしたことがる。
 話が脇道にそれたが、たかだか数千円程度のリフト券を買うにもこの程度の手間がかかる。なぜ手間がかかるのか?というとクレジットカードなどを使った詐欺や窃盗が多いからだろう。
 アメリカで数億円相当の資金を送金する時にどのような複数認証の仕組みが使われいるかしらないが、少なくとも口座名義本人が事前登録している本人のスマートフォンにワンタイムパスワードが送られるてくるか?本人スマートフォンだけで発生させることができるワンタイムパスワードをかませていることは間違いないだろう。さらに生体認証等プラスアルファがあるかもしれない。
 本件については調査が進むにつれこの疑問に回答がでてくるような気がする。そしてもし二重認証をかいくぐって不正な送金が行われたとすればそれはそれで大きな問題だ。銀行やクレジット会社が慌てて、セキュリティを強化するので、一般消費者としてはまた決済に手間取ることになる。
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移民受け入れにより米国は極東を凌駕する

2024年03月23日 | うんちく・小ネタ
 WSJやCNBCを見ているとアメリカ経済がポストパンデミック以降堅調な理由の一つは移民受け入れが拡大していることにあるという主張を目にすることが増えてきた。
 アメリカでも日本、韓国、台湾と同様合計特殊出生率は低下している。合計特殊出生率は、日本が1.3、台湾は1.1、韓国に至っては0.9でアメリカは1.7だ。しかし米国経済局の分析によると、2019年以降日本の人口は2%近く、台湾の人口は1%近く減少しているが、アメリカの人口は約1.4%増えている。
 その理由はアメリカでは移民による人口増が続いているからだ。
 WSJのImmigration is helping the U.S.edge out Asia「移民が米国のアジアに対する凌駕を助けている」という記事に出ていたグラフを見ると2019年3月時点の労働人口に占める外国人労働者の割合は17.7%だったが、今年2月には19.4%に達している。これに較べて2022年時点での日本の外国人労働者の割合は2.7%だ。
 2020年にIMFが行った調査では、総労働人口に占める移民労働者の割合を1%上昇させると5年後に総生産量は1%増えるという。また生産性の向上により、自国民労働者の平均給与も上昇する傾向にあると研究は述べている。
 WSJは移民により様々なスキルがもたらされるので、経済成長がおり効率的になるとその理由を説明している。
 メキシコと陸続きで移民が流入しやすい米国では、移民が一種の安全弁として機能している。つまり景気が過熱して労働力が不足する時、低スキルの移民を取り込むことで労働力不足を補い、賃金上昇に冷やし玉を入れているからだ。
 移民は政治的には議論が多い話だが、経済的にはアメリカ経済の人口減少に悩む極東諸国を凌駕する上で有力な武器になっていることは間違いない。
 私自身人口減少に悩む日本では、もっと積極的に外国人労働力を増やすべきだと考えている。そして少しでも手助けができれば良いと考え、在留外国人に日本語を教えるボランティア活動を行っている。
 そこで感じることは、日本のあらゆるシステムは外国人を受け入れる上で非常に不便なシステムになっているということだ。
 最近自動車の運転免許をとろうとして教習所に通いだした中国人青年と、教習所のテキストを勉強しているが、その難しさに改めて驚いている。
 日本の自動車免許取得のハードルの高さの原因は何なのだろう。そもそも自動車教習所などない国が多いはずだ。従って免許の取得費用も極めて安い。おそらくアメリカでは日本の数十分の1程度の費用で免許が取れるはずだ。
 日本の教習所は生徒のためではなく、先生つまり退職した警察官の受け皿のためということが多そうだ。
 このような問題は、行政や教育システムのいたるところで見られる。
 日本で移民を拡大しようと思うなら、このようなシステムをもっともっとシンプルにする必要がある。システムをシンプルで分かり易いものにするメリットは外国人のためだけではない。それにより恩恵を受ける日本人も多いしそれが生産性の向上につながると思う。
 
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大谷選手と水原元通訳はこれからどうなる?

2024年03月22日 | ニュース
 一昨日ドジャースの大谷選手の通訳を務めてきた水原氏がドジャースから解雇されたという衝撃的なニュースが流れた。
 水原氏が解雇された理由について、水原氏が現在連邦警察から査察を受けている違法ブックメーカーとの関係を理由に解雇されたという報道が流れたが、ドジャース側は解雇理由を明らかにしていない。
 スポーツチャンネルESPNの報道によると、最初水原氏はブックメーカーに対する多額の借金を支払うため、大谷選手が水原氏の監督under MizuharaIs supervisonのもと送金を行ったと述べていた。しかしその後水曜日になって水原氏は前言を翻し「大谷選手は自分のギャンブル行為や借金やその返済努力について何も知らなかった」と述べた。また大谷選手の弁護士事務所は大谷選手は大規模窃盗事件の被害者だと声明を発表した。
この一連のニュースは、日本のマスコミでも報じられているので、繰り返さないが、私が興味を持ったのはWSJがThe nightmare start to Shohei Ohtani's Dodgers vareerという記事だった。「大谷選手のドジャースでのキャリは悪夢で始まる」ということで、何が悪夢なのか?ということについて記事は次のように結んでいた。
 「次に水原氏と大谷選手に何が来るのかは明らかではない。大谷選手は単なる通訳ではなく、メジャーリーグスターとしてのプレッシャーの高い環境への順応を手助けしてくれた人物(水原氏)を刑事告訴する手続きを開始することになると予想される」

なお記事は明確に述べている訳ではないが、水原氏が大谷選手の口座から金を盗み不正送金したのか?あるいは最初に水原氏が述べたとおり、大谷選手は水原氏が賭博の借金を返済するための送金を手助けしたのか?という点について
疑問を抱いていることは間違いない。
 私も直感的には大谷選手は水原氏から借金返済のために援助を頼まれ、今後賭博に手をださないという約束の上送金を認めた可能性があると考えている。
その理由は、大谷選手と水原氏のこれまでの親密な関係と、送金時の本人認証に関する多重認証システムで多額の資金を本人の認証なしに送るのは難しいと考えるからだ。
 ではなぜ水谷氏は前言を翻し、大谷選手の資金を盗むことにつながる発言をしたのか?それは大谷選手本人による違法賭博ブックメーカーに対する送金が、犯罪とはいわないまでもMLBの規定に抵触するリスクやファン感情を傷つけるという考えが働いたか?あるいはドジャース側などからプレッシャーがあったのではないか?という推測が成り立つ。
 だがこれまた憶測にすぎない。今後なにが出てくるからは分からない。ただそれは大谷選手にとってプレッシャーであることは間違いないだろう。
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