金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

マイクロソフト、好決算ながら時間外取引で株価下落。利食いに押されたのかな?

2024年01月31日 | 投資
 昨日(1月30日)マイクロソフトが四半期決算を発表した。
 一株当たり利益は2.93ドル(アナリスト予想2.78ドル)売上高620億ドル(同611億ドル)と売上、利益ともアナリスト予想を上回る好決算だった。
 WSJもMicrosoft earnings jump as AI demand boosts cloud unit(人工知能がクラウド部門の需要を拡大し売上躍進)と好決算を評価した。
 ただ決算発表後の時間外取引で、同社株は2%ほど下落した(WSJによる)。
 ブルンバーグなどは、投資家はクラウド部門でもっと売り上げ増を期待していたから失望売りが出たのでは?といったコメントがでていた。
 私は短期的に同社株を保有している投資家が利食いの売りにでたのかもしれないと考えている。
 マイクロソフトの株価は過去1年間で70%近く上昇しているから利食いがでてもおかしくないだろう。
 ただし今回の決算を見るとAIを梃子にマイクロソフトがクラウドビジネスを拡大している構図が明確でこの部門の同社の優位性はしばらく続きそうだ。
 同社株はしばらくholdで間違いないだろう。

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梅の花は梅まつりを待ってくれないかも。暖かい神代植物園

2024年01月30日 | まち歩き
 今日(1月30日)は暖かかったので神代植物園に梅を観に行きました。
 植物園のホームページを見ると「梅まつりは2月14日~3月3日」と書いてあったのですが、「うめ園」ではうめや蝋梅が満開近く咲いていました。
 暖冬なのですね。
 ひょっとすると梅の花は梅まつりを待ってくれないかもしれませんね。
南天の葉の赤が目を引いたのでアートフィルターを使って赤を強調してみました。

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激動の1週間を前に米国株はさらりと上昇したが…

2024年01月30日 | 相続
 昨日(1月29日)S&P500とダウはそれぞれ0.8%、0.6%上昇し高値を更新した。ハイテク銘柄の多いナスダックは1.1%上昇した。
 今週はマイクロソフト、アルファベットの決算発表が火曜日にあり、メタ、アマゾン、アップルの決算発表が木曜日にある予定だ。つまり現在の米国株の主役「荒野の7社」の内5社の決算発表がある。
 またFOMCが火曜日・水曜日に行われ、水曜日にはパウエル議長が記者発表を行う予定だ。焦点は連銀が3月のFOMCで政策金利の引き下げを示唆するかどうかだろう。強い経済指標が連銀の金利引き下げを遅らせるようであれば、「利下げを待っている待機資金」はしばらくそのまま留まっているだろうし、もし利下げの可能性が高まれば、待機資金は買い場を失うことを恐れて株式市場に流入し、さらに株価を押し上げる可能性が高そうだ。
 景気の先行きを占う重要な雇用統計は、今週金曜日に発表される。
 今週はファンドマネージャーには忙しい週になるだろう。
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スリランカで増える日本人観光客

2024年01月28日 | 旅行
 私は日曜日の午後Zoomを使ってカトマンズに住んでいるネパール人中学生に日本語レッスンを行っています。この中学生一家が冬休みを利用して、スリランカとモルディブに遊びに行っていましたので、レッスンはしばらくお休み。今日再開してスリランカ旅行の話を中心にレッスンを行いました。
 その中で中学生は「スリランカでは沢山の日本人旅行者にあった」「日本語で話しかけたら上手だね、と褒められた」などと話をしていました。
 このところの円安で日本人の海外旅行は減っていると思っていたのですが、スリランカでは日本人観光客は増えているようです。
 2022年5月に対外債務の支払いができずに史上初のデフォルトに陥ったスリランカですが、昨年10月には日本、インド、中国などからの観光客に対してビザの費用を無料化し、観光客の誘致に努めています。
 またスリランカ・ルピーが安いことも、円高に悩む海外旅行好きの日本人にはうれしい話でしょう。
 親日的な仏教国で北海道より小さい国土の中に8つの世界遺産が点在するスリランカは「1週間の旅行でトータル20万円~30万円」(大手旅行会社)と費用がコロナ前とあまり変わっていないので旅慣れた女性を中心に人気がたかまっているという話です。

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時価総額トップを競うマイクロソフトとアップル

2024年01月28日 | 投資
 先週マイクロソフトは時価総額3兆ドルを達成した。アップルは昨年6月に時価総額3兆ドルを達成したので、マイクロソフトの3兆ドルクラブ入りは2番目である。もっとも最近の株価上昇率では、マイクロソフトはアップルを上回っている。今月初めにマイクロソフトはアップルから時価総額世界一の地位を一時的に奪った。
 マイクロソフトの株価が好調な理由は、生成型人工知能のスタートアップOpenAIと資本提携し、AIブームのリーダーになったことだ。昨年1月からマイクロソフトの株価は7割近く上昇している。
 一方アップルの株価がさえない理由は、iPhoneのハードウエアとソフトウエアを囲み込んだビジネスモデルが、当局の規制を受け始め、売上鈍化の兆しが出ていることだ。
 マイクロソフトとアップルの時価競争は、IT業界において何がホットな話題になっているのか?それを投資家がどう判断しているのか?というバロメーターである。
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