雪山など強い逆光の中で人物を撮影すると黒く塗りつぶされてしまうことがありますね。
このような場合、カメラの中に「HDR撮影」機能がある場合は、この機能をオンにしておくと、複数枚の露出補正が異なる写真をカメラ内で合成して、人の眼で見た状況に近い画像を生成することができます。
また撮影後でも画像処理ソフトの中にHDR補正機能があれば、画像の明暗差を拡大し、黒い部分を明るくすることができます。下の写真は画像処理ソフトのHDR機能を使って人物像を明るくしたものです。
昨日は北横岳に登るつもりだったが、小雨混じりの天気となったため登山は中止し、渋温泉手前の御射鹿池（みしゃかいけ）を見物に行った。
この池（人工池）は東山魁夷の「緑響く」の舞台になった場所だ。
緑の林の中の白い馬の絵は清冽を極める。
この日の池は半分凍り水面は曇天を映していた。
あまりフォトジェニックな風景ではないが、撮影した写真のHDA修整を行い杉木立を少し春らしくしてみた。
土曜日（３月１日）に山仲間と車山にスノーハイキングに出かけた。
この日は快晴無風で車山の頂上からは近くの八ヶ岳連峰はもちろんのこと、富士山や遠くは妙高山や火打山まで中部山岳の主な峰を総て眺めることができた。
車山の頂上には車山神社があり、その鳥居の中に富士山を見ることができるので有名らしい。
この日鳥居の下部は雪に埋まっていたので、笠木と注連縄の間から富士山を眺めることができた。
少し右に動くと八ヶ岳連峰の主峰・赤岳と阿弥陀岳を同じフレームに入れることができた。
快晴無風のスノーハイキングは楽しい。日本海側では今年は雪が多いと聞くが、車山や八ヶ岳は雪は多くはない。
スノーシューを楽しむふかふか雪に巡り合うことはできなかったが、陽光の中のスノーハイキングには心が躍った。
