詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

Estoy loco por espana(番外篇134)Obra de Joaquín Llorens

2022-02-01 11:10:19 | estoy loco por espana

Obra Joaquín Llorens

Hierro óxido 58x15x12 S. 5.5.

En su obra, hay algo como "memoria" que te hace sentir nostalgia.
Especialmente, lo siento fuertemente en sus trabajos usando "hierro oxidado".
Hierro que no se usó y fue abandonado. Joaquín lo recoge y da forma a la vida.
El hierro renace como obra.
Sin embargo, no es una "vida restante" sino de una "vida nueva".
El óxido es una prueba viviente.
Esta obra me hace sentir "soledad". Es una soledad que el escultor ha vivido. 
Incluso si renacen, el hierro y el maestro seguirá viviendo en la soledad. Soledad severa pero fuerte. Y misteriosamente cálido.

ホアキンは、鉄をどうやって調達するのだろうか。
画家がキャンバスや絵の具を画材店から買うように、どこかから鉄を買ってくるのだろうか。
どうも、そんな気がしない。買ってきた鉄を加工しているとは感じられない。
何かをつくったときに、使い切れなかった鉄、たとえば「端切れ」のようなものがあって、それをつかって作品をつくっているという印象がある。
素材そのものが、すでにいったんつかわれたものを感じさせる。
それは、不思議な「手触り」。なぜか、なつかしさを感じさせる「記憶」のようなものがある。
特に、「錆びた鉄」をつかった作品に、それを強く感じる。
つかわれず、捨てられた鉄。それを集めてきて、残っているいのちに形を与える。
鉄は、作品に生まれ変わる。
しかし、それは「残ったいのち」ではなく、「新しいいのち」である。
錆は生きている証だ。
この作品は、「孤独」を感じさせるが、それは生きてきた時間がおのずとかかえこむ孤独である。生まれ変わっても、やはり孤独を生きるだろう。厳しいけれど、強い孤独。

 

 

 

 

コメント
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