福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

兎の目

2006年04月10日 |   〇日韓関係

「ヲタク」としては特別、目新しい話題ではないが、灰谷健次郎の
名作「兎の目」が韓国語に訳され、韓国の読者からも一定の支持を
得ていることを知った。


*韓国語版「兎の目」

韓国語訳の題名は「나는 선생님이 좋아요(僕は先生が好き)」。

韓国の新聞(電子版)を読んでいて、短い関連記事が目に
とまったので翻訳して紹介しておく。

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■ 하이타니 읽고 일본여행 하고
灰谷作品を読んで日本旅行を
(ハンギョレ新聞 4月9日) 

어린이책 출판사 양철북은 10일부터 5월31일까지
제1회 독서감상문대회를 연다. <나는 선생님이 좋아요>
등의 책을 쓴 일본의 유명 어린이책 작가이자 평화주의자
하이타니 겐지로의 책을 읽고 독서감상문이나 독서신문을
지어 응모하면 된다.
児童図書の出版社であるヤンチョル・ブックが4月10日から
5月31日まで第1回読書感想文コンクールを開催する。
「兎の目」などの作品を書いた日本の有名児童図書作家であり
平和主義者でもある灰谷健次郎の本を読み、読書感想文
(個人)や読書新聞(団体)を書き応募すればよい。

양철북은 응모자 가운데 모두 13명을 뽑아 8월 중순께
일본으로 문학기행을 떠난다. 일본문학기행은 하이타니
겐지로의 작품 배경이 된 곳을 순회하며, 올해는 오사카와
고베 일대를 돌아본다. 작가 하이타니 겐지로와 독자가
만나는 일정이 포함되어 있으며, 일본의 평화단체
피스보트 회원들도 기행에 동참할 예정이다.
ヤンチョル・ブックは応募者の中から計13名を選び8月中旬頃、
日本での文学紀行を行う。日本文学紀行は灰谷作品の背景と
なった場所をめぐる予定で、今年は大阪と神戸一帯を訪れる計画だ。
作家、灰谷健次郎の出席も日程に含まれており、日本の
平和団体であるピースボートの会員たちも紀行に同行する予定だ。

이번 독서감상문 대회는 개인뿐만 아니라 단체로도
참가할 수 있다. 단체로 참가하려면 ‘학생팀’, ‘부모와
학생팀’, ‘교사와 학생팀’으로 3명이 한 팀을 짜서 하이타니
겐지로의 작품을 읽고 독서신문을 만들어 내면 된다.
수상자는 6월26일 발표한다.
今回の読書感想文コンクールは個人だけでなく団体の参加も
募っている。団体参加の場合、「生徒チーム」「保護者と子ども
チーム」「先生と生徒チーム」での参加が可能で、3名で1チームを
編成し灰谷作品を読み、読書新聞を作り応募すればよい。
受賞者は6月26日に発表される。

・・・・・・・・・

こうした取り組みや日韓交流が成功することを「ヲタク」としても
心より祈りたい。



(終わり)

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