福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国のラジオ

2006年04月17日 | 【情報通信関連】

先日の日曜日、「ヲタク」は家族といっしょに実家に遊びに行った。

「ヲタク」の実家は、同じ福岡県でも玄界灘に面した郡部に位置
している。北九州市の西隣だ。

現在、「ヲタク」が住んでいる小都市は北九州市の南側に位置して
いる。

実は福岡で韓国のラジオ(AM)を聞こうとすれば、この微妙な
違いが決定的な差を生み出す。

「ヲタク」の住んでいる地域では基本的にプサンのKBS第1放送
(891kHz)しか聞けない。

しかし、玄界灘に近い「ヲタク」の故郷では、それ以外にも多くの
放送がかなり鮮明に入ってくるのだ。

ひまにまかせて、実家のラジオで聞くことのできた韓国の
ラジオ放送の周波数をメモに取ってみた。

今日、そのメモをもとに、対馬海峡を越え福岡県の北部まで
届いてくる韓国の電波の「出所」をインターネットを使い調べてみた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・



<慶尚南道>

・プサン KBS1 891kHz
・プサン MBC 1161kHz

・マサン(馬山) MBC 990kHz
・マサン(馬山) KBS3 936kHz

・ウルサン(蔚山) MBC 846kHz
・ウルサン(蔚山) KBS1 1449kHz

・チンジュ(晋州) MBC 1215kHz

<慶尚北道>

・ポハン(浦項) KBS1 1035kHz
・ポハン(ウルジン) KBS1 1305kHz
・ポハン、テグ KBS2 558kHz

・テグ(大邱) KBS1 738kHz
・テグ(大邱) MBC 810kHz

<全羅南道>

・ヨス(麗水) MBC 1080kHz
・クァンジュ(光州) MBC 819kHz

<その他>

・チェジュ(済州) 極東放送(FEBC) 1566kHz

・北朝鮮 801kHz

・・・・・・・・・・・・・・・・・

玄界灘に近い「ヲタク」の実家では、韓国の南部地域の放送を
中心に、遠くは北朝鮮の放送(韓国向け放送?)までラジオで
聞ける。

現在、韓国の衛星放送を見ている「ヲタク」ではあるが、「ヲタク」の
韓国「電波体験」の原点は、このラジオ放送にあるのだ。

もっとも、中・高生のころはチューニングの邪魔をする不快な
雑音以外の何物でもなかったのが、これらの韓国語放送であった。

あれから30年、まさかこうして韓国の放送が聞き取れる「ヲタク」に
なろうとは・・・

実家のラジオに次々に入ってくる韓国語放送の周波数を
メモしながら、しばらく遠い日の自分を振り返り何とも知れない
不思議な感慨に浸った「ヲタク」であった。

(終わり)


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