福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

中国の朝鮮族

2006年04月26日 |   〇朝鮮族と高麗人

朝鮮族ネット」によれば、2006年現在、中国の中の少数民族
として暮らしている「朝鮮族」は、朝鮮族自治州のある吉林省を
中心に約200万人。

そのうち、現在、韓国で中国国籍を持ったまま結婚生活を送って
いる女性だけで実に約2万8000人。

朝鮮族の同年代の女性だけにしぼって、韓国で暮らす女性の
割合を考えた場合、かなりの数字になるのではないだろうか。

「ヲタク」の考えていた以上に、韓国と中国朝鮮族の間の
国境や政治体制を越えた民族的紐帯は大きい。


△朝鮮族ネットより

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■ "한국에 시집온 외국여성 6만6천명"
韓国に嫁いできた外国人女性、6万6000人
(連合ニュース 4月26日)
 
한국 국적 남성과 결혼해 현재 국내에 살고 있는 외국 출신
여성은 얼마나 될까?
韓国国籍の男性と結婚し、現在、韓国に住んでいる外国出身の
女性がどのくらいいるのだろうか?

26일 법무부에 의하면 지난해 말 현재 국내 거주 여성 결혼
이민자는 총 6만6천659명이다. 출신지로 보면 재중동포
2만7천717명(41.6%)으로 가장 많고, 중국 1만3천401명
(20.1%), 베트남 7천426명(11.1%), 일본 7천145명(10.7%)이
뒤따랐다.
26日、法務部のまとめによれば昨年末現在、結婚して韓国に
居住している外国人女性の総数は6万6659人。出身国別では
中国朝鮮族が2万7717人(41.6%)で最も多く、次いで中国
1万3401人(20.1%)、ベトナム7426人(11.1%)、
日本7145人(10.7%)などの順であった。

나아가 1990년 국내 총 결혼건수 중 1.2%에 지나지 않던 국제
결혼은 지난해 전체 31만6천375건 중 13.6%인 4만3천121
건으로 늘었다.
さらに1990年には国内の総結婚件数の1.2%に過ぎなかった
国際結婚の比率が、昨年は総件数31万6375件の13.6%に
あたる4万3121件に増加した。

국내 남성 농림어업 종사자와 외국 여성간 결혼건수도 2004년
1천814건에서 지난해 2천885건으로 증가했다. 이는 지난해
남성 농림어업종사자 전체 결혼의 35.9%에 해당하는 수치.
国内の農林水産業に従事する男性と外国人女性の結婚件数も
2004年1814件から昨年の2885件へと増加した。
これは、昨年1年間の同産業に従事する男性の総結婚件数の
35.9%にあたる数だ。

하지만 여성 결혼 이민자 부모의 낮은 경제적ㆍ사회적 지위,
교육과 문화방식의 차이 등으로 인해 자녀의 교육환경은 열악해
이들 사이에서 태어난 6세 이하 미취학 자녀가 유치원과
보육시설을 이용하는 비율은 일반가정(56.8%) 대비
절반(27.3%) 수준에 불과했다.
しかし、外国人女性の実家の経済的・社会的地位の低さや
教育や文化の違いなどにより、子どもの教育環境は劣悪で、
国際結婚家庭で生まれた6歳以下の未就学児童が幼稚園や他の
保育施設を利用する比率は一般家庭(56.8%)の半分
(27.3%)にも満たない水準だ。

- 以下省略 -

(終わり)


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巨人戦

2006年04月26日 |   〇メディア・IT


*26日対広島戦第1打席でのイ選手(連合ニュース)

「ヲタク」は、どちらかというとアンチ巨人派だ。しかし、一応、
巨人がらみの記事もこうして記録しておくことにした。

イ・スンヨプ選手の存在のおかげで、5月から全ての巨人戦が
韓国のお茶の間で視聴できるようになるという。

本当か嘘かは知らないが、一部、韓国プロ野球の選手やコーチで
さえ、球場の控え室のテレビでイ選手の試合を見ているとの
報道もなされていた。

--- 現在、韓国では「読売ジャイアンツ」の知名度が急上昇中だ。

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■ 이승엽 출전 전경기 안방서 시청 하세요 
イ・スンヨプ選手の出場する全試合をお茶の間のテレビで
(ヘラルド経済新聞 4月26日)
 
・CATV서 원정경기도 중계
CATVで遠征試合も中継

다음달 2일부터는 일본 프로야구에서 맹타를 휘두르고 있는
이승엽 선수(요미우리 자이언츠)의 모든 경기를 안방에서
시청할 수 있게될 전망이다.
来月の2日から日本のプロ野球で猛打を爆発させている
イ・スンヨプ選手(読売ジャイアンツ)が出場する全試合を
お茶の間で観戦できるようになる。

CJ미디어 계열 케이블TV 채널인 XTM과 Xports(이하
엑스포츠)는 “오는 5월부터 이승엽 선수의 원정경기를 모두
중계할 예정"이라고 26일 밝혔다.
CJメディア系のケーブルTVチャンネルであるXTMとXports(以下
エクスポーツ)は、5月からイ・スンヨプ選手が出場する全遠征
試合を中継する予定だと26日、発表した。

지금까지 국내팬들은 이승엽의 홈경기만을 SBS스포츠 채널을
통해 시청할 수 있었다. 그러나 이번에 CJ미디어가 이승엽 원정
경기 중계권을 확보함에 따라 시청자들은 이승엽이 출전하는
모든 경기를 관전할 수 있게 됐다.
今まで国内ファンはイ選手のホーム球場での試合に限り
SBSスポーツチャンネルを通じ観戦することができた。しかし、
今回、CJメディアがイ選手の遠征試合の中継権を確保したことで、
視聴者はイ選手が出場する全ての試合の観戦が可能になった。

- 以下省略 -

(終わり)



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国際司法裁判所

2006年04月26日 |   〇竹島問題等

昨日(4月25日)の午前、対日関係に関するノ・ムヒョン大統領の
特別談話が発表された。

日本が竹島の領有権を主張することは「過去の侵略を正当化する
行為
」であるばかりではなく、「韓国の独立を否定する行為」である、
との見解には少々驚かされた。また、正直、非常に大きな違和感を
感じざるを得なかった。

ところで、大統領談話に対する日本側の反応を伝える今回の
韓国マスコミの報道姿勢は、随分、抑制されたものになっている。
その「冷静さ」にも少々驚きを感じている。

昨年のような非難一色の熱狂的な盛り上がり(?)は全く
感じられない。

日本側の反応を一方的に「妄言」として激しく糾弾するのではなく、
一定、客観的な姿勢で日本側世論の大方の動向や主張を
伝えているのである。

YTNから一本のニュースを翻訳して記録しておく。

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*YTNニュースより

■ "자신 있다면 국제사법재판소로 가자"
「自信があるなら国際司法裁判所に行こう」
(YTN 4月26日)

[앵커멘트]
ニュースキャスターのコメント

일본 언론들은 노무현 대통령의 특별담화에 대해
지방선거를 앞둔 국내용이라고 평가절하했습니다.
日本の各メディアは、ノ・ムヒョン大統領の特別談話について、
統一地方選を控えた国内用のメッセージだとの冷ややかな
評価を下しています。

그러면서 그렇게 자신이 있다면 당당히 국제사법
재판소의 판결을 받자는 주장도 했습니다.
また、そんなに自信があるのなら堂々と国際司法裁判所の
判断を仰ぐべきだとの主張もなされています。

도쿄에서 윤경민 특파원입니다.
東京からユン・ギョンミン特派員の取材です。

[리포트]
レポート

마이니치 신문은 노무현 대통령의 대일 강경자세가
구심력 회복에 연계돼 있다고 분석했습니다.
毎日新聞はノ・ムヒョン大統領の対日強硬姿勢が国内での
求心力回復と結びついている
と分析しています。

노 대통령으로서는 5월말 지방선거를 앞둔 만큼 국내용
으로도 독도문제에서 양보할 여지가 없다는 것입니다.
ノ大統領としては、5月末の統一地方選挙を控えているだけに、
国内向けにもトクト(竹島)問題で譲歩する余地はないとの見方を
示しています。

때문에 당분간 냉정함을 촉구하는 일본측과의 접점을
찾을 수 없을 것 같다고 내다봤습니다.
従って、当分の間は、冷静な対応を求める日本側との接点を
見い出すことは難しいだろう
との見通しを示しました。

보수성향의 요미우리 신문은 노 대통령이 그렇게까지
강경하게 말한다면 역시 국제사법재판소의 결정에 맡겨야
하지 않느냐고 주장했습니다.
次に保守系の読売新聞ですが、ノ大統領がそこまで強硬な姿勢に
出るのなら、やはりこの問題を国際司法裁判所に付託すべきでは
ないのか
と主張しています。

일본은 과거 2차례 국제사법재판소로 가져갈 것을 제안
했지만 한국이 거부했다며 자신이 있다면 왜 거부하느냐는
것입니다.
日本側は過去2度、国際司法裁判所に付託することを提案したが、
韓国側がこれを拒否したことを挙げながら、自信があるのなら
なぜ拒否するのか
と疑問を呈しました。

또 일본의 독도 영유권 주장이 식민지 영토권 주장이라고
하는 것은 한국의 일방적 해석이며 시마네현이 독도를
편입한 것은 식민지 통치와는 아무런 관계가 없다고
강변했습니다.
また日本のトクト(竹島)領有権の主張が植民地領土権の主張だと
いうのは韓国側の一方的な解釈
であり、島根県の竹島編入と
植民地支配は何の関係もない
と強弁しています。

노 대통령의 태도는 EEZ 협상을 곤란하게 할 뿐이며 오히려
대립만 부추기는 것이라고도 했습니다.
ノ大統領の態度は排他的経済水域をめぐる交渉を困難なものに
するだけで、かえって両国の対立を煽る結果になるだけだとも
述べています。

진보적인 아사히 신문은 노 대통령이 분노의 전압을 올리는
사이 제어가 불가능하게 됐다며 냉정을 촉구했습니다.
革新系の朝日新聞は、ノ大統領が怒りのボルテージを上げ
コントロールがきかなくなっていると指摘し、冷静な対応を
促しています。

한국인들이 식민지 피해 역사에 독도 영유권 문제를 연결
시키는 것을 전혀 이해하지 못한다고는 말할 수 없다고
말했습니다.
また、韓国人が植民地支配の被害の歴史にトクト(竹島)領有権
問題を結びつける心情を全く理解できないわけではない

述べています。

하지만 일본도 영유권을 주장할 근거를 갖고 있다며
식민지배 역사를 정당화하는 것과는 별개의 문제라고
반박했습니다.
しかし、日本側にも領有権を主張する根拠があると述べ、
植民地支配の歴史を正当化することとは全く別の問題
だと
反論しました。

그러면서 노 대통령의 이번 담화는 지도자간 신뢰관계가
얼마나 무너져 있는지를 여실히 말해주는 것이라고
평가했습니다.
そして、今回のノ大統領の談話は、政治指導者間の信頼関係が
いかに崩れているのかを如実に示していると伝えました。

도쿄에서 YTN 윤경민입니다.
東京からYTN、ユン・ギョンミンの取材でした。

(終わり)


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普遍の精神

2006年04月26日 |   〇竹島問題等

■ "日사회 역사인식 위기 팽배"<日교수>
「日本社会に歴史認識の危機拡散」<日本人教授>
(連合ニュース 2005年3月31日)

다카하시 데쓰야(高橋哲哉.49) 일본 도쿄대 교수가 31일
서울대에서 열린 해외석학 초청 강연회에서 `정신의
자유''와 일본의 민주주의''를 주제로 일본의 우경화를
비판했다.
東京大学の高橋哲哉教授(49)が31日、海外の研究者を招いて
開かれているソウル大学の特別講演会で、「精神の自由と日本の
民主主義」というテーマで日本社会の右傾化を批判した。

다카하시 교수는 발표에서 "일본 일선 학교에서 히노마루ㆍ
기미가요 강요, 야스쿠니신사 참배 등은 일본헌법이
이상으로 제시하는 `정신의 자유''에 대한 위반"이라며
"일본사회 전반에 팽배한 이런 민주주의의 심각한 위기는
역사인식의 위기"라고 지적했다.
高橋教授は講演の中で「日本の学校での日の丸・君が代の強制、
首相の靖国神社公式参拝などは、日本国憲法が規定している
<精神の自由>に対する違反」だと述べた上で、「日本社会全般に
広がっているこうした民主主義の深刻な危機は歴史認識の
危機でもある」と指摘した。

그는 "한국은 투쟁을 통해 민주주의를 획득했지만 일본은
전후에 그냥 주어진 것이었다"며 "일본에서 진정한
민주주의를 실현하기 위해서는 일종의 `시민혁명''이
필요하다"강조했다.
さらに「韓国は闘争を通じ民主主義を獲得したが、日本は戦後、
ただ与えられただけだった。日本で真の民主主義を実現させる
ためには一種の<市民革命>が必要だ」と強調した。

토론자로 나선 전형준 서울대 교수는 "요즘 논란이 되는
식민잔재 청산문제는 처벌 차원에만 머물러서는 안된다"며
"피식민 경험에서 비롯된 인간성의 왜곡문제를 극복해야
할 것"이라고 지적했다.
一方、パネリストとして登壇したソウル大のチョン・ヒョンジュン
教授(※)は「最近、問題となっている植民地時代の残滓清算問題は、
処罰の次元にのみとどまってはいけない。(韓国人は)被支配の
経験から生まれた人間性の歪曲問題を克服しなければならない

と指摘した。

※中国文学専攻

강명구 서울대 교수는 "최근 한일 양국이 감정적으로
들끓어 우익 동원의 정치만 팽배하고 민족주의나 민주주의에
대해 차분히 생각할 기회를 박탈당했다"며 "피해자라는
명분으로 모든 것을 정당화하기 보다 다카하시 교수 말대로
`보편의 정신''을 회복해야 할 때"라고 말했다.
また同大学のカン・ミョング教授(※)は「最近、韓日両国が
感情的に激昂し、右翼を動員した政治だけが社会を覆ってしまい、
民族主義や民主主義について冷静に考える機会が奪われて
しまった。(韓国人は)被害者という名分で全てを正当化するの
ではなく
、高橋教授も述べた通り<普遍の精神>を回復し
なければならない時だ
」と述べた。

※ジャーナリズム論専攻

이날 강연에는 일본인 유학생과 한국 학생 등 80여 명이
참석해 큰 관심을 끌었다.
この日の講演には、日本人留学生や韓国人の学生など80名
余りが出席し大きな関心を集めた。

・・・・・・・・・・・・・・・

実は、上記の記事は、昨年、韓国で反日感情が沸騰した時期の
記事だ。

絶望的な雰囲気の中で唯一、「ヲタク」が発見した希望の持てる
動きを伝える記事だった。

ノ・ムヒョン大統領の特別談話(06年4月25日)に目を通し
ながら、ついつい1年前の記事をカフェの資料室から引っ張り
出してきた。

「ヲタク」も、日韓両国が、支配と被支配の歴史を共に克服し、
「普遍の精神」を回復しながら、お互いに忌憚なく議論できる
日が早く訪れることを願わずにはいられない。

(終わり)


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