福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

寒渓嶺

2006年04月20日 |   〇街・田園景観

朝鮮半島の気候の厳しさには今更ながら驚かされる。

4月も下旬にさしかかろうとするこの時期、江原道の
「ハンゲリョン(寒渓嶺)」では、何と大雪に見舞われたという。

ハンゲリョンとは太白山脈を東西に横切る1000m級の高い峠道だ。
有名な雪岳山国立公園の南部に位置している。

韓国の北部でさえこうなのだから、北朝鮮や中国東北部、
ロシアの気候の厳しさなど、九州に住む「ヲタク」には到底、
想像もつかない。

関連のフォトニュースから記事を二つ記録しておく。

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■ 폭설에 발 묶인 차량
大雪に足止めをくらった車
(連合ニュース 4月20日) 

15cm 정도의 폭설이 쏟아진 한계령 정상 휴게소 주차장에
주차된 승용차의 번호판에 고드름이 달려 있다.
約15cmの大雪に見舞われたハンゲリョン(寒渓嶺)の頂上付近で、
休憩所に駐車中の車のナンバープレートにつららが下がっている。

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■ 한겨울로 되돌아간 한계령
真冬に逆戻りしたハンゲリョン
(連合ニュース 4月20日) 

15cm에 달하는 폭설속에 수은주가 영하로 떨어지면서 도로변
바위에 고드름이 주렁주렁 달린 한계령 고갯길을 차량들이
조심스럽게 운행하고 있다.
15cmに達する大雪に見舞われ、気温も氷点下に下がり道端の
岩に大きなつららがいくつも下がったハンゲリョンの峠道を、
注意深く車が行き来している。

(終わり)


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女性総理

2006年04月20日 |   〇政治・経済

大統領制をとる韓国において副大統領的な性格を持っている
国務総理に、憲政史上初めてとなる女性総理が就任した。

彼女は、旧軍事政権時代には思想犯として刑務所暮らしも
経験した民主化運動の出身者だ。

現在でも「柔らかいカリスマ」との異名を持ち、民主主義や
女性の権利確立のための活動に献身している重鎮的な
女性政治家だ。

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「ヲタク」の住む日本では、一部にはマザコンっぽささえ感じさせる
ような二世、三世の世襲政治家ばかりが幅を利かせ、何とも
知れない閉塞感が漂っている。

韓国のこうしたニュースに接するたびに、「政治」という営みに
希望をかけて見たくなる。

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■ 첫 여성총리 탄생… "딸들에게 희망을"
初の女性総理誕生...「娘たちに希望を」
(韓国日報 4月20日) 

19일 국회에서 국무총리 임명 동의를 받은 한명숙
총리는 헌정 58년 만의 첫 여성 총리다.
19日、国会において国務総理への任命同意案が承認された
ハン・ミョンスク総理は、58年の韓国憲政史上初となる女性総理だ。

한 후보자는 수많은 ‘여성 1호’ 중 최고 권력에 가장
가까이 다가선 여성이다. 자리가 높은 만큼 그가
여성의 정치사회적 지위를 크게 향상시킬 것이라는
기대가 높다.
ハン総理は、数多くの「女性初」のポストの中で、最高権力に最も
近づいた女性だ。女性がナンバー2に就任することになり、今回の
人事が女性の政治的地位向上に大きく寄与するものとの期待も
大きい。

한 후보자는 지난달 총리에 지명된 직후 일성(一聲)
처럼 이 땅의 딸들에게 큰 희망을 주었다. 임혁백 고려대
정외과 교수는 “여성 총리가 탄생했다는 사실 만으로
뿌리 깊은 가부장주의와 여성의 능력을 낮추어 보는
편견이 상당히 해소될 것”이라고 평가했다.
先月、ハン総理が総理候補者に指名された直後に語った言葉
通り、「韓国の娘たち」に大きな希望を与えたと言える。
イム・ヒョクベク高麗大政治外交学部教授は、「女性総理が
誕生したという事実だけで、根深い家父長主義と女性の能力を
男より一段劣ったものとして見る偏見がかなり解消されるだろう」と
評価した。

- 以下省略 -

(終わり)



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竹島と割腹抗議

2006年04月20日 |   〇竹島問題等

■ 독도 수호
独島(日本名:竹島)を守る
(連合ニュース 4月19日)

일본정부가 독도 인근 해역조사를 강행할 것으로 보이는
가운데 19일 오후 서울 탑골공원에서 한 시민이 일본측의
독도 인근 해역에서의 조사방침 철회를 요구하며 칼로
자해를 시도하고 있다.
日本政府が独島(日本名:竹島)近海の海域調査を強行するものと
見られているなか、19日午後、ソウル市内のパゴダ公園(正式
名称:タプコル公園)で一人の市民が日本側の独島近海海域での
調査撤回を求め割腹自決を行おうとしている


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最初、さすがの「ヲタク」も、この写真を見て何が行われているのか
全く理解ができなかった。

なぜ、お腹の付近にボカシが入っているのかも・・・

昨年、韓国社会で反日感情が激昂した時には、ソウルの漢江の
橋から抗議の投身自殺をされた「愛国心」の強い女性もいた。

せめてこの写真の「愛国者」の命に別状がないことを祈りたい。

それにしても何とも痛ましい話ではないか。気が滅入ってきて
仕方がない。



(終わり)



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