韓国語で「통신언어(通信言語)」と言えば、チャット用語をはじめ
インターネット上で使われる略語を意味する。他にも「외계어
(外界語)」、つまり宇宙語などと呼ばれることもある。
主な使用者は10代の若者だ。
今日、ネット上の略語に関する世代間ギャップにまつわる記事を
読んだ。
「ヲタク」などから見れば、記事の論調とは逆に、韓国の中高年は
若者が使う略語をよく知っているものだと感心させられた。
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■ 장·노년 41% “통신언어 절반도 몰라”
中高年の41% 「ネット上の略語、半分もわからない」
(京郷新聞 5月6日)
10代がよく使うネット上の略語
장·노년층 10명 중 4명이 청소년 통신언어의 절반도 모르는 등
세대간 의사소통 단절 현상이 우려할 만한 수준이라는 연구
결과가 나왔다.
中高年層の約4割は10代がインターネット上でよく使う略語が
半分以上理解できず世代間の意思の疎通にギャップが深まって
いるとの研究結果が出された。
한국정보문화진흥원은 6일 ‘2007년 정보문화분석 보고서’ 중
전국 10~60대 4951명을 대상으로 조사한 ‘통신언어에 대한
세대간 격차 및 해소방안’을 통해 이같이 밝혔다.
韓国情報文化振興院が6日発表した調査報告「インターネット上の
略語に関する世代間ギャップとその解消方法」でこうした事実が
明らかになった。この調査は全国に住む10~60代の4951人を
対象に実施され「2007年情報文化分析報告書」に盛られた。
50대 이상 632명을 대상으로 초·중·고교생이 많이 쓰는 통신
언어 20개로 만든 대화체 문장의 이해도를 조사한 결과 10개
미만을 이해한 경우가 41.6%(263명)였다.
50代以上の632人を対象に小中高生がよく使うネット上の略語
20個で作った会話調の文章の理解度を調査した結果、9個以下
の理解にとどまった人が41.6%(263人)だった。
10~15개를 이해한 응답자는 35.7%(226명), 16~19개는
20.3%(128명)였으며, 1개도 이해하지 못한 이는 7.9%(50명)
였다. 20개 전부 이해한 이는 15명(2.4%)에 불과했다.
10~15個を理解した人は35.7%(226人)、16~19個は
20.3%(128人)。一方、一つも理解できなかった人が7.9%
(50人)いた。また、20個全てを理解できた人は35.7%
(226人)に過ぎなかった。
10대 초·중·고교생 896명을 대상으로 통신언어 사용빈도를
조사한 결과 ‘ㅋㅋ’(‘큭큭’ 등 웃음소리)이 가장 많이 쓰였으며,
‘즐’(빈정거리거나 따돌릴 때 쓰는 말), ‘ㅡㅡ;’(어이없다는
표정)순으로 집계됐다. ‘ㅎㅇ’(영어 ‘하이·hi’), ㅎㅎ(‘하하’ 등
웃음소리), ‘ㄱㅅ’(감사), ‘ㅇㅇ’(응), ‘헐’(‘어이없다’는 의미의
한숨), ‘ㅈㅅ’(죄송) 등이 많이 사용됐다.
10代の小中高生896人を対象にネット上の略語に関する使用
頻度を調査した結果、「ㅋㅋ」(クックッ、笑い)が最も多く使われ
ており、「즐」(無視、消えろ)、「ㅡㅡ;」(あきれた表情)などが後に
続いた。その他にも「ㅎㅇ」(英語のHi、あいさつ)、「ㅎㅎ」(ハハ、
笑い)、「ㄱㅅ」(감사、感謝)、「ㅇㅇ」(응、わかった、OK)、「헐」
(ホル、あきれた時の溜息)、「ㅈㅅ」(죄송、ごめん)などがよく
使われていることがわかった。
-以下省略-
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)/語学・英会話