△YTNのチョン・エスク(鄭愛淑)アナ
日曜の午後、自宅のスカイライフ(韓国の衛星放送)でYTNの
ニュースを見ていたら、ニュース画面に「ヲタク」の憧れの女性、
チョン・エスク(鄭愛淑)アナが登場した。
彼女は落ち着いたピンク色の服に身を包んでいた。
澄み渡ったソウルの秋空を背景に、コスモスの花を連想させる
ような淡いピンク色の服が彼女によく似合っていた。
喪服姿の彼女も美しかったが、地味なピンク色の服を着た彼女も
実にいい。
△「オイッ!そこの中年に警告する!」
「これ以上、彼女にまとわりつくのはやめろッ!」
「潮時ってものを知れ!」
(写真とは無関係)
8日、9日の二日間にわたったYTNのアナウンサーらによる
「喪服闘争」はもう終わっているのだ。
「ヲタク」が見るに、アナウンサーらによる今回の「喪服闘争」は
ごく短期間のものであったとは言え、今後、YTN労組が闘いを
進めていく上でかなりの成果を収めたと言える。
すでに国会でも取り上げられているYTN問題ではあるが、今回の
「喪服闘争」をきっかけに世論の関心をさらに広く集めることに
成功した。
しかも、「ヲタク」が各種報道の論調を観察する限りでは、大統領
側近の社長就任に反対するYTN労組の主張に、世論の共感が
広がりつつある。
また、会社側のYTN労組に対する大量の解雇・停職処分の
問題については、「行き過ぎ」を指摘する声が与党内からも
公然と上がっている。
ノ・ムヒョン前政権(中道左派)時にも、政権に近い人物の社長への
天下りを事実上阻止した実績のあるYTN労組なだけに、時の
政権の意向に左右されない「公正な報道の確保」を前面に
かかげた同労組の主張には、十分なる正当性と説得力がある。
日本の共同通信の報道(10月9日付)によれば、韓国電力など
公共機関が大株主になっているYTNの理事会は、以前から、
社長に時の政権に近い人物を天下りで迎え入れようとする傾向が
あったという。
政権とのパイプを持つことで会社組織を防衛しようとする目的も
あったのかもしれない。しかし、そうした悪しき慣行はいつかは
正されなければならない。
アナウンサーたちの「喪服闘争」は終わったが、現場記者や
職員など組合員たちの闘いは今後も続いていく。
労組役員に対する解雇・停職処分の撤回はもちろんのこと、社長
選任問題に関しても報道機関本来の使命と責任を果たす方向で
解決がはかられていくことを切に望みたいものだ。
<追記>
「喪服闘争」の中のチョン・エスク(鄭愛淑)アナ
チョン・エスク(鄭愛淑)アナも参加したYTNアナウンサーたちの
「喪服闘争」を記念する意味で、YTNの画面(ネット上の動画
ニュース)と、他のメディアによる「喪服闘争」関連報道(電子版)の
中から、チョン・エスク(鄭愛淑)アナの画像を中心に集めてみた。
■YTNのニュース画面から
※喪服闘争は10月8、9日の2日間で終わっていたが、
彼女は10日も黒い服を着ていた。
■連合ニュース(1)
■連合ニュース(2)
■東亜日報
■CBSノーカットニュース
■共同通信(日本)
※ちなみに朝鮮日報と中央日報の報道には残念ながら(?)
彼女は登場していなかった。
△朝鮮日報(上)、中央日報(下)
・・ ・・
△「オレの警告を完全に
無視したな・・・」
「中年男の深情けほど始末に
おえないものはない」
(写真とは無関係)
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)