福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

A1GPと竹島

2008年10月06日 |   〇竹島問題等

韓国メディアの報道によれば、オランダで開催されたA1グランプリ
(国別対抗モーターレース)で、初参戦の韓国チームが総合で8位に
入る健闘を見せた。

多くのメディアで関心を集めていたニュースだ。


△10月5日 連合ニュース

ところで、このレースに参加した韓国チームのレーシングカーの
デザイン(文字)をめぐって、チームと主催者側との間でちょっと
した摩擦が生じたそうだ。

国家対抗戦というレースの性格も反映されてか、韓国チームの
マシーンのデザインは、太極旗、ハングル、独島(日本名:竹島)の
三つをモチーフにしたものだった。


△10月5日 連合ニュース

そのうち、デリケートな領土問題に絡んだ政治的主張には、
さすがに主催者側からブレーキがかかり、マシーンのデザインから
英文の「Dokdo is a territory of Korea」(独島は韓国領)の
文字が削除されたという。

さらに、「ヲタク」が各種フォトニュースを見る限りでは、最終的には
ハングルの「독도는 한국 땅(独島は韓国領)」という文字も
消えていた。


△最終戦ではリアスポイラーから「独島・・・」は消えている
(10月6日スポーツ朝鮮)

いずれにしろ、この太極旗、ハングル、独島(日本名:竹島)の
3点セットは、今や現代韓国の民族(国家)至上主義を象徴する
「3種の神器」と化したかの感がある。

「ヲタク」が見るに、民族の独立や民族文化の尊厳を守ろうとする
民族主義は普遍的な価値を持つ。しかし、自民族や自民族の
文化を絶対視する、いわば独善的な民族至上主義は非常に
危険だし、時には見ていて滑稽ですらある。

正直なところ、「ヲタク」は、グランプリのサーキットを疾走する
韓国チームのレーシングカーに、まさに過剰なる「民族」や
「国家」の暴走を見る思いがした。



△「オイ!コラ!そこの中年日本人!
何度言ったらわかるんだ
余計なおせっかいはやめろッ!
(写真とは無関係)

・・・・・・・・・・・・・・

■한국 A1 그랑프리 8위 기염
韓国チーム、A1グランプリで8位入賞
(連合ニュース 10月6日)

한국 레이싱팀인 A1팀 코리아가 5일(한국시간) 밤 네덜란드
암스테르담 인근의 잔트포르트에서 열린 `자동차경주 월드컵'
인 A1 그랑프리대회 2008-2009시즌 개막대회 본선에서 17개
참가국 중 스프린트 최하위 부진을 딛고 피처 레이스 완주와
함께 7위에 오르는 극적인 역전 드라마를 연출하며 종합 8위로
대회를 마감했다.
韓国レーシングチーム「A1チームコリア」が5日夜(韓国時間)、
オランダのアムステルダム近郊、ザントフォールトで開催された
モーターレースのワールドカップ「A1グランプリ大会2008-2009」
シーズン開幕戦決勝で、参加17カ国中8位という好成績を収めた。
チームコリアは前日のスプリント戦最下位という不振を見事に
振り払い、長距離レースで劇的な逆転ドラマを繰り広げ7位で完走、
総合でも順位を8位に上げた。


(終わり)


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