庭に生えているリュウキュウ(蓮芋)の花が咲きました。
水芭蕉と似た花で、花穂が白い苞(仏炎苞)に包まれています。
「仏炎苞」の「仏炎」とは仏像の背後に刻まれた炎の模様で、この苞をそれに見立てたもののようです。ということは、花が仏さまですね。
今回、たまたま顔を近づける機会があり、初めて知ったのですが、この花、匂いを放っています。
お葬式の焼香の際に使うお香に似た、やや甘い匂い。どんな虫を誘っているのか、まだそこまでは突き止めていません。
庭に生えているリュウキュウ(蓮芋)の花が咲きました。
水芭蕉と似た花で、花穂が白い苞(仏炎苞)に包まれています。
「仏炎苞」の「仏炎」とは仏像の背後に刻まれた炎の模様で、この苞をそれに見立てたもののようです。ということは、花が仏さまですね。
今回、たまたま顔を近づける機会があり、初めて知ったのですが、この花、匂いを放っています。
お葬式の焼香の際に使うお香に似た、やや甘い匂い。どんな虫を誘っているのか、まだそこまでは突き止めていません。
雨の朝、今年はじめての朝顔が咲きました。
夏の朝にはどうしても朝顔が欲しくて、毎年、階段の手摺りに絡ませて育てています。
シンプルな青。
他にもいくつか種を持っていて、余裕のある年にはそれらも育てていましたが、今年はこれだけ。
というか、家のまわりにブドウだとかキウイフルーツだとかが育ち、あまり朝顔を育てる余裕がないんですよね。鉢植えも置く場所がありません。
ということで、今年の朝顔はこれ一筋。大事に世話をします。
花が咲いてから、ひと月半。実がかなり大きくなってきました。
ひと粒はビー玉か、それよりやや大きいぐらい。
混み合っているところの粒は摘みとる必要があるというので、摘んだのを齧ってみたりしています。まだまだ酸っぱくて渋い。甘みが出るのはいつ頃になるのでしょう?
右と左の房は種類が違っていて、右は「藤稔」、左は「紅巨峰」という名のブドウの種から育てたものです(品種はもとのブドウとは別ものになるらしい)。
親はどちらも濃く色づいていましたから、この実もやがて色づくと思います。そうなったら袋掛けをするつもり。
切り落とした枝や葉は市が無料でゴミ収集してくれるのですが、短くそろえて束ねる必要があります。その作業が大変。
結局、午前中では終わらず、午後も続きをやる羽目に。
そうしているうち、空模様がにわかに不安定になり、夕方には雷雨が襲来しました。
「なにかクチナシみたいに見えるけれど」と家の人。
「えっ?!」と思いました。あわてて庭に出て行ってみると――
小ぶりな鉢にクチナシの花が一輪。
このクチナシは昨年、梅雨の季節に枝をもらって来て、挿し木にしたもの。
元気に育ってはいるものの、まさか1年で花までつけるとは!
梅雨を前にうれしいプレゼントをもらった気分です。