節分。
恵方巻は昼食に丸かぶりしました。家の人の手作り。美味しい。
関西の海苔問屋はうまいことを思いついたものだと思います。
今日は散歩にも出ず、留守番。炬燵にもぐりこんで、読書に励んでおりました。
毎日新聞に「AIルール EU先導を」という記事。
EUの議会で人工知能に関する法整備を求める報告書がまとめられ、その中ではロボットに「電子人格」を与えることや、ロボットへの課税について触れられているそうです。
八田浩輔記者が欧州議会のマディ・デルボー議員に取材したもの。デルボー議員はこの報告書をまとめた方です。
自律型ロボットが自己学習した結果、生産された当初のプログラムからかけ離れた存在になった時のことを考えてのことだといいます。
何か事故などを起こした時、それが作った人間の意図したものでなかったとすれば、ロボット自身の責任とするしかない、ということになるようです。つまり、「人格」に準じる法的存在とみなさざるをえない、と。
「法人」のロボット版?
ロボットへの課税は、人間の仕事を奪うことを考えてのこと。公的サービスの財源をどう賄うかが問題になるので。
この提言が法制化されれば、ロボットも資産をもつようになるのでしょうか。ただし、デルボー議員は「ロボットに権利や義務を与えるのではない」といっています。
「電子人格」かぁ。
こんな時代が到来したんですねえ。
所有者、あるいは保護者から独立したロボットが活躍する日は、そんなに遠くないかも。EUだけでなく、日本でも検討しなくちゃ。
かつて小松左京さんが万博を研究したように、問題意識をもつ人が先導するのがいいと思う。