惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

目高

2020-06-23 21:00:42 | 生きもの

 夕方、市民農園経由で深大寺方面へ散歩。

 市民農園に寄ると、いちばん南の一画にある畑のトウモロコシが無残に食い荒らされています。ハクビシン?
 今年はこれまで被害がなかったのに、ついに出現したようです。一度、現れると続いてやって来るので用心しなくては。やっかいなことです。

 深大寺。午後5時を過ぎ、閉門していることもあって、人影はまばら。店もほとんど閉まっているし、賑やかになるのはまだ先のようです。

 御塔坂を下って野川へ。
 青大将がくねくねと泳いでいるのを眺めたりしながら、下流へ。
 家の近くまで来て、地域福祉センター横の道へ入ると、道路と壁のあいだのスペースに「メダカ、お持ちください」と、小さな容器入りのメダカを置いてあるお宅がありました。
 立ち止まって見ていると、玄関から奥さんらしき人が出てきて、「どうぞ、どうぞ、持って行ってください。増え過ぎちゃって困っているんですよ」と。
 勢いに押されて、もらってしまいました。
 入っているメダカは黄色いのが3匹。ヒメダカでしょうか。

 というわけで、今日からメダカを飼うことになりました。


2020-02-08 20:39:06 | 生きもの

 シラスウナギが戻ってきているようです。
 高知新聞の記事によると、昨年12月から始まった今期のシラスウナギ漁はどこも好調。高知県内では先月までで、すでに昨期の全漁獲量の3倍に達しているという。宮崎県でも昨年同期の約8倍獲れているとか。

 うれしいですね。国内(だけでなく中国、台湾でも)シラスウナギは激減していて、特にここ2年ほどは極端な不漁でした。
 それが、たとえ一時的であるにしても、持ち直しているということは、このままウナギが絶滅しなくてもすむのではないかという希望を抱かせてくれます。

 漁で獲れるシラスウナギは養殖用になり、食べられてしまうのでしょうが、獲られず川を遡るシラスウナギも多いでしょうから、成長し、またマリワナ海峡付近の産卵場所にもどっていってくれるはず。
 業者の人たちも資源保護――というよりも種の保全に、努力してもらいたいと思います。

 私は日本の川にウナギがわんさといる状態を夢見ているのです(子どもの頃はそうだったんですよ)。


泥鰌

2020-01-22 20:25:23 | 生きもの

 今日、うれしくなったのは、ジュンク堂書店福岡店の水槽で、絶滅危惧種であるオンガスジシマドジョウが繁殖したというニュース(西日本新聞の記事)。

 普通の水槽で、普通に飼っていたんでしょうねえ。そうしたら、何か小さなひらひらしたものが生まれていた。
 いいなあ。お見事!

 福岡県レッドデータブックによれば、このドジョウは「主に河川中下流域の流れの緩やかな砂泥底に生息」し、「岸部の植生域で産卵するものと考えられる」。そして「産卵には植生域や水位変動が必要と考えられ」るが、環境悪化で絶滅が危惧されているといいます。
 ジュンク堂さんの話では、何がよかったのか不明なようですが、これからもどんどん増えるといいですね。

 ずっと昔、私も水槽でシマドジョウを飼っていたことがあります。近所の川で子どもと一緒に掬ってきたもので、確か、金魚の餌を与えていたような。
 もっと古い記憶をたどれば、自分が子どもの頃は、家の近くの小さな用水路にたくさんいました。泥の中にもぐっているのを掘り出したりしていたなあ。一緒アカハライモリもいたんじゃなかったっけ。

 ドジョウ、好きです。いつまでも日本の川にいて欲しい。


強敵出現?

2020-01-15 20:47:10 | 生きもの

 ベランダにプランターを置いて、野菜を育てています。今はスナップエンドウが主で、ほかにキャベツやリーフレタス、パセリ、葉ネギなど。

 以前からヒヨドリにスナップエンドウをついばまれていたので、ぐるりとネットを張りめぐらし、ベランダは鳥籠のような状態。それなのに……。

 今日、スナップエンドウが2本、根元から分断されているのを見つけました。何者かに齧られたようです。
 とても鋭い歯(牙?)の持ち主のようで、エンドウを絡めさせているポリプロピレンのロープまで一緒に切断しています。キャベツの外葉も齧っているようです。

 さらによく見ると、小指の先ほどの糞が2個、落ちていました。
 鳥ではなく、獣のように思えます。果たして何者? そして、また襲来するのか?

 ビクビクしながら、様子を見ています。


細菌は偉い

2019-12-20 21:07:20 | 生きもの

 田舎の不動産の関係で書類が送られて来たので、ハンコを押して返送。簡単な用件なのに5か所もハンコを押す必要がありました。
 こういう作業にハンコ押しロボットが使われるんだろうなぁと感じたことでした。

 毎日新聞の記事で、〈サイエンス誌〉が選んだ「今年の10大成果」を知りました。

★ブラックホールの影の撮影
・恐竜を絶滅させた小天体衝突の詳細分析
・古代人類「デニソワ人」の外見再現
・エボラ出血熱の治療薬の開発
・量子コンピューターの優位性の証明
・真核生物の起源に迫る古細菌の培養
・太陽系外縁天体の接近撮影
・嚢胞性(のうほうせい)線維症の新治療薬の登場
・栄養失調と腸内細菌の関係の解明
・人工知能がポーカーの複数人対戦で勝利
 (★はトップ)

 ほとんどの項目の内容はつかめましたが、9番目の「栄養失調と腸内細菌の関係の解明」というのがよくわかりません。
 この記事に書かれているバングラデシュでの栄養不良改善治療のことなのでしょうか。

 毎日の記事では海洋開発機構が古細菌を培養したという6番目の成果に多くが割かれています。
 これも併せて、このところ地球生物の主役は細菌であるような感じが強くなってきていますねぇ。