惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

初夢

2008-01-02 20:58:10 | 日記・エッセイ・コラム

 見ました。

 大学SF研の合宿にOBとして参加しているらしい。
 合宿所は畳敷きで、広間には大きな座卓が据えてある。そこに、なぜか小松左京御大がどっかと腰を据え、最新科学について「あれはどうなの?」と訊いている。
 私はたまたまそのことに関する本を読んだばかりだったので「そのことなら、翻訳本がありましたね」などと応えている。
 遠くの壁際で、亡くなったはずの野口くんが腰を下ろしてタバコを吸っているのが見える。声は、こちらからもあちらからも、互いに届かないみたいだ。
 立ち上がって、隣の部屋へ行くと、私より一回り下のOBたちがいて、何か話し合っている。私は持っていた本(ル・グィンの最新作らしい)を机の上に置いて「最近の学生さんは、こういうのは読まないのかなあ?」と尋ねる。0Bの1人が「いや、そんなことはないですよ」と言うけれど、まわりに現役の会員は見当たらない。
 廊下で音がするので見てみると、K野くんがふざけて回し蹴りをやっている。狭いところなので、ものを壊しそうだ。
 ……などと思っているうち、K野くんは同じ大学出身ではあるものの、SF研ではなかったことに気づいた。そういえば、その部屋にいるOBと思っていた人たちも、皆、SF研ではなく、空想小説ワークショップのメンバーなのだった。

 というような夢でした。
 なんだか、これまでのSF人生を振り返って総括しようとしているみたいですね。そんな年になるのでしょうか。

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