午後、六本木の俳優座劇場にて劇団昴公演『スタア』(作:筒井康隆)。
なんと1975年の初演以来、35年ぶりの再演だそうです。私は初演は見ていないので、舞台を見るのは初めて(戯曲は読んでいました)。
なんと1975年の初演以来、35年ぶりの再演だそうです。私は初演は見ていないので、舞台を見るのは初めて(戯曲は読んでいました)。
時代設定は筒井さんの希望で初演当時のまま。だからケータイはないし、デジカメもインターネットもありません。マッドサイエンティストである地震学者の言説は、古い時代の方が生きますね。
といっても、古めかしい感はまるでありませんでした。ちょっと前の時代の超絶ドタバタコメディ。毒のある笑いが弾け、満員の場内は大いに沸きました。
今回の公演のプログラムブックに、「何が面白いのか――表現行為の根本を問う筒井作品」というエッセイを書かせてもらっています。
そのプログラムブックをすぐ前の席で筒井さんご自身が読まれていてヒヤヒヤしたことはツイッターで少しつぶやきました。
今日の写真(立体視ではありません)は、夕方、武蔵野の森公園の池で見かけたカルガモのヒナ。
生まれたばかりらしく、ちっちゃくて可愛いのです。こしゃくに岸の草をついばんでいました。
ヒナは全部で7羽います。中には勝手に遠征を始める冒険家もいたりして、お母さんガモは気が気ではないようでした。