惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

紙縒り作り

2018-07-29 20:46:11 | アート・文化

 市民農園のヒマワリは無事でした。
 雨、風とも、あまり激しくなかったので、このあたりでは被害はなかったみたい。それにしても、どういう動き方をする台風やねん。

 夕方、市の文化会館に用があったので、1階の展示室に寄ってみました。以前、お伝えした「新聞紙のこよりによる動物アート――一ツ山チエ展」が開催中。
 展示室奥に制作スタジオが出張してきているので、そこへ行って、「何かやらせてください」と言うと、こよりを作らせてくれました。

 幅10センチ、長さ40センチぐらいにカットした新聞紙を渡され、これを細く巻いてみることに。
 まず、新聞紙を台の上に広げ、ブラシで全体を濡らします。濡れると柔らかくて巻きやすくなるんですね。でも、破れやすくも。

 両手の指の腹で端からゆっくり巻いて、全体を細いヒモのようにするわけですが、右手と左手の動きにズレができると、紙が破けてしまいます。
 「短くても、ネコのヒゲにするとか、使いみちがありますから」と慰めてくれるのですが、やっぱり完全なこよりを作りたい。

 何度かやって馴れると、今度は幅が5センチあまりの細いこより用の紙を渡されました。こちらはさらに破れやすいのです。2度ほど「短いこより」を作って、3度目にやっと長い、完全なこよりができました。

 面白かった。また、やらせてもらおう。
 ちなみに、制作中の動物はまだ形が見えておらず、何ができるのか、わかりませんでした。