昨夜は一所懸命、仕事に励んでいました。
今日もそのつもりだったのですが、朝、ついついマラソングランドチャンピオンシップの中継を見始めてしまったのが大誤算。
時々、経過を確認しながら、基本的には机の前に座っているはずだったのに、男子の部の優勝候補の一人、設楽選手がスタートと同時に大逃げを打つという波乱万丈の幕開けとなったから、もう大変。目を離すことができなくなってしまいました。
20分遅れでスタートした女子の方は、男子の30人に比べ、10人という少人数なのでそれぞれの走りを追いたくなり、こちらもチャンネルを換えながら見るハメに。結局は、私の意志が弱いということなんでしょうけども。
事前の予想は、男女とも39キロ付近からの上り坂が勝負の分かれ目になるだろうというもの。男子の勝負所はまあそんなものでしたが、女子はまるで違ってました。
男子は設楽選手が一時は2位グループに700メートルほども差をつけるぶっちぎり状態。しかし、後半、目に見えて失速。37キロ付近で2位グループに置いてゆかれ、先頭グループとなった9人(でしたっけ?)はそのまま坂へ。ここで中村選手が長めのスパートをかけ、2位になった服部選手、3位の大迫選手と見ごたえのある力比べを繰り広げました。
一方、女子は最初、ほとんど全員が団子となり、どこまでこの状態が続くのかと思っていたら、早めのペースだったようでどんどんばらけてゆき、中間点に達する前に前田選手が独走態勢を確立。そのままゴールまで危なげなく逃げ切りました。
しかし、どちらも見ごたえがあったなあ。こんなにマラソンの走りに熱中したのは何年振りでしょうか。仕掛けた瀬古さんの狙いにまんまと乗ってしまった。
写真は、昨日、掲載できなかった。夕暮れ時の鱗雲。気持ちの良い空でした。