午後は新宿に出ました。
新宿三丁目のフリースペース・無何有にて、「わんだ落語@新宿〜2022立冬〜」。
その前、電車に乗ろうと駅前に行くと、5年前に亡くなられた水木しげるさんの命日(今月30日)を前にして「ゲゲゲ忌」のイベントが開かれていました。
ステージでのクイズだとか、露店だとか、大きな鬼太郎人形との撮影会だとか。
今年は水木さん生誕100年ということで盛り上がっているのです。
ちょこっと雰囲気を味わってから、新宿へ。
会場の無何有は高座をしつらえ、椅子を並べるとキャパシティー20人あまり。ほぼ満席で、立川わんだ独演会。
わんだくん(「さん」というべきか、「師匠」というべきか)は先月、東京から故郷の名古屋に転居したばかり。そのあたりの事情だとか、生まれ育って、また住むことになった名古屋市春田の町内の様子だとかが枕がわりで、小学校の校歌も3番まで歌うサービスぶり。
落語は、大晦日に借金を取り立てに来る大家や業者をあれこれの手で追い返す「掛け取り」のわんだバージョン。Jポップやラップが出てくるところが聞きもの。
後半はなかなか売れない漫才コンビをテーマにした連作2題。ふたつ目はタイムトリップが盛り込まれたSF落語でした。
ひさしぶりに出かけた新宿は、日曜日ということもあってたくさんの人出。ちょっとしたおのぼりさん気分になってしまいました。