朝は雨。午前中にいったんやんだかと思うと、また小雨が降り、夕方には少し陽が射すというめまぐるしい空模様。いかにも梅雨という感じです。
雨上がりに畑の様子を見に行きましたが、途中、吹きつけ工事屋さんとこのツバメの巣。雛たちは巣立っていて、空っぽでした。
小さい命があんなにひしめいていたのに、今はひっそり。健全な経過ですが、寂しい気持ちはぬぐいきれません。まさに「空の巣症候群」。
夕方の晴れ間にはバイクでワインの買い出しに。
帰宅してから深大寺あたりまで散歩。お寺の境内には近所の人が犬の散歩に訪れているぐらいで、ほとんど人がいませんでした。もっとも、月曜日は休業するお蕎麦屋さんも多いのですけれども。
〈ナンクロメイト〉8月号、発売中です。担当してきた新刊レビュー欄で次の3冊を取り上げています――
- マーサ・スタウト『良心をもたない人たちへの対処法』(秋山勝訳、草思社)
- 塚原直樹『カラスをだます』(NHK出版新書)
- 馬場悠男『顔の進化 あなたの顔はどこからきたのか』(講談社ブルーバックス)
この連載は今号で終了。
きちんと調べてみないとわからないのですが、20年以上も続いたように思います。
「オモシロ本の世界」というコラムタイトルで、最初は横田順彌さんとのブックレビュー2本立て、途中から牧眞司さんとやってきました。あと、映画紹介欄があり、3本をあわせて「ナンクロコラム」と称していました。
勝手気ままなセレクトで書かせていただき、本当にありがたく思っています。長い間、お世話になりました。
様々な興味深い分野の本を紹介していただき、毎月楽しみにしておりました。書評するためにはたくさんの本を読み、多くの時間を費やされたことと思います。今後は気の向いたとき、おもしろい本があれば教えていただけたらと思います。
長い間ありがとうございました。
「この本はこんなふうに紹介できるかも」と考えながら本屋の棚を見てまわるのも楽しい時間でした。
いろいろと自分の勉強にもなり、ありがたい仕事でもありました。
これからは読書量が減りそう。