惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

1969年

2019-08-18 21:02:25 | 映画

 昨日のつづきのようになりますが、畑で出遭ったバッタ。

 ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)のメスですね。これも害虫ではありますが、大きさといい、名前といい、なんだか畏敬の念を覚えてしまい、やっつけられませんでした。

 昨日のNHK・FM、ピーター・バラカンさんの「ウィークエンドサンシャイン」は1969年特集。
 2年前から、毎年、50年前のミュージックシーンを振り返る特集をやってます。前回、前々回とも、とても興味深く聞いてますが、この年、私は高校3年生で、洋楽びたり。映画にも目覚めた頃で、大変思い出深い特集でした(とはいえ、音楽環境がバラカンさんとはまるで違うので、音楽シーンの印象も異なりますが)。

 番組の中で、この年の映画として『イージー・ライダー』に触れ、ステッペンウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」がかかりました。
 昨日はたまたま、製作・脚本・出演でこの映画に関わったピーター・フォンダさんの訃報が伝わった日でしたが、早朝の番組では情報が入ってなくて、バラカンさんはそのことには触れずじまい。『イージー・ライダー』という映画にはあまり関心しなかったようなことを言ってました。

 が、私にとってはとても重要な映画で、主演したピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソンへの敬愛の念はずっと消えることがありません。南部から西部にかけてのアメリカが排他的で非寛容な土地柄であることは、この映画で思い知りましたし、トランプ大統領時代の今も、その傾向に変わりはないのだと感じています。

 ついでにいえば、ピーター・フォンダさんの姉のジェーン・フォンダさんも、1969年にはとても重要な映画に主演しました。邦題『ひとりぼっちの青春』(原題/原作のタイトルは『彼らは廃馬を撃つ』)で、彼女に対する印象は前作の『バーバレラ』から一転。これまた尊敬すべき俳優となりました。



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