台風24号

　昨夜は11時頃、床に就いたものの、風の音がもの凄く、ほとんど眠った気がしませんでした。
　ゴーゴーと空が唸り、時折り、雨戸を雨粒が叩く音がダダダダッと響きます。家全体が揺さぶられることもたびたび。瞬間最大風速は、八王子では45.6メートルというとんでもない数値を示したようですが、このあたりではどれくらいまでいったのやら。関東各地で軒並み40メートル超の風速を記録していますから、似たようなものだったのでしょう。

　そうこうするうち、いつの間にか風も鎮まり、目覚めるまでは寝ていたようです。まったく眠れなかったわけではないらしい。
　それにしても、こんなに風の音に怯えた夜は初めて。台風は和歌山県に上陸した後、内陸部を通ったわけですが、意外と東京にも接近した時間があったのでしょうねえ。

　一夜明けると、家の前の道路は知切れて飛んで来た葉っぱがいっぱい。庭では、スイカの雨除けに架けてあったビニールシートが裂けていました。
　市民農園に行くと、隣の畑では、倒れたキクイモを起こしたり、諦めた株は切り倒したり。背の高い作物や、サトイモのように葉の広い作物の被害が大きかったようです。我が畑では、ナス、ピーマン、シシトウの枝が折れたり曲がったり。実もいくつも地面に転がっていました。

　高知育ちですから、台風の激しさは何度も経験済み。しかし、東京でこんなにひどい状況になるのは珍しい。今年は回数も多いし、自然災害は激化の一途をたどっているようです。政府は防災省なり危機対策省なりを早急に構え、常時、対策を講じたほうがいいと思います。