昨日は昼過ぎまで書評原稿を書いて、送稿。その後、都心へ出かけ、夜まで某アンソロジー編纂委員会。
これで年内の仕事は終り。
これで年内の仕事は終り。
今日は午後、自転車で市内をあちこち。ようやく年越しの準備に取りかかれることになりました。
帰宅してから、庭先の段差に当てるステップの修理。
バイクの出し入れの際に使う踏み台です。木で自作したのですが、長年使ううちに破損しかかってきたので補強をかねて。久しぶりにノコギリやドリルを使って楽しめました。こういう時間がゆったり取れるといいのですが。
その後、かなりたまっていたカナメモチの落葉を燃やしました。落ち葉焚き。
葉っぱは菌に冒されて落ちたもの。「病葉(わくらば)」といえばいいのでしょうね。
この「わくらば」という言葉を覚えたのは、仲宗根美樹さんの歌った名曲「川は流れる」で。1961年からも62年にかけてのヒットといいますから、10歳前後だったことになります。
歌いだしが「わくらばを今日も浮かべて~」ですが、子どもにとっては「わくらば」が意味不明。大人に聞いたのか、自分で辞書を引いたのか、やがて呑みこめて、ビルの谷間の川に欠けたところのある落葉が浮かんで流れてゆく場面をイメージしたように思います。
しかし、この歌は暗いですね。最後は「~明日は明るく」で終わるのですが、そのメロディーがちっとも明るくない。口でいってはみるものの、きっとそんな明日なんか来ないに決まってる、という感じなのです。
そういえば、この歌も西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」も、同じ1962年の紅白歌合戦で歌われています。暗い歌がヒットした時代だったのですね(とはいうものの、同じ紅白で吉永小百合「寒い朝」、橋幸夫「いつでも夢を」も歌われているんだよなぁ……)。
暗い歌はインパクトが強いんですね。一度聴いたら耳にこびりつくのでしょうか。
そのうちテレビでオンバレードをやるかも(^^)