惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

きのこの日

2018-10-15 21:29:35 | ことば

 本日、10月15日は「きのこの日」であるらしい。
 このことを知った家の人が、「なんで10月15日なんだろう?」と首をかしげていました。語呂合わせではないみたいだし、何か故事来歴でもあるのでしょうか。私にはわかりません。

 で、ネットで調べると、1995年に日本特用林産振興会が制定した記念日だそうで、10月15日とした理由は、10月は天然のキノコが多く採れ、小売店の売場でもきのこコーナーが拡充される。そして「15日は一般に月の中日で慌ただしくなく消費者に対してきのこの良さをアピールするのに適していると思われます。よって10月15日を”きのこの日”と定めることを提唱し、制定に至りました」とのこと。
 季節的には10月が良く、15日あたりなら他のイベントも少なく、目立たせやすいだろうということのようですね。特にこの日でなければならないという理由はないといっていいみたい。

 なんとなくいいなあ。ちょっとアバウトな決め方であることを認め、無理に理由をこじつけたりしていない。ニヤニヤしてしまいました。

 ところで、日本特用林産振興会の「特用林産」とは聞きなれない言葉。何のことでしょう?

 林野庁の当該ページには次のようにありました――

特用林産物とは、食用とされる「しいたけ」、「えのきたけ」、「ぶなしめじ」等のきのこ類、樹実類、山菜類等、非食用のうるし、木ろう等の伝統的工芸品原材料及び竹材、桐材、木炭等の森林原野を起源とする生産物のうち一般の木材を除くものの総称です。

 つまりは、山に生えたもののうち、木材を除く資源や製品を指す言葉と受け止めていいのでしょう。林産物は、木材と特用林産物に分けることができるのですね。

 この季節、子どもの頃、拾って食べた椎の実なんかも特用林産物なのかな。山の幸(さち)もうれしいものです。



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