先日のBS-TBS「SONG TO SOUL」でギルバート・オサリヴァンのヒット曲「アローン・アゲイン」を取り上げていました。
この曲は私も好きで、発売当時、すぐにシングル盤を買いました。ラジオで聞いて、急いでレコード屋に走ったんじゃなかったかな。
そのレコードは今も我が家にあって、今度のリフォームですぐに取り出せるところに置けました。
というわけで、引っ張り出して来て撮ったのが、この写真。一緒に、その次のヒット曲「クレア」も並べてみました。
「アローン・アゲイン」(キング TOP-1714)のジャケットを見ると1972年4月発売のようです。37年前かあ……。
クレジットには〈……この「アローン・アゲイン」は、「さよならがいえない」につづくシングル・ヒットなのだが、この曲でギルバートの哀切感はピークに達したかのようだ。孤独な男の孤独な世界がわれわれの胸にひたひたと迫ってくるのである。まさしく、ギルバートは、ポール・マッカートニー以来のイギリス音楽界の天才児以外の何者でもない〉と、ピントが合っているのかズレているのかわからないことが書かれています。
当時、私は一所懸命歌詞を読んで、「いかにもイギリスだなあ」と皮肉でユーモラスで悲しい世界を楽しんだものでした。
番組でギルバートさんはメロディーを生み出す大変さと面白さを強調していたように思います。出尽くしたかと思われるメロディーの世界で、新しいものを生み出す才能は稀有。彼につづくソングライターがどんどん出てきて欲しいものです。
ところで、手持ちのレコードですが、現在、我が家にはプレーヤーがないので聞けません。そのうち入手しなくては。
大学時代、SF研の自主制作映画のBGMに使ったので、特に思い入れの深い曲です。72年の春頃だったでしょうか。
シングル盤も持っているはずですが、私が聞いているのはもっぱらベスト盤の方です。最近、手持ちのCDをmp3にして、風呂に入りながら聞くのが毎晩の楽しみです。
そうそう、映画作っていましたね。しかし、使った音楽のことまでは覚えておりませんでした。
若い頃、親しんだ音楽は特別ですね。私もよく聞き返しています。