朝、わりと早めに市民農園へ行ったので、野菜の葉に露がびっしりとついている光景が見られました。
写真はネギの葉。
ネギを眺めているうちに、これはかなり奇妙な植物だと思いました。
まず、葉っぱが円筒形になっているのが変。
もとは平たい葉っぱだったのでしょうか。それが円筒形になったのは、葉っぱだけですっくと立ち上がろうとした結果なのでしょうか。
ネギは地上部がすべて葉っぱです。根深に至っては、地中の白い部分も葉っぱです。これも変。
茎はほとんどありませんね。根と葉の間にわずかに存在はしているようです。
地上に立ち上がるのに、他の植物は茎を頼りますが、ネギは茎を無視し、葉っぱだけで立ち上がろうとした。その理由は何?
ネギの原産地は中国西部、チベット高原あたりだと聞きます。寒くて乾燥した高地に適応するために、このような戦略をとったのでしょうか。
ネギについては色々と研究してみる価値があると思い始めました。
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