ゆっくり楽しみながら作ってきた作業台が出来上がりました。4月末にとりかかってから、約2カ月。
これ以上はないというくらいシンプルな立ち作業用の台になりました。甲板は幅60センチ、奥行き45センチ。高さ68センチ。立って作業するにはこれくらいがいいようです。
組み手はほとんどホゾとホゾ穴ですが、ゆるんで抜けると困るので要所に木ねじを使い、小さなダボで頭を隠してあります。
塗装は練習のためにオイルフィニッシュで。透明のチークオイルを2度塗りし、材に染みこませました。しっかり乾いたら、ワックスをかけてみるつもり。
オイルで仕上げると、木材そのものの性格がよく出ますね。凹んで傷になったところや、カンナの刃の跡もくっきりと浮き出て、「こんな失敗をしてはいけません」という例がしっかりとわかります。いい勉強になりました。
全体での自慢は安上がりなこと。材木はほとんどが銘木店でタダで貰った端材。ただし、脚の付け根を横に結ぶ部分には適当な厚みと幅のある材が欲しかったのでホームセンターで購入。500円くらいでしたでしょうか。あとは木ねじ14本と、塗装用のオイル。合計で1000円弱?
いちばんの収穫は、経験。ノコギリ、カンナ、トリマーなどの使い方にもかなり慣れました。ジグもいくつか作れたし、今後への蓄積が少しできた感じ。
さて、次は何を作ろうかなあ。
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