5月につくばで藤田雅矢さんお会いした時、朝顔の苗を2株、いただきました。
ただの朝顔ではあるまいと思っていたのですが、どちらも珍しく、面白い。
1つは白地に赤の細かい点々が出る「吹掛紋」と呼ばれるやつ。これは、割と早く咲きました。
もう1つが、なかなか咲かず、どんな花かなとやきもきしていたのですが、今朝、ようやく1輪、咲きました。
曜白の赤紫の花。あまり変てこではありません。
藤田さんに報告したら、「葉っぱも愛でてやってください」というお返事。
そう、この朝顔は葉っぱが変なのですよ。きちんと広がらずに、捩ったような感じでグニャグニャと伸びている(バックの広い葉はゴーヤです)。
勝手に「悪魔の指」などと呼んでいたら、藤田さんに「雨龍葉」というのだと教えていただきました。
「うりゅうよう」と読むのでしょうね(森下註:「あまりょうば」だそうです。ふじたまさんのコメントを参照ください)。葉っぱを龍の爪に見立てたものらしい。
で、ちょっと変化朝顔のことを調べてみたら、これがまた奥の深い世界!
江戸時代から愛好家たちがさまざまな新種をつくり続けているようですが、しかし、日本人の園芸に対する情熱は凄いもんですねぇ。びっくりしました。
いいものを見させていただきました。ありがとうございます。
もうひとつ、つぼみが育っていますので、そちらの花も楽しみにします。風車っぽくなるとうれしいなぁ。