子どもの頃、川は生活の場でもありました。
近所の女性が集まって洗濯をしていたことを覚えています。固形せっけんを使っていたのでしょうか、洗剤で水を汚すということもなかったんでしょうね。岸のそこここに陣取ってよもやま話をしながらの洗濯。にぎやかでした。
野菜の泥を落とすこともあったように思います。
我が家では牛を飼っていたので、お祖父さんが牛を川へ連れていって、洗ってやることも。農機具も川で洗っていましたね。
大量の水を要する洗い物は近所の小川で、という認識があったように思います。誰もが使える重宝な場所でした。
時代が進むともともに、そんなことも忘れられていったのですが、今朝は、昔の川の使い方を思い出す作業をしました。
畑で使ったビニールシートを、近所の野川に持っていって洗ったのです。
ごらんのように浅瀬ですから、こういう作業にはもってこい。
土ぼこりをブラシでこすり落とすだけですから、環境汚染にはならないと思います。
自宅の風呂場で洗ったこともありますが、それよりはずっと具合がいい。
それに何より気持ちがいいんですよね~。初夏の陽気のもと、川の流れとたわむれる時間。
自分の住んでいるところを喜ばしく思いました。
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