で、今日は梅木窪分園を歩いてみました。
ここはゴルフ場に隣接した狭い尾根と深い谷から成っていて、吊り橋もあります。公園というより、ほとんど険しい山道という風情。歩く楽しみもひとしおです。
尾根の一画で素晴らしいオカトラノオの花と出会いました。大きく咲いて、ハナバチやハムシなどが寄ってきています。
横に払ったような花の形を虎の尾に見立てての命名だそうです。しなやかで勁い、確かに虎のようです。
花の下に大きく見えているのは、ヤマノイモの葉っぱでしょうか。オカトラノオの葉は細長い形をしています。
夕方の短時間だったので、今日は梅木窪分園の全体を歩くことができませんでした。
小山田緑地には他にも大久保分園、山中分園があり、見どころいっぱいです。また出かけなくては。
夕方は町田市北部にある小山田緑地まで出かけて部活(ポッカール&ウオーキング)に励みました。
家からバイクで30分くらい。距離にして17キロほどのところにあります。生田緑地や桜ヶ丘公園などと同じく、多摩丘陵の自然を生かした緑地公園。
ここの公園がおもしろいのは、稜線部がなだらかな草地になっているところ。まるでゲレンデのような斜面が広がり、ポッカールを転がすにはもってこいです。
この草地は、説明によれば――
- 12世紀頃の「小山田の牧」という馬の牧場のひとつといわれており、窪地全体がその遺構と考えられている。
12世紀といえば、平安時代末期から鎌倉幕府初期にかけてですよね。
武士が関東で勢力をふるい始めたころの遺跡を楽しめるとは。なんとも贅沢なことだと思いました。
学生の頃、一時、相撲部屋の近くに住んでいたことがあるのですが、女性が部屋の前の道を通ると冷やかしの声をかけたりして、お相撲さんたちは決してお行儀が良いとはいえないなという印象を持ちました。若い男性が集団生活をしていればどんなふうになるか、まあ、想像はつきます。
それを躾ける親方やおかみさんの苦労はひとしおでしょう。まして、親方自身、そのような中から育ち、年輪を重ねてきたわけですから。
賭博行為も、生活のアクセント程度のものなら誰しも経験はあるでしょう。家族や仲間うちのマージャンや花札でもお金のやりとりをすることはあります。
しかし、今回の問題は暴力団の資金源となる野球賭博ですから、ことが重大です。処分や対応策はこの件が中心になるでしょう。
気になるのは、これが一部の不心得者の行為であるのかどうか。力士の間に野球賭博がどこまで広まっているのか、徹底的な調査が必要とされます。
個人的な印象でいえば、今の相撲協会はすっかり組織替えして出直した方がいいような気がしています。伝統の中の良いものだけを残し、海外勢の意見も聞いて、新たな相撲像、力士像を打ち立てる時期に来ているのかもしれません。
写真は、雨の野川を泳ぐカルガモのお母さんと子どもたち。元気に育ってほしいものです。
さすがにこれは立体写真にするのは無理でした。